博報堂(総合職)の年収・初任給・給与制度
2018/06/29
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目次
博報堂(総合職)の年収
平均年収 | 平均年齢 | |
博報堂(全職種) | 1,090万円 | 43.9歳 |
博報堂(総合職) | 推定1,200万円~2,000万円 | ー |
博報堂(30歳時点) | 推定800万円~1,000万円 | ー |
博報堂(40歳時点) | 推定1,200万円~1,500万円 | ー |
博報堂(総合職)30歳時点
博報堂(総合職)40歳時点
(株式会社博報堂DYホールディングス第18期有価証券報告書、OpenWorkのデータを参考に外資就活編集部作成)
博報堂の有価証券報告書によりますと、平均年収は1,090万円、平均年齢は43.9歳です。ただし、これは一般職や関連企業からの出向者も含んだ年収ですので、博報堂の総合職だけの平均年収は1,200~2,000万円と予想されます。
また、同様に、総合職だけの30歳時点の平均年収は1,000万円前後、40歳時点の平均年収は1,200~1,500万円前後と推測され、日本の上位4.3%の高収入クラス(アッパーミドルクラス)に属すると考えられます。
ただ、実際に博報堂に入社している人は、20代、30代は急激に収入が増えるものの、40代に入るとどのような役職がつくかによって給与も賞与も大きく変わるため、年収に大きく差が付く印象を持っています。40歳時点の総合職の平均年収は1,200~1,500万円と予想はされますが、実際には1,000万円未満の人や2,500万円を超えるハイエグゼクティブの人もいると考えられるでしょう。
▶業界内平均年収比較
(各社有価証券報告書より作成、※ADKに関しては2016年12月期の有価証券報告書参考 )
「3大総合広告代理店」における給与を比較しました。その他の広告代理店として、「大広」「朝日広告社」「読売広告社」がありますが、いずれも博報堂ホールディングスに属しているため、自社の独自有価証券報告書は公開していません。そのため、いずれも博報堂傘下の企業として、博報堂の平均よりは低い水準の給与体系になっていると予想されます。
博報堂(総合職)の初任給
初任給: 月給28.5万円(大学卒) ※院卒:月給28.5万円
▶業界内比較
(各社採用HPより作成 ※2019年度時点)
博報堂は年棒制ですので、月給と言う形では初任給の金額は公表されていません。博報堂の採用ホームページによりますと、初年度の年棒は342万円で、単純に12で割ると28.5万円という数字を求めることができます。ただし、賞与が年に1回(業績賞与のみ)ですので、年間に受け取る報酬額は他の総合広告代理店と同等レベルだと推測されます。
博報堂は20代などの若手の間の給与の伸び幅が大きいため、年間150~200万円昇給し、30歳到達時点では1,000万円の大台に乗る人も現れてくるようになります。
博報堂(総合職) の役職/年次と年収
役職名 | 年次(目安) | 給与(推定) |
役職なし | 22歳〜 | 342万円~700万円 |
アカウントエグゼクティブ | 25歳~ | 700万円~800万円 |
営業管理職 | 30歳〜 | 900万円〜1,000万円 |
ディレクター | 34歳〜 | 1,000万円〜1,400万円 |
マネージャー | 40歳〜 | 1,300万円〜1,500万円 |
部長 | 45歳〜 | 2,000万円~ |
(OpenWorkのデータを参考に外資就活編集部作成)
(国税庁「平成28年度 民間給与実態統計調査」、OpenWorkのデータを参考に外資就活編集部作成)
入社して3年間は残業時間年収が増えるため、仕事が忙しくなればなるほど、それに見合った報酬が得られます。そして、入社後10年ほどは、ほとんどの人が一律に報酬が増えるため、個人差が少なく、容易に1,000万円の壁を突破することができます。しかし、1,200万円を超えたあたりから報酬平均は伸び悩み、部長クラスの役員になれるかどうかで1,500万円、2,000万円の壁を突破できるかどうかが変わってきます。
若い間に早めに1,000万円を超える報酬を得たい人にとっては、博報堂は適した企業だと言えるでしょう。しかし、その後の出世や関連会社への出向など、個人によって立場にも報酬にも大きな差が生まれます。
博報堂(総合職)の主な福利厚生
(採用HPを参考に外資就活編集部作成)
博報堂は、産休を取得して職場復帰する女性が多いため、フレキシブルな働き方ができる職場であると評価できます。時短勤務を選択すると、時間当たりの給与は減りますが、15時ごろに仕事を終えることも可能です*。
また、転勤をした場合に住宅補助が支給されますが、その他の場合には住宅補助は支給されません*。
(*はOpenWorkに寄せられた社員口コミを参考に外資就活編集部作成)
博報堂(総合職)の年収1,000万円到達年齢、到達できる確率
到達年齢(目安) | 到達できる確率(推定) |
30歳~34歳 | 100% |
役職が付くかどうかに関わらず、ほとんどの人が入社10年ほどで年収1,000万円に到達することができます。長時間の残業をこなすことで、入社してすぐに1,000万円の大台に乗る社員もいますが、報酬のベース自体はほとんどの人が同程度の伸びを示しますので、残業代を除けば個人差が付きにくい企業と言えます。
年収1,200万円までは正社員なら誰でも到達できますが、それ以上の報酬は部長等のある程度の役職がついた人のみとなっています。しかしながら、誰でも年収1,200万円に到達できる企業と言うのは日本ではごく一握りの企業ですので、他社と比べると報酬面では非常に恵まれた企業と判断できるでしょう。
博報堂(総合職)について、更に詳しく
博報堂や他の広告代理店についてさらに研究したい方は、こちらも是非参考にしてみてください。
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