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金融を志す全ての学生の登竜門「Share-Project」とは?〜潜入してみた〜

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はじめに

こんにちは。外資就活 外銀チームです。

今回は外資系・日系金融機関への就職を考える学生が多く参加する「学生団体 Share-Project」について迫っていきたいと思います。

前半ではShare-Projectの代表の方へのインタビュー、そして後半では実際に勉強会を見学させていただいた感想を通して、Share-Projectの魅力をお伝えしていきます。

Share-Projectとは?

Share-Projectとは、金融に関する勉強会や金融業界に広がるネットワークを利用した交流会などを開催する学生団体です。

今回はそんなShare-Projectについて、Share-Project代表の梅原さんへのインタビューや私自身が勉強会に参加して感じたことを伝えることで、Share-Projectの魅力について知ってほしいと思います。

Share-Project 代表 梅原さんへのインタビュー

質問1:ーShare-Projectはどのような目的で運営されていますか?

Share-Projectは”open academy”の理念のもとに活動を行っています。具体的には、学生の将来的な成長に繋がる勉強と交流の場を提供することを目的として活動をしています。

質問2:ーShare-Projectでは具体的にどのような活動を行われていますか?

Share-Projectでは、M&Aや資産運用など金融に関する勉強会と懇親会を年に数回開催しています。また勉強会は、一日開催のものから、1か月ほどの長期間に渡るものまで、様々です。

長期間の勉強会では、研修を受けたShare-Projectのスタッフが各グループにメンターとしてつくため、いつでも参加者の方からの相談・質問に対応できる体制が整っています。さらに多くの外資・日系の金融トップの協賛企業から、勉強会の講師や社員様を派遣していただいています。

懇親会には、過去にShare-Projectに参加した方やスタッフもいらっしゃるため、より金融業界への知識を深められる充実した機会を設けております。

質問3:ーShare-Projectに参加することにはどのような魅力があるとお考えですか?

Share-Projectには主に3つの魅力があると考えています。

1つ目は、現役で働いている社員様と関わる機会が多くあることです。各勉強会には協賛していただいている企業さんから多くの社員の方を派遣していただいております。そのため、詳しい現場のお話を聞くことや、直接フィードバックをいただくことができます。業界理解や自身のレベルアップに繋がると思います。

2つ目は、より実践に近い形で学べることです。Share-Projectの勉強会では、知識を身に着けるだけでなく、アウトプットの場を提供しています。特にM&A CourseやAsset Management Courseでは約1か月ほどの活動の間、毎週発表を行います。そこでは、実際に社員の方からフィードバックをいただくことができ、より実務やインターンシップに近いかたちで学ぶことができます。

3つ目は、人脈を広げられることです。Share-Projectの企画では長期間のグループ活動を行うため、自分と同じ業界を志望する学生と親しくなることができます。就職活動において、情報はとても重要になるため、同じ方向をみている学生と仲良くなることは大きなメリットだと言えます。

ー例年どのような学生が参加していますか?

勉強会の性質上、金融志望の学生さんが多いです。しかし、これから金融について学びたいという人も受け入れており、事前に知識を豊富に有している必要はありません。そのため、Share-Projectにおいては、学部などを気にすることなく、多くの学生の方に参加していただきたいと考えています。

実際に見学してみて

今回は、実際にShare-Projectさんが主催するM&A Courseにお邪魔させていただきました。そこで感じたことを共有するので、Share-Projectさんについてより深く知ってもらえたらと思います。

M&A Courseとは

まず、今回私が見学させていただいたM&A Courseについて説明します。M&ACourseは約6週間という長期間で開催されるShare-Projectの中でも目玉の企画となります。

M&A Courseは投資銀行部門(以下IBD)のジョブを実際に経験・練習することができる勉強会となっています。具体的にはM&Aにおける被買収企業の選定の方法、資金調達、バリュエーションなどの講義、また最後にはプレゼンテーション形式でM&A提案を行うといった内容になっています。

各会では、実際にIBDで働く社員の方から、M&Aを行うにあたって必要となる知識をレクチャーしていただきます。IBDの業務理解にもつながる勉強会となっています。

特に最終日に行うM&A提案では、IBDの社員の方に直接フィードバックを貰う事ができ、より実践に近い練習ができる場だと言えます。

今回私が見学させていただいたのは、まさにM&A提案の最終発表の場でした。

緊張感ある発表風景

現役の社員さんの前で6週間の成果を見せる発表であるため、どの発表班にもかなりの緊張感が漂っていました。

発表内容は、被買収企業を選定した背景、被買収企業のバリュエーション、資金調達、買収後の影響といったものです。各班、これまでの勉強会を通して学んだことを最大限に発揮して発表に望んでいることがひしひしと伝わってきました。

特に、バリュエーションや資金調達などは、各班細かい計算まで実践して行われていました。参加者の多くの人が学部3年生(修士1年生)の6月という時期に高いレベルの知識を有していることにとても驚かされました。

時には社員の方からの鋭い質問も

プレゼンテーションが終わるとIBDで働く社員の方から鋭い質疑応答が行われました。

質問は、なぜその企業を選んだのかといった選定理由を問うものや買収後の財務的な数値の変化に関するもの、そして買収後の企業統合の可能性に関するものなど多岐にわたりました。

時には答えることが難しい質問に、発表者が苦心しながら回答する姿も見られました。IBDのジョブの最終日に行われるプレゼンテーションのような雰囲気を味わえる瞬間でした。

私が感じたShare-Projectの企画に参加する良さ

Share-Projectに参加する魅力は大きく2つあると筆者の私は感じました。

1. 必要な知識をきちんと学び、実践できる

Share-Projectでは、実際に働く社員の方に来ていただき、勉強会を行っています。そのため、実務で必要とされる知識を得ることができるといえます。今回のM&A Courseでは、特に資金調達や財務分析に関する知識を深められるように感じました。

さらに、M&Aの提案などといったアウトプットができる場所も確保されているため、学んだ知識をより洗練されたものにできる環境であると感じました。

2.多くの人と関わることができる

M&A Courseでは5人のグループでM&A提案を行います。実際のIBDのジョブにおいてもグループで活動し、プレゼンテーションを行うことが多いです。大学でもグループワークなどを経験することはあると思いますが、ジョブでは多くの場合、初めてあった人と数日間を通して協力して活動することになります。

そのため、自分と異なるバックボーンを持った人と関わり、グループワークをするという本番と同じ経験を積むことはとてもためになると思います。また、同じ講座に参加する人は自分自身と同じ業界や企業を志望している場合が多いため、就活の情報を共有できる存在にもなると思います。

また、交流できるのは学生に限りません。6週間、それぞれ違った企業での勉強会となるため、様々な社員の方の話を聞き、金融知識だけでなく、IBDや投資銀行全体、引いては金融業界全般に対する理解を深める助けとなるでしょう。また、実際にIBDで働く社員さんのプライベートや就活当時のエピソードなどついて聞けるということも、魅力なのではないでしょうか。このように、Share-Projectの勉強会は、様々な魅力に溢れていることがわかりました。では、今後開催される勉強会について見ていきたいと思います。興味を持った方はぜひ一度参加してみることをオススメします。

ーShare-Projectの今後の企画

勉強会(秋開催)

Share 101
2022卒、2023卒を対象とした勉強会になります。
早い段階から金融業界を知りたい、知識を身に付けたいと考えている学生の方向けの勉強会です。
Intro、Markets、Investment Bankingの3つのClassから成り立っており、それぞれのClassにご自由に応募いただけます。Asset Management Course
資産運用業界の多くの企業にご協賛いただき開催される、約1か月間に渡るアセット・マネジメントの勉強会になります。最終課題では、ファンドの組成を行い、複数社の社員の方からフィードバックをいただくことで、貴重な機会を経験することができます。Global Markets Course
マーケッツ部門専門の勉強会です。近年、注目されているマーケッツ部門について外資系投資銀行の社員の方から詳しく教えていただけます。

ーShare-Project新スタッフ募集について

本年度、Share-Projectは11月を目途に新スタッフの募集を行います。スタッフは、採用後に多くの研修を受けます。そのため、社会で必要とされるビジネスマナーだけでなく、金融業界をはじめ、各業界に散らばる優秀なOBOGとの人脈、投資銀行をはじめとした金融業界で必要となる様々な知識や技能も獲得することができます。興味のある方はぜひ応募してみてください。

まとめ

今回の記事では、Share-Projectの魅力に迫りました。就職活動も本格化し始める中で、ライバルとの差をつけるためにも、Share-Projectの勉強会に参加することで、レベルアップを図ってみてください。座学では得られない学びを得るためにも、前向きに参加を検討してみましょう。

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