【就活の地雷回避 第12回】就活NOTEの情報に踊らされる地雷 ─ 情報は「真偽」より「使い方」で差がつく

【就活の地雷回避 第12回】就活NOTEの情報に踊らされる地雷 ─ 情報は「真偽」より「使い方」で差がつく

2026/03/09

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こんにちは。五大商社、大手デベロッパー(MM)、大手広告代理店(電博)から内定を獲得した慶應生の者です。

今回は、就活の努力を一番むなしくする地雷──就活NOTE(体験記・選考レポ・ES公開・面接質問集など)の情報に踊らされる問題を扱います。相談でもかなり多くて、本人は真面目に情報を集めています。むしろ情報感度が高い。なのに結果が出ない。手応えが増えない。やることが増えるだけで、焦りが増える。最後には「何が正解か分からない」と思考停止する。これが“踊らされる地雷”です。

結論から言うと、就活NOTEの問題は「嘘が多い」ことではありません。もちろん盛ってる話や当てにならない話もありますが、本質はそこではないです。問題は、情報を“判断の代わり”に使ってしまうことです。情報は、判断を楽にするために取るはずなのに、情報が増えるほど判断が遅くなる。この逆転が起きた瞬間から、就活は一気にしんどくなります。

私も就活序盤、まさにこれにハマりました。特に、商社・デベ・広告みたいに人気企業を狙うほど、情報の量が多いので余計にハマりやすいです。今日は、私がどうやって就活NOTEとの距離感を整えて、情報を“武器”として使える状態に戻したかを、具体的なやり方としてまとめます。

私が就活NOTEに救われた瞬間と、壊された瞬間

就活NOTEは、正しく使えば普通に役に立ちます。実際、私は何度も助けられました。面接でどんな質問が出やすいか、選考の流れがどうなっているか、ESの分量感、ケースやGDの形式。知らないより知っていた方が有利な情報はあります。

ただ、同じくらい、私は就活NOTEに壊されました。壊されたというのは大げさじゃなくて、思考が鈍っていく感覚がありました。

例えば、ある企業の面接質問集を見て、出そうな質問を全部暗記しようとした時期があります。準備は進んでいるはずなのに、面接で会話が噛み合わない。質問が少し変わっただけで焦る。面接官の意図を汲めず、用意した答えを無理やりねじ込む。結果、話が長くなり、薄くなり、深掘りされて崩れる。

この時に起きていたのは、情報不足ではなく、情報過多でした。情報に寄せすぎて、相手の目の前で起きている会話から意識が離れていたんです。ここで私は、「就活NOTEは便利だけど、使い方を間違えると毒になる」と痛感しました。

踊らされる人がやっていることは「情報で不安を消そうとしている」

就活NOTEに踊らされる人は、情報で不安を消そうとします。気持ちは分かります。就活は不確実で、落ちる理由も見えにくい。だから「正解」を探したくなる。

でも就活の正解は、誰かの過去の体験ではなく、あなたの目の前の面接官がどう評価するかで決まります。つまり、就活NOTEは参考にはなっても、正解にはなりません。ここを取り違えると、情報収集が止まらなくなります。

そして一番怖いのは、就活NOTEを読み込んだ人ほど、「自分の言葉」が減っていくことです。誰かの成功パターンを当てはめようとするほど、自分の経験が薄くなる。面接官が見たいのは、テンプレの再現ではなく、あなた自身の再現性なのに、逆方向に努力してしまう。これが地雷です。

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