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【10問10答】クレディ・スイス証券/セールス/入社2年目/ステラ・フー

〈Profile〉
ステラ・フー
クレディ・スイス証券株式会社 ソリューション本部 ホールセール営業部 セールス。
日・英・中トライリンガル。2017年12月 Bryn Mawr College経済学部Summa Cum Laude + Honors in Economicsで卒業。2015年8月-2016年8月 交換留学生として慶應義塾大学経済学部に在籍。2017年7月株式本部で6週間のサマーインターンを経て、2018年3月クレディ・スイスに新卒入社。入社後、株式調査部、株式本部、ソリューション本部でローテーションを経験し、8月よりソリューション本部ホールセール営業部に配属。現在、主に大手証券会社向けの金利・為替・クレジット・エクイティ系仕組債を中心とした営業に従事。

 

Q.1 所属部門の紹介をお願いします。担当業務、職制/職階と各役職の職務内容はどのようなものでしょうか。

ソリューション本部 ホールセール営業部に所属しています。

ソリューション本部では国債・スワップ等の金利商品(フロー・ビジネス)や、証券化商品およびデリバティブ商品(ノンフロー・ビジネス)を提供しています。その中で、私が所属しているホールセール営業部は、株・金利・為替・クレジット・コモディティ系のデリバティブが含まれている仕組債を証券会社やプライベート・バンクに販売し、それらのチャンネルを通じて当社の商品を個人から法人まで多岐にわたる投資家に提供しています。

ノンフロー・ビジネスにおいては、セールス、ストラクチャリング、トレーディングという三つの職種に分かれています。

セールスはお客様の相場観・リスク選好に見合った商品をご案内し、それと同時にお客様のニーズをストラクチャリングと共有し、プライシングや商品の設計の相談をします。ストラクチャリングはセールスやトレーダーの情報に基づき、様々な商品を設計・プライシングし、また社内のインフラを整えます。トレーディングはお客様に提供する商品のソーシングや、商品に含まれるデリバティブのリスクマネジメントを行います。

Q.2 部門やチームのカルチャーをひと言で表現するとどのようなものでしょうか。

「違い」だと思います。ここで言う違いは、英語の“diversity”(多様性)ではなく、人それぞれの違いを指しています。

私が所属するチームのセールス達は、バックグラウンド、性格、仕事のやり方、価値観、長所も短所も異なりますが、チームのカルチャーは「みんなが違うから仕事で衝突する」或いは「誰かのやり方に統一しなくてはならない」というものではなく、「違うからこそチームが様々な仕事に対応できる」と感じます。

セールスという仕事は、人としての要素が大きく、お客様との相性が出てきますが、それぞれが違うことにより、様々なお客様に対応することが出来ています。実際、お客様の性格や特徴に合いそうな人を選んで担当することがあります。

性格の違いは、社内のプロジェクトなどを進める時にも活用されています。物事を早めに進めがちの人はプロジェクトの進行を把握、プッシュする役割を担い、細かい点に注意を払うような人には詳細の確認をお願いするなど、それぞれの長所を活かしながら、チームの仕事をバランスよく進めることができます。以上から、人それぞれのバックグラウンドや性格を尊重して活かすことが我々のカルチャーだと感じます。

 

Q.3 ご所属の部門やチームについて、同業他社と比べて優れていると考えられる点をできるだけ具体的に教えてください。

一番優れているところは、組織のサイズが程よく、フラットでかつフレキシブルであることだと思います。

一般的に株系仕組債チームと金利為替クレジット系仕組債チームは分かれているところ、クレディ・スイスでは二つのチームを一つにして、少数精鋭で運営しています。

ワン・チームにすることでビジネス上のシナジーが享受でき、マーケット要因によるアセットクラス毎の収益の振れも緩和できます。これによって若手があらゆるアセットクラスの勉強ができます。また、人数が少ない分、若手でも大手のお客様を担当することができ、社内プロジェクトにおいても、自分の意見を述べ、正しいと思う方向にプロジェクトを進めることができます。

もちろん人数が少ない分仕事も増えますが、メリットはデメリットを大きく上回ると思います。

また、組織がフラットという点ですが、入社1年目の新人でありながらも、東京のヘッドだけでなく、香港にいるアジアのヘッドにも自分の考えや意見を伝える機会があり、貴重な経験になっています。

Q.4 ご所属の部門やチーム(もしくは会社全体)について、入社前の期待値を最も大きく上回ったこと、上回ることができていないことをそれぞれ教えてください。

私にとって入社前の期待を上回らなかったことが同時に、最も期待を上回ったことでした。このあと詳しく説明しますが、「ここで働く人たちは思ったより普通の人」だったということです。

学生時代、「金融業界の人はファイナンスのことなら何でも知っていて、1日15時間働いても疲れを見せない」という漠然としたイメージを持っていました。基本の金融知識さえ欠けている自分はこの業界に相応しくない人間だと思い、プレッシャーを感じていました。

しかし、入社してから分かったのが、社員の方々は大学を卒業した時点で何でも知っているのではなく、入社後地道に勉強し、仕事を通して知識や経験を積んできた人でした。そして1日15時間働いても疲れないようなスーパーマン・スーパーウーマンではなく、仕事に対する責任感と情熱で頑張っている普通の人々でした。

入社前のイメージと比較すれば、このような「普通の人々」は私の“期待”を上回ることができませんでしたが、裏を返せば、社員の方々は私が思った以上に努力している人々であり、期待を上回ったことでもあります。このギャップに励まされ、自分も努力すればこの仕事ができると思えるようになりました。

Q.5 ご担当されている業務に求められるスキルセットとマインドセットを教えてください。

必須なスキルセットは基本的な英語以外特にないと思いますが、「何もできなくてもいい」というわけではありません。

重要なのは、入社後どれぐらいの速さで必要なスキルセットを身につけられるかという学習能力だと思います。金融商品も規制も変化が激しく、その変化に応じて自分のスキルセットを随時更新できる能力が求められます。そして、チームは少数精鋭であるため、素早く先輩に追いつける能力が求められており、そのポテンシャルを重視していると思います。

マインドセットに関しては、「心が一歩引きたい時に、敢えて一歩前に進める」(Comfort Zoneから出る)ということが重要だと思います。

抽象的に聞こえるかもしれませんが、例えば、多くの人を前にしても自分の意見を恐れずに言うことだったり、お客様が取引したことのない商品を初めて提案することだったり、それらは全部自らのComfort Zoneから出ることです。容易なことではありませんが、経験を重ねることで、怖さが徐々に減っていきます。恐れずにComfort Zoneから出られるということは、他人が怯えて経験できないことを経験し、自らの成長に繋がると思います。

 

Q.6 入社してからご自身が最も成長したと思うことを理由とあわせて教えてください。

日本語です。というのは冗談で(笑)、最も成長したことは、恐れずにComfort Zoneから出ることだと思います。

入社前はどちらかというとパッシブなタイプで、一人で仕事を最後まで抱えがちでした。他人に質問をしたら迷惑だと思い、聞くことができずに自分で調べる性格でした。しかし、6週間のインターンの中で、初めて会う副会長に金融政策の話を聞きに行ったり、20年のベテラン・アナリストの前で3日前に知った株を勧めたり、Comfort Zoneから出る経験を数多くしました。

インターンが終わった際、上司に「私のどこがダメだと思いますか」と尋ねたところ(昔の私でしたらそういう質問自体も怖くて聞けなかったでしょう)、「ステラは自分一人で物事を進めがちで、自らの世界から出て周りを頼ろうとしない」と言われ、まだまだ自分はComfort Zoneに引きこもっていると気付かされました。

入社後はそのことを念頭に、意図的にComfort Zoneから出ることを繰り返し、今ではComfort Zoneから出るような場面が訪れた時、「怖い」と思うより、「大丈夫、頑張って」という思いのほうが強くなっています。

Q.7 所属する部門やチームの人の育て方で、特徴的だと思うことはありますか。

「若手に制限をさほど設けず、多少ミスするだろうと知りながらも、挑戦する自由を与える」ことだと思います。

配属されて1カ月程しか経っていない時、先輩の仕事を1週間カバーすることになりました。まだ仕事を覚えている最中だったので不安でしたが、チームの先輩は、一つ一つ指示するのではなく、主導権を全部私に預け「分からないことがあったら言ってください」という言葉だけ残してくれました。

その際、先輩方は、私が苦労しているところをただ見ていたのではなく、「これはできるでしょう」という仕事ならさほど手助けせず、「これはちょっと難しいかな」という仕事に対しても、私に基本的には任せた上で「大丈夫ですか?」という言葉をかけて見守ってくれました。今まで経験したことのない仕事がたくさんあり、忙しかったですが、入社以来一番速く成長した1週間だったと思います。

普段の仕事においても、たとえ上司が「BよりAのほうが良い」と思っていても、「Aでやってください」という指示を受けるのではなく、「ステラが良いと思うやり方を試してみてください」と言ってくれる場面が多々あります。若手に自由に与え、自ら試行錯誤を重ねることでの成長を見守るのが特徴だと思います。

Q.8 所属部門の仕事について学生からどのような人が向いているか、もしくは不向きかを問われたら何と答えますか。

強い心と、この仕事に対する強い理由・原動力がない人は難しいのかもしれません。

マーケッツ部門のフロント・オフィスでは仕事の回転が速く、プレッシャーと戦う場面も多くあります。プレッシャーに直面した時は、強い心で乗り越える必要があります。お客様や社内にプッシュバックされた時は強い心で耐えたり、仕事がうまくいかない時も強い心で速く切り替える必要があります。

「強い心」の作り方は人それぞれですが、私自身の経験からすると、何らかの強い原動力を持って仕事に臨んでいる人は、大抵強い心の持ち主であり、その仕事ぶりに目を見張るものがあります。「金融市場が大好き」、「あらゆることを勉強したい」、あるいは責任感、お金など、その思いが仕事をやり続けることの支えになるのであれば、どんなものでも構わないと思います。

大変な仕事かもしれませんが、大変だと感じないようにしてくれる精神的な支えがあれば、人よりも仕事ができるようになると思います。逆に、強い原動力のない人は挫けやすく、なかなかこの仕事を続けれらないか、やりがいを感じないのではないかと思います。

 

Q.9 あなたが今後1年以内に仕事で成し遂げたいことを最大三つまで、その理由とあわせて教えてください。

1年以内で成し遂げたいことが具体的過ぎるため、今後5年ぐらいの目標について述べさせて頂きます。

日本のみならず、アジアのストラクチャード商品(デリバティブを内包している金融商品)のビジネスに携わり、そのような商品に触れ合うことがない投資家に商品を提供することによって、投資家の相場観を反映させ、金融市場をもっと円滑にしたいと思います。

金融市場がより発達している欧米に比べ、アジアにおけるストラクチャード商品は、デリバティブ知識が不足しているため、まだまだ投資家に知られておらず、或いは知らないがゆえに手を出しにくい商品になっています。

しかし、デリバティブはリスクをヘッジするために設計された金融商品であり、うまく使えば、取りたくないリスクを外すことができ、投資家の好みに応じたリスク・リターンの商品を作ることや、伝統的な金融市場では入手できないような商品も作ることが可能です。

また、アジアの金融市場は成熟した欧米市場とは投資・融資ニーズが異なるため、より面白い商品を作れる可能性が高く、この発展に貢献できればと思います。

Q.10 就職活動中の学生に、人生の先輩としてメッセージをお願いします。

人生の先輩という言葉にはまだかけ離れた存在ですが、私の中で就職活動は自分の心と会話し、これからの人生をどう歩んで行きたいか深く考えるチャンスだと思います。

一度、特定の業界、職種の枠組みから離れて、「私はこれから何がしたいですか?」と自分に問いかけたら良いのではないでしょうか。ゆったりとした生活が欲しいのか、お金が欲しいのか、知識が欲しいのか、世界を自分なりに変えたいのか。

これから仕事をする、生きるインセンティブは何か、という質問に答えるプロセスが就職活動の重要な一部だと思います。その答えを軸として就職活動を行えたら、目標もはっきりしますし、面接なども容易になるかもしれません。

逆にその軸がなければ、どんな業界、会社に興味が湧いたとしても「ここに入りたい」という決定的な理由がないため、競争力も劣れば、表面的な条件だけを見て仕事を選ぶことになり、入社してから後悔するかもしれません。

就職活動をきっかけに自分の心と一回真剣に向き合ってみませんか?

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