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「就活生よ、早期に弱点を見つけ、足を動かせ!」~大学3年秋から就活を始めてトップ企業に内定するまでの動き方・選考対策術に迫る

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大学3年秋からの就活の動き方について知ろう

こんにちは、外資就活 編集部です。

秋冬のインターンや本選考の募集が公開され、夏のインターンから休む間もなく次の選考が始まっています。

そんな中、これから就職活動を始める方や、夏のインターンを納得できる結果で終われなかった方もいるかと思います。また、少しずつ日系企業の本選考が近づく中、本選考に向けてどう動くべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は、大学3年の秋から就活を始め、大手総合商社、大手広告代理店、外資戦略コンサルといったトップ企業の内定を複数獲得された19卒の方にインタビューをさせていただきました。

秋にゼロからスタートし、トップ企業の内定を獲得するまでの動き方・選考対策法は皆さんの参考になるはずです。是非ご覧ください。

Nさん(仮名)
関東の私立大学の学部生(19卒)
内定実績:大手総合商社、大手広告代理店×2、外資系戦略コンサル、大手人材系企業
インターン参加実績:メガバンク、ITベンチャー

就活を始めた秋は結果が出ず

ーー秋冬のインターンの選考が始まっていますが、Nさんは昨年の10月はどう動いていましたか。

ちょうど私が就活を始めた時期になります。3年生の9月まで留学で海外にいたので、サマーインターンは全く動けずに終わってしまいました。

そして、10月から就職活動を始めました。しかし、最初は全く結果が出ませんでした。まずは特に対策をせずインターンの選考を何社か受けましたが、ことごとく落ちてしまいました。

ーーインターンではあまり良い結果がでなかったのですね。

結論から言いますと、就職活動を始めてから短期インターンに参加できたのは秋にITベンチャー企業、冬にメガバンクの2つのみです。

多くのインターンに落ちてしまいましたが、秋から就活を始めて選考を受けていたことは間違いなく良かったです。早くから「このままではいけない」と強く思い、弱点を改善しようと努力したことが本選考の内定に繋がったのだと思います。

例えば私の場合、グループディスカッションでは一度も落ちたことがないうえ、参加したインターンではいずれも優秀な成績を修めることができました。しかし、面接で殆どの選考を落とされていたことから、面接対策に重点を置くことにしました。

インターンの選考で気付いた弱点

ーー面接の対策を行うようになったきっかけは何かあるのでしょうか。

10月に受けた、ある企業の面接がきっかけです。それまで私は、「自分を良く見せよう」と意識して面接に臨んでいました。しかしその結果、本来の自分とは違うように捉えられ、非常に悔しい思いをしました。

そして、このままではいけないと強く感じ、面接への臨み方を見直すようになりました。

ーーそこから面接への臨み方はどのように変化したのでしょうか。

大きく2つあります。

1つは、面接で”素の自分”を出すことです。自分の素を見せて、良いことだけでなく苦労も伝えるというか、一言でいうと等身大のキャラを伝えるにはどうすればいいかを意識するようになりました。

そしてもう1つ、自分が何を伝えるかだけでなく、どうすれば相手に上手く伝わるかを考えるようになりました。

これはある有名企業の内定者のお話を聞いて気付いたことです。自分が言いたいことを並べるだけでは、相手に伝わっているようで伝わっていないことが多いです。なので、伝えたいことを予め自分の頭の中で整理し、話の組み立て方を考えて面接に臨むようになりました。

ーー”素の自分”をどのような状態だと捉え、その状態で臨むためにどのような取り組みをしたのでしょうか。

私は”素の自分”を、友達と一緒にいるときの自分だと考えています。しかし、当時の面接での自分と友人と一緒にいる時の自分を比較すると、面接ではいつも緊張していて自然体とは程遠い状態でした。

そこで、どうしたら緊張せず、面接で普段の自分を出せるかを考えて色々と試しました。例えば、面接官と対面して直ぐに友達といる自分の雰囲気を出せるように、初めの挨拶の声を低くするなど、場慣れできる方法を探り続けていました。

その結果、少しずつ緊張せず自然体で面接を受けられるようになり、12月あたりから結果が出るようになりました。

10月から始めるOB・OG訪問攻略

ーー面接対策のほかに、秋から日系企業の本選考に向けて行っていたことはありますか。

10月から志望業界のOB・OG訪問を開始しています。まずは、気持ちと時間に余裕を持ちながら、月に数名ほど訪問していました。

ここでは、業界研究・企業研究を目的としていました。最初は企業のHPでIR情報などを見て研究を進めようと思っていましたが、実際に見てもよくわからなくて(笑)。会社の事業や規模感はイメージできても、具体的な仕事の回り方などがわかりませんでした。

なので、会社や業界について事前に調べ、それでもわからない部分を実際に社員の方に聞いて理解しつつ、自分に合う仕事を考えていきました。

ーーOB・OG訪問の際に意識していたことは何かあるのでしょうか。

自分も相手も楽しいと思える時間にすることです。これは面接やグループディスカッションでも意識していました。自分が社会人の立場なら、「この人と働いたら楽しいだろう」と思える人が欲しいと考え、相手にとっても有意義な時間にすることを心がけていました。

そのためには、等身大の自分で臨むことが大切だと考えています。必要以上に自分の素晴らしさを伝えるよりも、その方が親近感が湧くと思うので。ドラえもんで例えると、出来杉君よりのび太君の方が、自分に近いからこそ愛着が湧きますよね(笑)。

手ごたえを掴み始めた冬

ーー日系と外資の就活はどのように両立していたのでしょうか。特にケース面接の対策など・・・

本選考開始が12月で、対策を始めたのは11月からです。振り返ると、他の対策や選考にあまり追われていない時期に取り組んでいたことが良かったのだと思います。

インターンの選考を受けながら面接の対策を進める一方で、OB・OG訪問は月に数名程度だったので、この時期はまだ時間に余裕がありました。なので、フェルミ推定とケース面接の対策本は毎日読み、必ず問題を解いていました。

他にも、商社の内定者訪問で指導してもらうこともありました。商社の他にもコンサルの選考も受けるつもりだと話したら、ケース面接の対策をしてくださる方がいて、そういった方々とも練習を重ねました。

その結果、冬に内定を頂くことができました。しかし、日系企業が本命だったので、就活はまだ終わりにしませんでした。

ーー外資系企業の選考が終わってから、2月末まではどのように動いていたのでしょうか。

1月にコンサルティングファーム1社から内定をもらい、そこからは日系企業のインターンの選考を受ける一方で、OB・OG訪問にも本格的に力を入れ始めました。2月からはOB訪問の人数を増やし始め、それまでは月数名程度だったものを、十数名ほどに増やしました。

努力の末に勝ち取った内定

ーー3月に日系企業の本選考の情報が解禁されてからのスケジュールを教えてください。

2月の下旬に冬のインターンが終わり、3月は寝る時間が無いほど忙しかったです。説明会、エントリーシートやWebテストはもちろん、企業によってはさらに課題を提出する必要もあったり・・・。

しかも、私の場合は家が都心から離れているので、夜遅くまで用事がある日は大変でした。しかし、追い込まれた方が力が出るタイプの人間だとわかっていたので、あえてハードなスケジュールを立てていました。

また、3月以降がOB・OG訪問に最も力を入れていた時期です。この時期からは、業界・企業研究だけでなく、選考対策も目的としていました。3月は企業への理解を深めつつ、エントリーシートや課題の添削をお願いしていました。

ーーそこから内定まではどのように動いていたのでしょうか。

4月になるとリクルーター面談など、非公式の面接が始まりました(非公式ですが、もちろん選考のための面接です)。

また、私は選考の合間の時間を活用して、6月までOB・OG訪問を継続していました。本選考にエントリーした企業は5社のみでしたので、その5社に絞って重点的に行い、面接対策を進めていました。

特に、第一志望の企業のみで15人以上に訪問しています。中には同じ方に5~6回会うこともあり、何度も会う中でその企業の面接対策をブラッシュアップしていきました。

ーーOB・OG訪問を面接対策に活用するうえで、特に意識して行っていたことはあるのでしょうか。

私はPDCAを回しながら、本選考を受ける企業の社員の心に刺さる話を探っていました。

例えば、自分が面接で話そうと思っていることを実際に話して、どんな反応が返ってくるかを確かめます。そして、あまり手ごたえがなかった場合は何がいけなかったのか考え、場合によってはフィードバックを求めて改善を重ねました。

そうすることで、これまで準備してきたことが正しいか確認したうえ、話の内容を磨き上げいきました。

ーー面接対策に早くから取り組んだ事だけでなく、OB・OG訪問の活用も成功の要因なのですね。

就活を始めてから終えるまで、100人ほどの社会人の方にお会いしたことで、本番への不安が減ったうえ、自分の言葉に説得力を持たせることができ、万全な体制で本番に臨めたのだと思います。

結果として、6月に複数の志望企業から内定をいただくことができました。

就活生よ、足を動かせ

ーー最後に、就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします。

私からお伝えしたいことは2つあります。

まず、日系企業の本選考の情報が解禁される3月からは非常に忙しいので、準備は早めに済ませることを心掛けてください。秋からでも決して遅くありません。

また、インターネットの情報だけではわからないことばかりです。事実と異なる情報も出回っています。なので、就活は1人で考えるよりも足を動かして、実際に働いている方に会って、沢山お話を聞いてみてください。

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