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2018卒の実績から見る総合商社のインターン内容と実態

こんにちは、 外資就活 商社チームです。

いよいよ日系大手企業の本選考まで半年程度となりました。ご存知の方も多いように、3月の情報解禁以降に初めて企業と学生が接する訳ではありません。

実態としては年明けから随時始まる就活関連イベントなどを通じて企業と学生の接点は始まっているのです。

特にインターンはその代表的な例であり、ただ接点を作るだけでなく、早期選考ルートや、面談やOB訪問と称した評価対象の面接を6月以前から行っている事実が存在しています。

今回はそんな総合商社のインターンについて2018年卒の選考から内容と実態を見ていきたいと思います。

インターンルートの内定者の割合は15%程度

日系企業の中でもトップクラスの人気を誇る総合商社業界ではインターンによる特別ルートはどのようになっているのでしょうか。

商社チームに所属する総合商社の内定者の話によれば、全体の内定者のうち、多くても15%程度しかインターンルートはいない(※)という話です。
(※ 三菱商事、住友商事については、明確なインターンルートがほぼ報告されていない。学生には知らされずに加点要素となっている可能性が高いと思われる。)

総合商社の総合職内定者が平均で120人程度とすれば、約20人が優遇ルートであると推測出来ます。インターンから内定を獲得しても全員が来るわけではないため、実際にはその倍程度の人数(40人程度)がインターンルートで内定を獲得していると思われます。

インターン参加は本選考以上に難しい

インターン参加倍率に関しては、約5,000~6,000人程度がインターンに応募、またインターンは複数回開催されている場合があること、この時期からインターンに挑戦する学生のレベルが相対的に高いことからも、インターンルートの倍率は本選考以上であることが推測されます(本選考は10,000人~20,000程度から約100人が内定)。

しかし、インターンに参加したからといって内定が確実に出るというわけではありません。

インターンルートを突破した三井物産内定者の話の中に「インターンルートに乗った後でも企業とのマッチングと言った定性的な評価もしっかりされていると感じた」ということが挙がったことからも、インターンと本選考を分けて捉えている企業もあるようです。

商社インターンのパターン分類

過年度の商社インターンでは以下のような内容がありました。

・新規事業立案タイプ
・既存事業推進/改善タイプ
・研修タイプ(企業訪問など)

最もオーソドックスな新規事業立案タイプ

特に新規事業立案タイプはもっとも多く、三菱商事以外の総合商社全てで行われています(三菱商事も部分的には新規事業立案タイプといえる)。

ここから、総合商社の特徴として、既存の状態からより良い方向へ変化し続けなければいけないというビジネスモデルの中で、今後の戦力である学生たちにも新規事業を作れる素養を求めていることが分かります。

現状打破的な視点が問われる既存事業推進/改善タイプ

既存事業推進/改善タイプは、企業として今後どうするべきか? を考える内容です。三菱商事では「30年後の三菱商事のあるべき姿について」というテーマが設定されていました。0から作り出す素養か今あるものをさらに伸ばす素養か、という違いはありますが、どちらも現状打破的な視点が求められていました。

実際の業務を肌で感じられる研修タイプ

研修タイプは三井物産や伊藤忠商事、丸紅で行われていた内容です。ワークに取り組むだけではなく、実際の商社業務が行われているオフィスへの見学や、企業の研修施設でインターンが行われ、インターンを疑似的な社員研修的に行っている場合もありました。

どれか一つに特化して行うのではなく、それぞれが入り混じって一つのインターンが構成されているのも、外資系企業のジョブと異なる点といえるかもしれません。

商社インターンの対策方法

三菱商事

インターン内容
人数:
50人(東大、一橋、京大、早慶、阪大、GMARCH)
内容:
・グループワーク「三菱商事の2030年のあり姿を提案」、など

三菱商事では、他の商社に比べて明確なインターンルートが報告されていない事が特徴です(ごく一部では存在)。インターンを通じて学生を評価していることは予想されますが、その結果については学生へ直接伝えず、本選考を受けてくれた場合にプラス評価として用いていると言えます。

そのような姿勢でインターンが行われているため、内容も他商社に比べると会社紹介に近いものとなっています。
前述のような理由から、どのような学生がインターンで評価されているのかを把握することは難しいですが、参加したメンターからは「商社を活かすこと」「グループで意見をまとめきること」を指摘されていました。

三井物産

インターン内容
人数:
60人程度(東大、京大、一橋、早慶、旧帝大、同志社、立命館、地方国立大)
内容:
・グループワーク「世界の未来を世界とつくる、新規事業を立案せよ」
・三井物産グループ会社訪問、トレーディングビジネス体験ワーク、など

三井物産のインターンではメインとなる新規事業立案課題だけではなく、会社訪問や講演などが含まれていることから、ワーク + 疑似社員研修という構成がなされています。

しかしながら、実際の評価の対象となるのはメインワークでの振る舞いです(一部、ワーク以外での生活や振る舞いも評価対象になっている可能性もあります)。

メインワークでは新規事業立案タイプの内容でしたが、特徴的なのはワーク内で積極性が求められている点です。インターン選考の過程でGDでも同じことが言えますが、三井物産では協調性を求めすぎて議論が停滞するよりも、強い自分の意見を持って議論を積極的に進めることが求められています。自分の中で明確な意見を常に持ち、メンバーを巻き込んでさらに良い意見へと昇華させる意識が重要です。

早期選考は、インターンの中でも一部のみが呼ばれているそうです。内定者の話によれば、ワークに加えて、生活の中で感じる人柄が社風と合うかどうかもチェックされているそうです。

早期選考は通常の面接が早くに行われています。インターンでメンターとなった社員とコンタクトを取ることは可能ですが、メンターを通じて内定が出る訳ではないため、通常の本選考の内容を踏襲した用意すべきであると言えます。

伊藤忠商事

インターン内容
人数:
50~60人程度(東大・早慶・一橋・旧帝大・外語大・MARCH)
内容:
・会社についての講義
・グループワーク「振り分けられたカンパニーの新規ビジネスの提案」
・早朝に出社して朝方勤務の体験、など

伊藤忠商事で特徴的な点は、メインワークに多くの時間を割くのではなく、会社に関する講義や座談会、懇親会などを通じた深い会社理解を学生に促している点にあります。

結果的にはインターンに参加した学生の多くが、早期選考へ呼ばれています。その早期選考では、強い入社意思が内定を出すための条件とされていました。

そのためインターンを通じて意識すべきは、徹底的に伊藤忠商事を理解する姿勢だと考えられます。インターンに参加している段階で早期選考へ乗れる可能性がかなり高いと言えますので、早期選考で明確な志望動機を作るための時間とするべきであると言えるでしょう。

住友商事

インターン内容
人数:
50人程度(13チーム(1チーム4人))
内容:
現場見学
グループワーク「新しいビジネスを創造せよ」、など
【関連選考体験記:住友商事インターン】
住友商事 18卒 冬インターンレポート

過年度の住友商事インターンで特徴的なのは、やはりグループを作ることが応募条件となっていることです。

インターン選考の段階から、明確にチームワークを学生に求めていることが分かります。インターン中の内容も個人だけでは達成が難しい内容でした。

チームで応募という点からも、2016年実施のインターンで明確な優遇はありませんでした(わずかにチーム全体で早期選考に呼ばれたという報告あり)が、三菱商事と同様に本選考での加点要素になっていた可能性が高いと思われます。

2017年以降ではチーム応募形式は取りやめられている点から、評価方法や早期選考内容が変化している可能性がありますが、18卒の内定者の話からも「住友商事がチームワークを重視している」という話は良く聞かれるため、評価の一部を形成していると言えるでしょう。

丸紅

インターン内容
人数:
30人程度(早慶国立MARCH)
内容:
・講演、座談会
・グループワーク「新規ビジネス立案」、など

丸紅は他商社と同程度の応募数がありますが、相対的に参加出来る学生の数が少なく、より狭き門となっています。

丸紅については、伊藤忠商事と同様に、インターンに参加することが早期選考の条件となっているようです。

早期選考の具体的内容は、学生に付いたリクルーターとの面談です。丸紅は、三菱商事や三井物産と言った相対的に人気な同業他社に学生が流れてしまうことを恐れているため、リクルーターに対しては強い入社意思を示すべきだと言えます。

インターン中も座談会や現場見学が用意されているため、グループワークで高いアウトプットを出すことだけに集中するだけでなく、インターン中の全てを今後の早期選考で伝える志望動機の材料とする意識が重要です。

総合商社のインターンはワークが全てではない。最も有効な志望動機獲得の場である。

総合商社のインターンでは、トップ外資系企業と異なり、グループワーク以外のプログラムが用意されていることが大きな特徴です。

インターン参加中は、総合商社の志望動機を確立させるための場とするべきであると言えます。実際に、早期選考へ呼ばれなかったながらも、インターンで固めた志望動機を本選考で伝え、無事に内定を取った学生もいます。抽象的になりがちな総合商社の志望動機を、インターンを通じて説得力を高めることは、インターン先以外の総合商社を受ける上でも大変有効であると感じます。

すなわち(三井物産を除いて)インターンに参加する事が早期選考への切符となっていることが分かります。

インターンに参加するためには以下のコラムを参考にしてください。

1人の総合商社内定者としても、是非インターン参加を通じて総合商社を体感して頂き、総合商社を候補の一つとして加えて頂ければ幸いです。

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