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こんにちは。五大商社、大手デベロッパー(MM)、大手広告代理店(電博)から内定を獲得した慶應生の者です。
今回は、グルディスで一番よく見る地雷──「良い人で終わる」問題を扱います。場を荒らさない。空気も読める。人の話も聞ける。まとめ役もできる。でも、通過しない。本人はちゃんと貢献しているつもりなのに、評価が伸びない。これが一番つらいパターンです。
結論から言うと、グルディスは“協調性コンテスト”ではありません。協調は前提です。評価がつくのは、その協調の上で「議論の価値」を増やした人です。言い方を変えると、場にとっての生産性を上げた人です。だから「良い人」は必要条件であって十分条件ではありません。
私も最初、ここで悩みました。自分では邪魔していないし、むしろ円滑に進めているつもりなのに、通過率が安定しない。何が違うんだろうと振り返ると、答えはシンプルで、“役割”を決めずに参加していたからでした。グルディスは、頑張り方がズレると努力が空回りします。今日は、そのズレを避けるために、役割を3つに限定して、どれかを取りにいく戦い方をまとめます。
第1回:第一志望が決まらない地雷
第2回:ガクチカが「頑張りました」地獄になる地雷
第3回:志望動機が「御社に惹かれました」で終わる地雷
第4回:自己PRが「長所説明」で終わる地雷
第5回:面接の深掘りで矛盾が出る地雷
第6回:逆質問がナンセンスになる地雷
第7回:SPI/適性検査を舐めて落ち続ける地雷
▶ 第8回:グルディスで「良い人」で終わる地雷(この記事)
第9回:OB訪問が雑談で終わる地雷
第10回:内定後に詰む(条件確認不足)の地雷
第11回:面接で話が長くなっちゃう地雷
第12回:就活NOTEの情報に踊らされる地雷
第13回:コンサル就活をしていたせいで日系でうまく行かない地雷
私が「無難にやって落ちる」を繰り返した時期があった
就活序盤のグルディスで、私は「とにかく雰囲気を良くしよう」としていました。人の意見にうなずく。発言者が偏っていたら振る。対立が起きたら丸める。時間が押していたらまとめる。やっていることは全部正しいし、周りからも嫌われない。
ただ、結果がついてこないことがありました。終わった後は「悪くなかったよね」とみんなで言う。でも落ちる。
この時の自分は、正直モヤモヤしていました。空気を壊してないのになぜ?協調してるのになぜ?と。
後から面接官側の目線で見ると分かります。無難な動きは、グルディスにおいては“ゼロ点ではない”けど、“加点にはなりにくい”んです。なぜなら、議論そのものの価値が上がっていないからです。雰囲気は良い。でも結論が薄い。根拠が弱い。論点がズレている。こういう状態だと、最後に残るのは「良い人」だけで、評価が伸びません。
そこで私は、発想を変えました。グルディスは全員が活躍する場ではない。全員が“議論の価値を上げる”動きができた人だけが残る。ならば、自分が価値を出す役割を先に決めて入るべきだ、と。
「良い人で終わる」人がやりがちなこと
良い人で終わる人は、だいたい次のどれかをやっています。
- まず、相槌が多い。意見を否定しない。場を温める。
- 次に、司会っぽく回す。時間を見て、順番に振って、まとめる。
- 最後に、みんなの意見を足して、それっぽい結論にする。
全部、悪いことではありません。ただ、これだと面接官からすると「議論の質を上げた」とは言いにくいんです。
なぜなら、議論が迷子になった時に、方向を変える役割を担っていないからです。
グルディスで評価されるのは、空気を守った人ではなく、迷子を止めた人です。迷子を止めるには、役割が要ります。だから次のパートが重要です。
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