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経営共創基盤(IGPI)のインターンに参加する5つのポイント
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
今回は経営コンサルティング・財務アドバイザリー・投資業務と、多岐にわたる業務が特徴のコンサルティングファームである経営共創基盤のインターン選考の対策について、以下の5つのポイントからお伝えします。
・筆記試験:内容は比較的簡単なので、高得点を狙おう
・グループディスカッション(GD):発言するタイミングには注意しよう
・ケース面接:ケース対策+志望理由作りを入念にしよう
・インターンシップ:粘り強さをアピールしよう
・最終面接:ケース面接と一般面接両方の対策を手厚くしよう
経営共創基盤は以前の産業再生機構の中心メンバーによって創立され、法律、会計、コンサルなど様々な分野におけるバックグラウンドを持つスペシャリストが集結しているという点が特徴です。コンサルに興味がある人はもちろんのこと、会計や事業投資に興味がある人も是非受けることをおすすめします。
2020卒経営共創基盤(IGPI)の秋インターンの募集要項
2020卒の経営共創基盤(IGPI)の秋インターンの募集要項は以下の通りです。
WEB締切日時:2018年9月25日 11:00締切
インターン開催日:第1回開催日 2018年11月14日〜11月19日
第2回開催日 2018年12月7日〜12月12日
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経営共創基盤(IGPI)の選考フロー
経営共創基盤の選考フローは以上の図の通りです。
ここから各選考フローについて詳しく解説したいと思います。
筆記試験:内容は比較的簡単なので、高得点を狙おう
対策方法:数的処理、TOEICレベルの読解、GMAT
時間:60分
設問構成:最初計算問題数問から始まり、数学問題とすすみ、一番最後に英語の長文読解
合格ボーダー:明らかにはされていないが比較的平易であるため、高得点を取ることが求められると考えられる
問題の難易度についてはそこまで高いとは言えませんが、時間が無くスピーディーにこなしていく必要があります。なので、参考書などで問題演習を行う時は常に時間を気にしておきましょう。難易度が高くないからと言って対策をしないで挑むと、落ちるということも考えられます。
・そこまで難しくないため、どこで差別化できるかわからない。
・ケアレスミスは命取りだと思う。
・英語が苦手な場合はTOEICで対策するとよい。
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グループディスカッション(GD):発言するタイミングには注意しよう
(冬インターン)
・スターバックスの新作を考え、売り上げを考察せよ
(春インターン)
・家電メーカーの新しい掃除用品を考え、売り上げを考察せよ
グループディスカッションではまず1チーム5-6人のチームに分けられます。そのあとお題が与えられ、チームでディスカッションを行います。通常のグループディスカッションのイメージといえば、各チームに1人社員さんがつきますが、経営共創基盤ではだいたい部屋にいる6-8チームに対して3-4人の社員さんが部屋を巡回します。
つまり、常に社員さんが自分の発言を聞いているとは限りません。なので、社員さんが自分のチームの近くに来たときに、効果的な発言をすることが重要になります。また、どれだけ考えが煮詰まっていなかったとしても、計算まで必ず一通り終わらせてください。
また、ディスカッション終了後はプレゼンを行います。全てのチームが行うのではなく、選ばれたチームのみが発表し、選ばれなかった場合はオーディエンスとなります。発表に選ばれたからといって有利・不利は特にないようですが、下記にそれぞれの場合の留意点をまとめました。
発表する場合
1人で発表するか全員で分担するかは自由ですが、やはりアピールをするのであれば発表に加わったほうがよいと思われます。ポイントとしては、発表後に質疑応答の時間があるので、その際に積極的に答えていると加点要素になるようです。ただし、でしゃばって闇雲に答えるのではなく、いつでも答える準備をしておき、チャンスがあれば遠慮せずに発言しましょう。そのためにも、ディスカッションをしながら、質問されそうな点や自分たちの弱点を少しでも考えておくといいでしょう。
発表を聞く場合
姿勢よく聞くことはもちろん、後に質疑応答の時間があるので疑問点を探しながら聞くことが大事です。最低でも2つ、願わくばそれよりも多く質問を考えておくといいです。また、これはある場合とない場合があるのですが、時間の余り具合によっては最後に相手のプレゼンを聞いた感想を1人ずつ聞かれることがあります。ですので、それも念頭に置いて相手のプレゼンを聞きましょう。
・ディスカッション自体は普通だが、質疑応答では絶対的に気を抜いてはいけない。
・自信を持って発表する、聞く姿勢・話す姿勢は意識したほうが良い。
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ケース面接:ケース対策+志望理由作りを入念にしよう
時間:40-60分くらい
面接の流れ・質問内容:
(1)面接官の自己紹介(30秒)
(2)自分の自己紹介(1-2分)
(3)自己紹介の深堀および志望理由など(10-15分)
(4)フェルミ推定・ケース問題(20-25分)
(5)逆質問(5分)
フェルミ推定・ケース問題例
・一年間のビニール傘の売り上げはいくらだと思う?(フェルミ推定)
・個人経営およびチェーン店の飲食店を対象に、そのコスト構造を論じつつ適切な経営戦略を述べよ(ケース問題)
対策方法
経営共創基盤のケース面接は、非常にオーソドックスなフェルミ推定・ケース問題と一般面接の質問によって構成されています。簡単に自己紹介をした後、それに関する深掘りから始まり、なぜコンサルなのかなど志望理由について聞かれます。コンサルファームの面接では志望理由は重視されないと思っている方もいるかもしれませんが、経営共創基盤では志望理由の深掘りがされるので、しっかりと志望理由も準備しておきましょう。
フェルミ推定・ケース問題に関しては、お題が与えられてから約5分間自分で考える時間があり、その後面接官に対して発表します。最終的な計算結果の数字や施策が出ていることが望ましいですが、終わっていなかったとしてもそこまで減点対象にはならないようです。ただし、どのように考えて、どのように計算する予定であったかなどのプロセスを論理的に説明できるようにしておきましょう。面接官は、「なぜここはこの数字を置いたの?」や「なぜこの分析をしたの?」などと聞いてきます。
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インターンシップ:粘り強さをアピールしよう
人数:25人くらい(3-4人チーム、東大東工大一橋早稲田慶応などが多い、9割男子)
内容:
(1)講義
基本的なロジカルシンキング、財務の講義を受ける(2)課題の内容
テーマ:「早稲田アカデミーの新規事業を策定せよ」「サンマルクの新規事業を策定せよ」
2つのお題が発表され、半分ずつで分けられる。チームで自由に進め、最終日にCEOをはじめとする社員の方々にプレゼンする。プレゼンはパワーポイントを作成し、必ず財務諸表を作成し、スライドに載せることが求められる。最終日の発表順はランダムで決まり、発表後は質疑応答が行われる。
結果通知方法:1週間後までににメールで通知
対策方法
基本的に自由に進めることになりますが、1日に1-2回、自分のチーム担当のメンターの社員の方、およびたまに巡回しに来るプリンシパルクラスの方が、行き詰っている点や進捗状況を確認してくれます。その際、辛辣なコメントや、答えの思いつかない質問を多数飛ばされて八方塞がりになることもありますが、そんな状況でも思考を切らさず、諦めずに何かをひねり出そうする姿勢を見せることが重要です。
また、発表後の質疑応答ではかなり厳しい意見や質問も飛んできますが、ひるまずに一生懸命答える姿勢がポイントとなります。答えるのが難しいからといって放棄することなく、粘り強い姿勢をアピールしましょう。
インターンまで参加する学生は優秀な学生ばかりです。そのような中で差別化を図るためには、どのような姿勢でインターンに臨んでいるかが重要になります。最後の最後まで絶対に諦めず、粘り強くワーク・発表に臨みましょう。
最終面接:ケース面接と一般面接両方の対策を手厚くしよう
時間:60分くらい
面接の流れ・質問内容:
(1)面接官の自己紹介(30秒)
(2)自分の自己紹介(1分)
(3)自己紹介の深堀および志望理由など(25分)
(4)フェルミ推定・ケース問題(25分)
(5)逆質問(10分)
結果通知方法:
数日後から一週間後くらい。メール、電話などで通知
対策方法
インターン終了後、アンケートで「選考に進みたい」と回答した中で、成績優秀者は最終面接に呼ばれます。回数は2回で、同じ日に行われることが多いです。
面接内容としては人によって大きく変わります。具体的にはフェルミ推定・ケース問題が無く一般面接の内容だけ聞かれるなど、その逆も然りです。また、面接回数は2回の場合が多いですが人によっては1回の人もいるようです。つまり、どのパターンでも対応できるようにケース対策・一般面接の準備を両方とも行うことが重要です。インターンを通過していれば、基本的に会社側からの評価が極端に低いということは考えられません。なので、面接では会社に対しての熱意を論理的に伝えるように心掛けましょう。
内定者の情報
内定者数:年間で10-20名程度
内定者学歴:東大、慶應、一橋、早慶、海外大など
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