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慶應義塾大学に在学し、外資系金融のGMを中心に選考を受けていました。JPモルガンのCDAPに内定をいただきましたが、その他は最終まで進むも落ちてしまった私が語る公開のポイントをまとめています。
UBS最終面接「スーパーデー」の構造と目的
UBSの最終面接は「スーパーデー」と呼ばれ、 すべて英語で行われる30分程度の面接を3ラウンド 、合計で 12名の社員と対話 する、非常に集中的かつ厳格な選考プロセスです。
このスーパーデーの目的は、単なるスキルチェックではなく、UBSのプロフェッショナルとして、 入社後すぐにグローバルな環境で通用するか を最終的に見極める場だと思っています。
面接官が評価しているのは、
- 英語力
- 思考の明瞭さ・論理性
- 金融・マーケットへの関心の深さ
- 強いプレッシャー下での対応力
といった要素を総合的に掛け合わせた「実務耐性」です。
一つひとつの回答内容以上に、「どのように考え、どのように伝えるか」が強く見られています!
1. 英語でのコミュニケーション戦略:流暢さよりも「明瞭さ」
スーパーデーはすべて英語で行われますが、面接官が求めているのはネイティブレベルの流暢さではありません。最も重要なのは、「明瞭な思考力」を英語で伝えることです。回答に対しての深掘りが行われていくスタイルでした。
| 質問タイプ | 対策のポイント | 回答例(英語) |
|---|---|---|
| 自己紹介 | ESの核となるエピソード(オーナーシップ、信頼構築)を簡潔にまとめ、「なぜUBSでなければならないか」を最後に接続する。 | "My name is [Name], and my core strength is building trust-based relationships, which I honed through [ES's core experience]. I am confident this skill, combined with my perseverance, will allow me to contribute to UBS's IBD team." |
| 就活の軸/志望理由 | 論理的かつ一貫性のある回答を準備。特に「就活の軸」は、UBSの価値観(チームワーク、卓越性)と接続させる。 | "My career axis is to contribute to the revitalization of the Japanese economy through corporate finance. I chose UBS because of its strong commitment to the Japanese market and its culture of 'minority elite' teamwork, which aligns perfectly with my desire for rapid professional growth." |
2. 質問の深掘り戦略:ESと他社インターンの経験を「翻訳」する
面接官は、あなたのESや他社インターンの経験から、UBSで求められる資質(オーナーシップ、リーダーシップ、問題解決力)が本当に備わっているかを深く掘り下げます。
| 質問の意図 | 質問例 | 対策のポイント |
|---|---|---|
| オーナーシップ | "Tell me about a time you had to take ownership of a failing project." | ESで語った「圧倒的な練習量」や「戦略的な改善提案」を、STARメソッドで具体的に説明する。特に、「なぜ自分が責任を取ったのか」という動機を明確に伝える。 |
| 志望動機 | "You participated in [Competitor's] internship. Why UBS over them?" | 他社インターンでの経験を「UBSの強み」を際立たせるための比較材料として活用する。例:「他社では〇〇に注力していたが、UBSの〇〇(チームワーク、グローバルネットワークなど)こそが、私の目指すキャリアに不可欠だと確信した。」 |
| 専攻内容 | "How does your [Major] relate to Investment Banking?" | 専攻内容を、「金融の専門知識」や「分析力」といったIBD/GMで活きるスキルに翻訳して説明する。例:「コーポレートファイナンスを学んでいる」→「企業価値評価の基礎を理解しており、すぐに実務に活かせる」 |
3. テクニカル質問対策:「今」の金融市場への関心を示す
最終面接では、あなたの金融市場への関心度と、日々の学習姿勢を測るために、テクニカルな質問が投げかけられます。
| 質問タイプ | 質問例 | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 市場動向 | "What is the current [Stock Price/Interest Rate] and why is it at that level?" | 「今の株価は」「金利は」といった質問は、「日々の情報収集」と「その背景にある論理」を問うものです。数字を暗記するだけでなく、その変動要因(例:FRBの金融政策、地政学リスク)を論理的に説明できるように準備しましょう。 |
| 企業分析 | "You said you are interested in Corporate Finance. Which company are you interested in and why?" | 「興味ある会社」は、単なる人気企業ではなく、「M&Aや資金調達の観点から、なぜ今その会社が面白いのか」を語れるように準備する。例:「〇〇社の最近のM&A戦略は、〇〇という点で課題があり、もし私がUBSのバンカーなら〇〇を提案する」といった、バンカー視点での分析を加える。 |
外資系金融では、世界情勢に関する質問は必出
特にGMをはじめとするマーケット系では、「最近の世界情勢で気になっているトピックは?」といった形で、ニュース理解を前提とした質問が頻出です。
対策としては、まず日経新聞で日本語のニュースを日常的に追うことが出発点になります。そのうえで、英語面接に備えて、Financial Timesなどの海外メディアにも目を通しておくことが重要です。
英語で完璧に説明できる必要はありませんが、主要トピックについて自分の言葉で意見を持っているかは確実に見られています。
外資系金融の面接では、知識量そのものよりも、「世界で起きている事象をどう理解し、マーケットやビジネスとどう結びつけて考えているか」という思考の姿勢が問われている、という意識を持って準備しましょう。
4. 逆質問(Q&A)戦略:志望度とプロ意識をアピールする最大のチャンス
社員4名に対して15分程度の逆質問を3ラウンド行う時間は、あなたの「志望度」と「入社後のイメージ」を具体的に示す最大のチャンスです。
逆質問の「質」が評価される
面接官は、あなたの質問の「質」を通じて、あなたがどれだけUBSの業務やキャリアに真剣に関心を持っているかを評価します。
| 評価される質問(YES) | 評価されにくい質問(NO) |
|---|---|
| 業務の深掘り: 「〇〇プロジェクトにおける貴社の役割は?」「〇〇という課題に対し、貴社はどのような戦略で臨んでいますか?」 | 調べればわかること: 「平均残業時間は?」「初任給はいくらですか?」 |
| キャリアパス: 「入社後〇年間で、どのようなスキルを身につけるべきですか?」「〇〇様がUBSで最も成長したと感じる瞬間は?」 | 個人的な質問: 「休日は何をされていますか?」 |
| 市場・戦略: 「現在の〇〇市場の動向について、貴社はどのように見ていますか?」「競合他社と比較した際のUBSの強みは?」 | 抽象的な質問: 「仕事のやりがいは何ですか?」 |
戦略:相手の役職に合わせてチューニングする
質問は、面接官の役職や専門分野に合わせて変えることが理想的です。例えば、IBDのバンカーには「M&Aのトレンド」を、GMのトレーダーには「市場のボラティリティ」について質問するなど、「この質問はあなたにしか聞けない」という姿勢を示すことが重要です。
まとめ:スーパーデーを突破するために
UBSのスーパーデーは、体力、知力、精神力のすべてが試される選考です。
| 最終チェックリスト | 評価される資質 |
|---|---|
| 英語での論理的思考 | 思考の明瞭さ、コミュニケーションスキル |
| ESエピソードの深掘り | オーナーシップ、問題解決力、リーダーシップ |
| テクニカル知識 | 金融市場への関心、日々の学習姿勢 |
| 戦略的な逆質問 | 志望度、プロフェッショナルとしての関心 |
このガイドを参考に、すべての質問に対して一貫した論理と、UBSへの強いコミットメントを示し、内定を勝ち取ってください!!
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