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ケース面接で見られるポイント|現役戦略コンサルタントが語る(2)

はじめに

今回は外資系戦略コンサルタントの酒井亮氏から、ケース面接で見られるポイント、注意点などをお伺いいたしました。ファームによって差もあるかとは思いますが、とても貴重な内部情報ですのでぜひ意識して頑張ってみてください!

第1回はこちら⇒
グループディスカッションで見られるポイント|現役戦略コンサルタントが語る(1)

コンサルになったという想定で、課題に取り組んでもらう

―どのようなケース面接を行っていますか?
酒井 ケース面接は、2種類あります。個人面接とグループでのケース面接です。

―個人ケース面接、グループケース面接とはどのようなものですか? どのような違いがありますか?
酒井 どちらも、グローバルで統一された内容で実施しているケース面接です。

特定の企業・組織や市場に関する資料が用意されていて、参加学生には、その資料を読んでいただき、質問に答えていただくと言う内容です。

ケース個人面接は、面接官1~2名に対して学生1名という形式で行いますが、ケースグループ面接では、面接官2~3名に対して学生5~6名のグループで行っています。

個人面接では、基本的には1対1の対話であるのに対して、グループ面接では、参加者全員にプレゼンテーションの機会も用意されますので、学生の1対複数という形式でのコミュニケーション能力、つまりプレゼンテーション能力やファシリテーション能力と言った点も評価項目に入ってきます。

―具体的なケースの内容はどのようなものですか?
酒井 共通する内容としては、参加者の方にコンサルタントになっていただく想定で、与えられた資料にある情報を参照しながら、課題を見つけ出し、それを解決する方法を考えていくという思考プロセスが体験できる内容になっています。

かなりコンパクトにまとめられていますが、実際のコンサルティングの仕事に近い作業をしていただくことになります。

分析力・思考スピード・コミュニケーション能力に加え、英語力が必須

―どのような基準で評価していますか?
酒井 グループディスカッション同様「コミュニケーションスタイル」と「思考力」が大きな基準となります。ただし、より詳細な項目での評価も行っているというのがグループディスカッションとの大きな違いです。

グループディスカッションであれば複数の参加者が役割分担しながら進めていくようなケースもありますので、何かひとつの能力が抜きん出ていれば、次のプロセスに残れるようなこともあるかもしれません。

が、ケース面接では「コミュニケーションスタイル」と「思考力」のどちらもバランスを取って十分に基準を満たしていることが求められます。

そういう意味で、両方をじっくり評価できるようにケース個人面接、ケースグループ面接を用意しているとも言えます。

したがって、ケース面接だからと言って「思考力」で課題を正確に導き出して適切な解決方法を見つけられれば十分だと思っていただくと、それは誤りです。

あくまで面接ですので、面接官もしくは他の参加学生との対話における「コミュニケーションスタイル」やマナーといった、ビジネスパーソンとしての振舞いも当然評価の対象になります。

ケースの出来が最も重要ではありますが、最低限のコミュニケーションルールを守れない学生は、コンサルタントという職業がクライアントワーク中心の仕事であるという観点からも減点対象になりえます。

―ケースを解くためにはどのような能力が必要ですか?
酒井 コンサルタントとして必要な基礎的な能力が求められます。

まず分析能力が必要です。複数の情報を組み合わせてひとつの結論を導き出す能力や、ひとつの情報を多面的な視点で見つめて解釈できる能力のことです。こういった分析力が、課題を特定する際のロジックや解決策を考案する際のロジックを組み立てる上で必要となります。

更には思考の速さも求められます。限られた時間で「資料の内容を理解し、情報を分析し、結論を導き出す」という作業をやるわけですから、思考のスピードはひとつの重要なファクターになります。

そして結果を的確に伝えられるコミュニケーション能力も必要です。自分が分かるというのと、相手に分からせるというのには大きな隔たりがあります。これを埋める能力がコンサルティングの仕事では常に求められます。

コミュニケーションという点では、ケース面接は「面接官とのディスカッションの場」であるということを念頭に置くことが重要です。

よく長々と自分の意見を話したり、自分の回答に固執する学生の方が見られますが、こういった姿勢は明らかにマイナス評価。あくまで面接官に「彼/彼女をディスカッションパートナーにしたら面白い」と思わせることが大事だと思います。

英語の能力も重要視されます。

用意される資料は、先ほども言ったようにグローバルで統一されているものですので当然英語になります。多くのコンサルティングファーム同様、英語はコミュニケーションに必須の言語です。

海外プロジェクトに参加する場合は当然英語でのコミュニケーションが必要ですし、国内企業をクライアントとするプロジェクトにおいても、最新の調査手法などを扱っている海外のプロフェッショナル・スタッフと議論する機会も多いです。

ただ、入社前からビジネスレベルの英語力を期待されているわけではありませんし、英語力自体を評価する面接でもありませんので、最低限の読み書きができる方には臆せずチャレンジしていただきたいと思います。

私自身も留学経験などはありませんでしたが、面接を突破できたわけですし、同僚にもそういった新卒入社の社員は大勢います。

ケース面接はコンサル適性を見抜くチャンス

―最後に、ケース面接を控えた学生に一言お願いします。
酒井 ケース面接は、コンサルティングの仕事にかなり近い形ですすめられるのが一般的だと思います。うちに限って言いますと、資料や情報も与えられますので、より実際の仕事に近い体験ができるようになっています。

このプロセスを通して、我々はコンサルタントとしての素質があるかどうかというのを評価するわけですが、一方で皆さんも「戦略コンサルティングという仕事が自分にフィットしているかどうか。そのファームで働くというのがどういう体験になるのか」というのを見極められるチャンスだと思います。

是非、皆さん自身がプロフェッショナルであるという気持ちを持ってケース面接に臨んでいただき、よりリアルにそのファームで働くということを想像していただけたらと思います。

酒井亮
東京大学新領域創成科学研究科卒業後、新卒で外資系戦略コンサルティングファーム入社。入社以来、金融、消費財、ヘルスケアなどの分野で、全社戦略、マーケティング戦略、営業戦略の立案などに携わる。趣味は、カフェ巡り。

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