目次
三井物産(総合職)の年収
平均年収 | 平均年齢 | |
三井物産(全職種) | 1.213万円 | 42.4歳 |
三井物産(総合職) | 推定1,600万円~2,100万円 | ー |
三井物産(30歳時点) | 推定1,100万円 | ー |
三井物産(40歳時点) | 推定1,900万円 | ー |
三井物産(総合職)30歳時点
三井物産(総合職)40歳時点
(国税庁「平成28年度 民間給与実態統計調査」、Vorkersのデータを参考に外資就活編集部作成)
三井物産の有価証券報告書によると、三井物産の平均年収は1,213万円/平均年齢42.4歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。外資就活編集部の予測調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定1,600~2,100万円程度と予測されます。
また、30歳時点の平均年収は推定1,100万円、40歳時点の平均年収は推定1,900万円程度と予測され、エグゼクティブクラス(年収1,500万円以上/日本の全就業者のトップ1.2%以内)に到達すると思われます。
ただし、三井物産の上記の年収には、様々な手厚い福利厚生(深夜残業代、住宅補助費、海外勤務手当、退職金など)は含まれていません。これらを考慮した場合は、実質給与はハイエグゼクティブクラス(年収2,500万円以上/日本の全就業者のトップ0.2%以内)と同等の年収といえます。
▶業界内平均年収比較
(2016年度 有価証券報告書を基に外資就活編集部作成 )
「総合商社」での給与比較。上記給与は一般職も含めた全職種の平均給与の比較ではありますが、五大商社の中では5位となりました。といっても、少し少ない程度でほぼ給与水準は変わらないのが実態のようです。
また三井物産は外資系企業と比べると、自分のパフォーマンスやチーム成績によって給与が大きく上下することはありません。日本において「最も安定的に高給が得られる会社の一つ」と言えます。ただし、給与におけるボーナスが占める割合が大きい(年収の半分弱と言われている)ことと、ボーナスは業績が加味して支給されるため、その点は留意するとよいでしょう。
三井物産(総合職)の初任給
初任給: 月給25.5万円(大学卒) ※院卒:月給29.0万円
▶業界内比較
(各社採用HPを基に外資就活編集部作成 ※2019年度時点)
総合商社は初任給を各社横並びにしているため、各社ほぼ同額になります。昨年度まで五大商社の初任給は月給24.0万円で完全同額でしたが、2019年卒より三菱商事と三井物産が月給25.5万円に引き上げました。
初任給は一般的な企業と同水準の給与です。ただし、ここから毎年年収が100~150万円ずつ上昇していき、30歳になるまでには年収1,000万円台に到達します。
三井物産(総合職) の役職/年次と年収
役職名 | 年次(目安) | 給与(推定) |
役職なし | 22歳~29歳 | 450万円~1,200万円 |
マネージャー(管理職待遇) | 30歳~ | 1,200万円〜 |
課長 | 30代後半以降 | 1,900万円~ |
部長 | 40代中盤以降 | 2,300万円〜 |
(Vorkersのデータを参考に外資就活編集部作成)
(国税庁「平成28年度 民間給与実態統計調査」、Vorkersのデータを参考に外資就活編集部作成)
30歳前後まではほぼ完全な年功序列。入社6年目まではほぼ自動的に昇進・昇給。新卒時の給与は他社と差はありませんが、年々100~200万円ずつ昇給していき、30歳に到達する前には年収1000万円を超えます。実例として、1年目450万円、2年目650万円、3年目750万円、5年目で1000~1100万円位まで昇給していった社員の例もあるようです*。
7~9年目に管理職昇進試験がありますが、ほぼ全員が昇進し管理職になるようですが*、それ以降徐々に昇格速度に差がついてくるようです。年収2,000万に到達するのは、課長・部長クラスに到達する40代前後になるようです。
(*はVorkersに寄せられた社員口コミを参考に外資就活編集部作成)
三井物産(総合職)の主な福利厚生
(採用HPのデータを参考に外資就活編集部作成)
色々と手厚い制度がありますが、特に手厚いのは退職金諸制度や海外勤務手当です。また福利厚生ではありませんが、様々な人材育成制度が整っていることも魅力の一つです。
■海外勤務手当
海外勤務時は、一般的には国内で勤務した場合の給与の1.5倍~2.0倍程度が支給されます。赴任地・家族構成・職位・職責により差が出ており、先進国では1.5倍程度、新興国では2.0倍程度が目安になります。また海外からの帰国後の家賃補助も会社が出してくれるという手厚さがあります。そのため、生涯賃金は海外赴任の内容により決まる、と言っても過言ではありません。
三井物産(総合職)の年収1,000万円到達年齢、到達できる確率
到達年齢(目安) | 到達できる確率(推定) |
26~30歳 | 100% |
年功序列制度により、新卒入社した場合には遅くとも30歳になる前に確実に1,000万円を超えると推測されます。海外出張や業績・残業時間次第では、早ければ20代半ばで年収1,000万円に到達する方も出るでしょう。年収1,000万円を20代で確実に達成したい方にとっては、三井物産はベストな選択肢の一つです。
三井物産(総合職)について、更に詳しく
三井物産や他の総合商社についてさらに研究したい方は、こちらも是非参考にしてみてください。
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