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理系院生が真似したくなる「優秀な」文系就活生2つの特徴

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文系・理系就活の違い

文系学生と理系学生の就活の違いについては色々と言われていますが、それぞれに強みがあります。
文系学生の多くはスケジュールに余裕があり、学業やサークル・アルバイトに打ち込むかたわら、就活にもかなりの時間を割くことができます。一方で理系学生は忙しいながらも、高い専門性を活かした就職活動が可能でしょう。
まず、理系学生の皆様に知っておいてほしい就活の仕方については、以下の記事で紹介しています。ぜひご参照ください。

ここでは自分の研究分野に関する興味・知識しか持たない世間知らず理系就活生から見た文系就活生の特徴を書きたいと思います。

注:あくまで、“これまで研究ばかりしていて就活を始めたばかりの理系学生”が受けた衝撃のお話です。優秀な理系学生の皆さまごめんなさい。

1.就活開始時期が早く、情報に対する感度が高い

まず始めに、理系学生とは比べ物にならないほど意欲的に就職活動に取り組んでいる学生が多く、貪欲に情報収集を行っていることに衝撃を受けました。

私は大学院1年の7月頃に就活を始めたのですが、それでも研究室の中では一番早かったのではないでしょうか。

「まあ早めに動いておいて損はないだろうな」くらいのつもりでセミナーに参加したところ、文系の学部3年生どころか、2年生がざらにいてビビりました。

就活セミナーってそんな早くから参加できるんですか。意欲的な方々はやはり違います。「就活に早すぎるなんてことはない」という言葉の意味を初めて理解しました。

また、とあるセミナーで出会った文系の方々と就活中に情報交換を兼ねて飲んだことがありました。

お互いに就活の進捗度合や選考情報を報告し合っていると、ある学生さんは私たちの会話に名前が出てきた企業を片っ端からメモしていました。

彼曰く、選考の練習にもなるから、できるだけ多くの企業を(誰もが知る大手企業以外でも)受けたいとのことでした。

実際に、この彼はかなり幅広く就職活動をしており、12月上旬に開かれたこの飲み会の時点で既に内定を1つ確保していたのが印象的でした。
「まあ、最近は就活ばかりで大学に全然行ってないんだけどね」とのことでしたが(笑)。
人によると思いますが、時間的に融通がきくため、就活に全力投球できるのも文系学生の強いところかもしれません。

学生同士の情報交換は、インターンや選考の場以外にも、就活サイトのコミュニティなどでも行われています。有益な情報が得られることもあるので、ぜひ見てみてください。

※25卒向けおすすめコミュニティ一覧はこちら

ちなみに、理系の少し残念な部分を楽しく描いているのがこちら。↓

2.圧倒的な「知識量」と「議論の場数」

就活セミナーや選考等に参加すると、皆当然のように「フェルミ推定」「MECE (ミーシー)」「ブレスト」のようなワードを発しています。

正直、当初は一切意味が分かりませんでした。そもそも何故みんな知っていたんだろうか。

答えは簡単で、私がたまーにひょっこりセミナーに参加するのとは違い、意欲的な文系学生はきちんと「就活のために必要な知識を知ろうとする」「人と議論をする」という意味で場数を踏んでいたためです。

特にコンサルティングファームに多いのですが、難関企業の面接はただ一般的な質問に答えればよいだけではなく、面接官から正解のない問題を出題されてその場で考え、自分なりのロジックをもって結論を導くという試験が課されることがあります。

論理的思考能力を試されるわけです。「理系学生って論理的思考力高いのでは?」と思われがちですが、最初にフェルミ推定を知ったときにとても違和感を覚えました。

例えば、「日本にコーヒーカップはいくつありますか?」という問題を解く際に、フェルミ推定の考え方によればまず初めに「日本の人口は○○人と仮定して、コーヒーカップとは●●な食器だと定義すると…」等と始まります。

ここで、
「やばい、日本の人口って1億2千何百万人だっけ?正確に覚えてない!」
「え?”定義すると”ってなに、自分で決めていいの?」
などと感じてしまう方は理系的な物の考え方をしているのではないでしょうか。

理系学生は確かに論理的に考えて研究を行っているのですが、仮説は立てても定義・仮定をすることにあまり慣れていません。

そもそも定義は大学院程度ですと、疑うべくもない科学的データです。また、理系の研究では仮説に基づいて実験やシミュレーションを行い、その結果が仮説を裏づけることができないネガティブなデータであったとしてもそれはそれで考察し、結論を出します。要するに、どのような場合でも必ず出てきた結果・事実をもとに考えるわけです。

従って、初めに自ら前提条件を定義することに少なからず違和感を感じるのだと思います。

しかし、就活は真剣勝負の場であり、違和感を感じると言っていられません。
フェルミ推定やケース面接を1から論理的に組み立てることは、就活中や入社後にも求められるスキルであり、身につけておくに越したことはありません。理系文系関わらず、フェルミ推定ってよくわからない…という方はこちらから入ってみるとよいでしょう。


東大生が著したこちらの本は、とても読みやすいです。

このような考え方が、グループディスカッションや面接で、自分の知識・経験に頼るだけでは答えを導けないような質問をされた際に、必ず必要になってきます。

理系就活にも文系就活生の強みを取り入れよう

私が感じた文系就活生の大きな特徴として、大変意欲的に就活していること人と議論する際の論理的思考法が身に付いていることの2点を挙げました。

この記事を書いてみて改めて感じるのですが、この2点を持ち合わせている文系学生は就活に強いです。

実際に、就活中に出会ってこの人はすごいな、優秀だなと感じる文系学生さんはこのようなタイプの方々でした。

ここに挙げた内容以外にも、文系学生は理系学生にはない強みを数多く持っていると思います。

結局は、どちらの強みも持ち合わせているのが一番望ましいです。

今後の就職活動で自分と違ったタイプの優秀な学生を見かけたら、その強みを盗むつもりで色々とお話してみると新たな発見があるのではないでしょうか。

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