【就活の地雷回避 第8回】グルディスで「良い人」で終わる地雷 ─ 協調はできるのに評価が伸びない人の、勝ち筋は3つしかない

【就活の地雷回避 第8回】グルディスで「良い人」で終わる地雷 ─ 協調はできるのに評価が伸びない人の、勝ち筋は3つしかない

2026/03/09

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

こんにちは。五大商社、大手デベロッパー(MM)、大手広告代理店(電博)から内定を獲得した慶應生の者です。

今回は、グルディスで一番よく見る地雷──「良い人で終わる」問題を扱います。場を荒らさない。空気も読める。人の話も聞ける。まとめ役もできる。でも、通過しない。本人はちゃんと貢献しているつもりなのに、評価が伸びない。これが一番つらいパターンです。

結論から言うと、グルディスは“協調性コンテスト”ではありません。協調は前提です。評価がつくのは、その協調の上で「議論の価値」を増やした人です。言い方を変えると、場にとっての生産性を上げた人です。だから「良い人」は必要条件であって十分条件ではありません。

私も最初、ここで悩みました。自分では邪魔していないし、むしろ円滑に進めているつもりなのに、通過率が安定しない。何が違うんだろうと振り返ると、答えはシンプルで、“役割”を決めずに参加していたからでした。グルディスは、頑張り方がズレると努力が空回りします。今日は、そのズレを避けるために、役割を3つに限定して、どれかを取りにいく戦い方をまとめます。

私が「無難にやって落ちる」を繰り返した時期があった

就活序盤のグルディスで、私は「とにかく雰囲気を良くしよう」としていました。人の意見にうなずく。発言者が偏っていたら振る。対立が起きたら丸める。時間が押していたらまとめる。やっていることは全部正しいし、周りからも嫌われない。

ただ、結果がついてこないことがありました。終わった後は「悪くなかったよね」とみんなで言う。でも落ちる。

この時の自分は、正直モヤモヤしていました。空気を壊してないのになぜ?協調してるのになぜ?と。

後から面接官側の目線で見ると分かります。無難な動きは、グルディスにおいては“ゼロ点ではない”けど、“加点にはなりにくい”んです。なぜなら、議論そのものの価値が上がっていないからです。雰囲気は良い。でも結論が薄い。根拠が弱い。論点がズレている。こういう状態だと、最後に残るのは「良い人」だけで、評価が伸びません。

そこで私は、発想を変えました。グルディスは全員が活躍する場ではない。全員が“議論の価値を上げる”動きができた人だけが残る。ならば、自分が価値を出す役割を先に決めて入るべきだ、と。

「良い人で終わる」人がやりがちなこと

良い人で終わる人は、だいたい次のどれかをやっています。

  • まず、相槌が多い。意見を否定しない。場を温める。
  • 次に、司会っぽく回す。時間を見て、順番に振って、まとめる。
  • 最後に、みんなの意見を足して、それっぽい結論にする。

全部、悪いことではありません。ただ、これだと面接官からすると「議論の質を上げた」とは言いにくいんです。

なぜなら、議論が迷子になった時に、方向を変える役割を担っていないからです。

グルディスで評価されるのは、空気を守った人ではなく、迷子を止めた人です。迷子を止めるには、役割が要ります。だから次のパートが重要です。

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。

この記事を友達に教える