【就活の地雷回避 第6回】逆質問がナンセンスになる地雷 ─ 面接官に「武勇伝」を語らせる質問だけ用意する

【就活の地雷回避 第6回】逆質問がナンセンスになる地雷 ─ 面接官に「武勇伝」を語らせる質問だけ用意する

2026/03/09

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こんにちは。五大商社、大手デベロッパー(MM)、大手広告代理店(電博)から内定を獲得した慶應生の者です。

今回は、面接の最後に必ず来る「何か質問はありますか?」の時間、いわゆる逆質問について書きます。

ここ、就活生の中では「何を聞けば正解か分からない時間」になりがちですが、私の結論は真逆です。逆質問は、下手に“正解っぽい質問”をすると一気に弱くなります。

なぜかというと、多くの逆質問は面接官からすると退屈だからです。福利厚生、制度、異動、研修、評価…全部、悪い質問ではないです。でも面接官が熱を持って語れる話ではありません。結果として、その数分が「ただのQ&A」で終わり、面接がふわっと締まります。もったいない。

私が最終的に辿り着いた逆質問の使い方は一つです。

面接官に、現場の武勇伝を語らせる。修羅場の話をさせる。勝ちパターンの話をさせる。そこから「自分もその現場で戦える人間です」という匂いを残して終わる。逆質問は、そのための装置です。

私が逆質問で滑った日と、面接官の目が変わった日

就活序盤、逆質問で失敗した経験があります。面接自体は悪くなかったのに、最後の逆質問で空気が止まりました。

当時の私は「ちゃんと確認するのが賢い」と思っていて、制度や働き方の話を丁寧に聞いたんです。面接官は優しく答えてくれます。でも会話が伸びない。相手のテンションが上がらない。こちらも盛り上がらない。結果として、最後が薄いまま終わる。

その後、別の面接で、たまたま逆質問が噛み合ったことがありました。

私が聞いたのは制度ではなく、「この仕事で一番しんどかった局面って何でしたか?その時、どうやって前に進めたんですか?」という、かなり生々しい質問でした。

すると面接官の顔が変わりました。

そこから一気に、会話が“仕事”になりました。数字、関係者、意思決定、反対、修羅場、結末。話が立体になって、その人の強みや会社の空気が、質問しているこちらにも伝わってくる。

逆質問って、こういう時間だったのか、と初めて分かりました。

この体験以降、私は逆質問の目的を「情報を取りに行く」から「面接官の熱量を上げる」に切り替えました。

逆質問がナンセンスになる理由 ─ 面接官が語れない質問をしている

逆質問で事故る人の共通点はシンプルです。

面接官が語りにくい質問をしてしまっています。

制度の話は、面接官の守備範囲外なことも多いです。福利厚生は人事の領域だったり、配属や異動はケースバイケースだったりします。面接官が確実に語れるのは、自分の現場で、自分が見て、自分がやったことです。

だから逆質問は、面接官が確実に語れる領域に寄せるのが強いです。

その領域こそが、武勇伝です。

ここでいう武勇伝は、ただの自慢話ではありません。

「この会社で勝つには何が必要か」「この仕事で何が一番キツいか」「どういう瞬間に本気になるか」という、現場の設計図です。これが聞けると、あなたの志望動機や自己PRにも深みが出ます。

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