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あなたはコンサルティング会社(ファーム)とはどのような企業であるか、そしてどのような仕事を行っているか知っていますか?
コンサルタントは職種として人気があるだけでなく、外資、日系問わずに就職先企業としても特に人気があります。
しかし、人気がある職種であることとは裏腹に、コンサルタント職がどのような仕事なのかは意外と知られていません。
この記事ではコンサルタント職の仕事内容の解説はもちろん、人気だけでなく給与や働きやすさなどでも上位にランキングされる優れたコンサルティングファームを紹介します。
是非あなたのコンサルティングファームへの就職への参考にして下さると幸甚です。
そもそもコンサルタントとは?
様々なコンサルタント職があります
コンサルタントの仕事を端的に説明すると、「依頼主であるクライアント企業を支援すること」です。
経営面でクライアント企業の会計や人事などの提案や助言を行うだけでなく、業務面でも業務課題を洗い出して解決に向かうように実務の面でもサポートを行う、それに付随する業務は全てコンサルタントの仕事だとも言えます。
コンサルタントといえば「経営コンサルタント」や、「総合コンサルタント」をイメージする人も多いでしょうが、扱う業種、業界も様々であるため、特定の業種、業務に特化したコンサルタント企業(ファーム)もあります。
その他コンサルタント職については以下のコラム記事を参照ください。
外資と日系でどう違うのか?
コンサルティングファームは外資企業だけではなく日系企業も存在しますが、企業文化が違うのはもちろん、外資系と日系の企業とでは勤務時間や給与形態など待遇も違います。
外資系のコンサルティングファームの特徴は、どの企業も大規模なコンサルティングファームであり、大規模な案件に携わるチャンスも多いことが特徴です。
ただし、仕事の成果と給与や処遇に直結しているため、退職する人も多いです。
日系のコンサルティングファームは外資系コンサルティングファームに比べると給与は少ないですが(それでも日系の一般企業よりは高収入です)、勤務日数やコアタイムが決まっていることも多いため、休暇取得においては外資系と比べると自由度も低いですが、外資よりは給与も処遇も比較的安定しています。
どちらが良い悪いではなく、双方に特徴があり、メリットとデメリットがあります。
コンサルタントとしての就職
ここでは新卒でコンサルタントとして就職する、コンサルティングファームの内定を得るにはどうすればよいのかを解説します。
新卒採用として内定を得るには?
コンサルタントとして就職する、内定を得るためには必ず取得しておかねばならない資格などはありません。
ですが、依頼主であるクライアント企業を支援する、課題を解決することがコンサルタントの主な業務なため、選考時にはあなたに問題解決能力あるかどうかは必ずチェックされるでしょう。
問題解決能力という一言では分かりにくいですが、それを形作る要素の一つに論理的思考(ロジカルシンキング)があります。
求められる人物像はどんな人か?
コンサルタントには前述のような知識やスキル以外にも求められる、特にクライアントから一緒に仕事を行うパートナーとして求められがちな人物像があります。
一言で言うと、信用、信頼できる人物です。
以下のコラム記事にある人物像はコンサルタントとしての仕事の質を上げるだけでなく、クライアントから信用、信頼を得やすい人物像でもあるとも言えます。
是非、意識しておいて下さい。
選考ステップについて
これまでに説明した能力や人物像を意識しておけばコンサルタントとして内定を得やすいことは間違いありません。
その上で選考ステップを知れば更に内定に近づくでしょう。
コンサルタントは以下のような選考ステップを経て選抜されます。
(もちろん企業によって選考ステップの内容や順番も変わります。以下は一般的な選考ステップの一例です。)
1.ES/筆記・ケース面接等の選考
先ずはES(エントリーシート)を提出し、通過することが最初の条件となります。
次に筆記試験ですが、最近ではWEBテストで行われることが多く、コンサルティングファームのWEBテストはボーダーが高く設定されているので多くの学生がこのステップで落とされてしまいます。
最後にケース面接です。
ケース面接は短い時間の中で計算を行ったり自分なりの考えをまとめたりする瞬発的な思考力が求められるので、実戦経験を積んでいくことが一番の近道と言えます。
2.インターン(ジョブ)参加
ES/筆記・ケース面接を通過した後は、コンサルティングファームのインターン(ジョブ)に参加することになります。
コンサルティングファームのインターンでは、主にプロジェクトを体験するグループワークを行います。
チームを組んで与えられた課題に対して、最終日に解決策や経営戦略のプレゼンを行います。
以下の記事にてコンサルティングの選考について、ステップごとの対策を紹介しています。
是非お読みください。
3.ジョブ後面接(FIT面接)
インターン(ジョブ)を終え、無事に審査に通過すると、最後はジョブ後面接となります。
「ジョブ後面接」とは、読んで字のごとくジョブの後に行われる面接のことです。
この面接が(各企業によって回数は異なりますが)数回行われ、全て通過すれば、晴れて内定を得ることとなります。
以下の記事にてコンサルティングのジョブ後面接について対策の極意をまとめています。
コンサルタント企業(ファーム)の紹介
ここでは外資就活に掲載されている企業で、人気だけでなく給与や働きやすさなどの面でも上位にランキングされる優れたコンサルタントファームをご紹介します。
また、外資就活に寄せられた各企業のES・体験談もあわせてご紹介しますので、合わせお読みください。
気になる企業がありましたら是非エントリーしてみましょう!
企業名 | |
---|---|
1 | マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン |
2 | アクセンチュア |
3 | デロイト トーマツ コンサルティング |
4 | PwCコンサルティング合同会社 |
5 | 野村総合研究所(NRI) |
6 | ボストン コンサルティング グループ |
7 | ゴールドマン・サックス |
8 | アビームコンサルティング |
9 | ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド |
1.マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン
■マッキンゼーでは、顧客企業や地域社会に対して価値ある変化をもたらすことのできる優秀な人材を求めています。
マッキンゼー・アンド・カンパニー 日本オフィスは、世界で最も重要なマーケットのひとつである日本において、他に類のないプロフェッショナルな個人の成長の機会を提供しています。
あなたは、コンサルタントとして、日本の主要産業のさらなる成長や、次世代産業の日々のイノベーションに携わることになります。
そして、あなたがマッキンゼー日本支社の一員になると、多くのマッキンゼーのリーダー達の思考論理に触れ、産業や経済研究活動の発展にあなた自身も大きく貢献することができます。
また、短期間で多くを学び、知性を高め、日本だけでなく多国籍なコンサルタントの多様な価値観と出会うことになるでしょう。
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンのES・体験記の一覧
2.アクセンチュア
■アクセンチュアでキャリアの第一歩を始めてみませんか?
アクセンチュアはストラテジー、コンサルティング、ソング、テクノロジー、オペレーションズの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ73万人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
3.デロイト トーマツ コンサルティング
■こんにちは、デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)です
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)はデロイトの一員として日本のコンサルティングサービスを担い、デロイトおよびデロイト トーマツ グループで有する監査・税務・法務・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリーの総合力と国際力を活かし、あらゆる組織・機能に対応したサービスとあらゆるセクターに対応したサービスで、提言と戦略立案から実行まで一貫して支援するファームです。4,000名規模のコンサルタントが、デロイトの各国現地事務所と連携して、世界中のリージョン、エリアに最適なサービスを提供できる体制を有しています。
4.PwCコンサルティング合同会社
■What's PwC Consulting?
私たちはPwC Japanグループの一員として、世界152カ国・327,000人以上のPwCグローバルネットワークを活用し、幅広い業界知見や最先端のデジタルテクノロジーといった専門性を駆使して、組織再編や業務・ITの改革など、クライアントと共に変革を実現し、有機的成長を支援する総合的なコンサルティングサービスを提供しています。
PwCではCareの価値観が重視され、互いの個性や能力を尊重しあい、柔軟に成長できる風土が根付いています。PwCグローバルと連携した教育プログラムの強化をトップマネジメントが率先して推進し、スタッフの成長を後押ししています。
今後のコンサルタントには、自らが絶えず革新して価値を高め、チームで協働し、刺激し合いながら、複雑な課題を解決することが求められます。優秀な人材に成長することで活躍のフィールドも広がるでしょう。色々な可能性が増えるなか、私たちは「それでもPwCの仲間と一緒に働きたい」と言ってもらえるファームとなれるよう切磋琢磨しています。クライアントが求める唯一無二の価値を創造し、世界を舞台に企業と経済を支えていきましょう。
5.野村総合研究所(NRI)
■野村総合研究所(NRI)
「コンサルティングサービス」と「ITソリューションサービス」の二つのサービスを民間企業・官公庁に提供しています。
インフラ・製造業・金融・流通・公共など多方面の業務ノウハウを蓄積し、経営戦略・グローバル戦略・新規事業戦略・IT・技術開発などあらゆる経営テーマに取り組んでいます。■2つの日本初から生まれ、50年間積み上げた信頼
日本初の民間系総合シンクタンクとして大阪万博の来場者予測に成功する一方で、日本初の商用コンピュータを導入するなど、未来を創りだす活動に積極的に取り組み続けてきました。その後も、時代のニーズに合わせてビジネスを変化させ続け、現在では経営戦略コンサルティングとITソリューションを軸に、官民幅広い分野の顧客へビジネスを展開しています。
6.ボストン コンサルティング グループ
■ボストン コンサルティング グループについて
BCGは、世界100拠点以上のネットワークで、ビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。今日、BCGの支援領域は、変革の推進、組織力の向上、競争優位性構築、収益改善をはじめとしてクライアントのトランスフォーメーション全般に広がっています。
日本では1966年に世界第2の拠点として東京に、2003年に名古屋、2020年には大阪、京都、2022年4月には福岡にオフィスを設立。戦略ファームNo.1の地位を築き、“日本発”でコンテンツや技術を世界に展開するグローバル案件も多数手掛けています。
BCGのグローバルで多様性に富むチームは、産業や経営トピックに関する深い専門知識と企業変革を促進する洞察を有します。これらに加え、テクノロジー、デジタルベンチャー、パーパスなどの各領域の専門組織も活用し、クライアントの経営課題に対しソリューションを提供します。経営トップから現場に至るまで、BCGならではの協働を通じてクライアント組織に大きなインパクトを生み出しています。
第一線で活躍する一流のビジネスパーソンたちとの知的格闘を心から楽しみ、プロフェッショナルとしての価値を高められるステージが、BCGにはあります。知的好奇心を持ち、難しい課題へのチャレンジを通じ、互いに切磋琢磨し、自身も成長していくことを楽しめる人が集まる場、それがBCGです。
はじめから完成されたスタイルは必要ありません。荒削りでも、これからの成長を感じさせてくれるポテンシャル、世の中を変えたいというピュアな想い、独創的で新鮮な視点を持つあなたを、私たちは求めています。
7.ゴールドマン・サックス
■会社概要
ゴールドマン・サックスは投資銀行業務、証券業務および投資運用業務を中心に、企業、金融機関、政府機関、富裕層など多岐にわたるお客様を対象に幅広い金融サービスを提供している世界有数の金融機関です。1869年に創業、ニューヨークを本拠地として、世界の主要な金融市場に拠点を擁しています。
日本においては、1974年に東京駐在員事務所を開設して以来、多様化するお客様の金融ニーズに応えるべく業務の拡充を図ってまいりました。現在は、投資銀行業務、セールス&トレーディング業務、投資業務、資産運用、不動産業務などを含む幅広い金融サービスを提供しております。
これからも、グローバルな金融機関として世界の情報をお客様にお届けするとともに、日本に根付いたローカルな企業として、日本企業の発展の一助となるべく、尽力してまいります。
8.アビームコンサルティング
■日本発、アジア発、グローバルコンサルティングファーム
アビームは、日本にヘッドクオーターを置く、日本発アジア発のグローバルコンサルティングファームです。
経済成長著しいアジアを中心として、世界114拠点に広がるグローバルネットワークを有し、日本企業の海外展開を支援し続けています。欧米流のグローバルスタンダードを単に当てはめていくのではなく、日本企業の意思を尊重しつつ、現地の価値観(文化や慣習)を重視した日本流のコンサルティングスタイルをとることが特徴です。
日本に本社があるからこそ、日本本社のコンサルタントが世界各地に飛び、現地のコンサルタントとチームを組みながらプロジェクトをリードし、新たなソリューションを生み出し提供しています。
9.ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
■ベイン・アンド・カンパニーとは
ベイン・アンド・カンパニーは、世界のビジネスリーダーが「結果」を求めるときに訪れる世界有数の経営戦略コンサルティング会社です。創業以来、国内外のフォーチュン500に名を連ねるクライアントが厳しい競争環境の中で成長し続けられるよう、最重要経営課題に対しユニーク且つ具体的な解決策を提供しています。また、企業がグローバル市場へ事業を拡大するに際し、様々な業界や経営テーマに精通しているベイン海外オフィスと協働して問題解決に取り組みます。真に進むべき道「True North(真北)」を示すことを信条とし、企業が変革を遂げることを支援します。結果として、ベインのクライアントは市場を上回る業績を実現することに繋がり、クライアント企業の株価は市場平均に対し約4倍のパフォーマンスを達成しています。ベインは1973年に創設され、現在世界40カ国に65拠点のネットワークを展開し、約18,500名を擁しています。
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッドのES・体験記の一覧
コンサルタントのES・就職活動体験談
更に外資就活ドットコムでは、過去にコンサルタント選考を受けた先輩達の体験記やES(エントリーシート)の記入例などが沢山掲載されています。
これらも合わせて読むことは、あなたのコンサルティングファームへの内定をより確実なものにする一助となるでしょう。
是非、参考にして内定を勝ち取って下さい。
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