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オンライン選考が後押しする「地方学生のベンチャー就職」。進む就活の“効率化”と、その功罪

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2019年に始まった新型コロナウイルスの流行により、就職活動は一気にオンライン化が進んだ。現在では、エントリーシートの提出から最終面接まで、選考フローの全てをオンラインで行う企業も少なくない。

時間的・金銭的な負担の軽減は、就活生の選択肢を大きく広げた。東京に本社を構えるベンチャー企業の選考を受けた地方学生は、この流れを生かした就活生の好例といえる。特集「就活進化論」第2回では、彼らへのインタビューを基に、その実態に迫る。【濱野将貴】

 

【CASE1】「面接は全てオンライン」スーツさえ必要なかった就職活動。ただ入社に向けて迷いも……

〈Profile〉
Aさん
関西の国立大学、人文科学系学部に在学中。2024年3月卒業予定。東京に本社を置くマーケティング系のベンチャー企業2社から内定を得ており、現在も就活をしている(*)。

* 2023年1月のインタビュー当時

――就活を始めたのはいつごろですか。

A:3回生の4月ごろです。学生支援団体の就活セミナーで得た情報を参考にして、ある程度自己分析した後、選考を受けるという流れでした。

――最初からベンチャー企業を志望していたのでしょうか。

A:いえ、就活を始めたときは企業の規模はあまり見ていなくて、名の知れた企業がいいかなと思っていました。

――なぜベンチャー企業を志望するようになったのですか。

A:私はバンドサークルに所属しており、多くの時間をその活動に費やしてきましたが、それを振り返ったときに「仲間と切磋琢磨しながら成長すること」を楽しく感じる自分に気が付いたからです。

私がいるバンドはメンバー全員が初心者で、サークル内でもかなり下手な方だったんです。しかし、皆で練習を重ねるとどんどん上達していき、最終的にはサークルで一番だと胸を張れるくらいのバンドになりました。その過程で、チーム一丸となって成長していくのがとても楽しくて。

就職する企業の大きさを考えたとき、チームといえるくらいの人数はいてほしいですが、多すぎると裁量権が小さくなり成長を感じられなくなると思っていて。社員数が数十人から200人程度だとちょうどよいのではないかという仮説を立て、その規模のベンチャー企業を志望するようになりました。

――選考を多く受けたのは2022年の夏から秋ごろですよね。オンラインが中心だったのではないかと思いますが、実際はどうでしたか。

A:ほぼ100%オンラインで行われました。インターンは何社か対面で参加しましたが、面接やグループディスカッションはオンラインでしか受けたことがありません。

――1度も対面での面接を受けていないのですね。

A:魅力的だと思った企業は偶然にも全てオンラインのみでの選考だったので、結果として1度も受けていません。

――もし「次の面接は対面で行います」と言われたら、どう感じるでしょうか。

A:不安ですね。その時点で志望度が低ければ辞退してしまうと思います。経験がないことに加えて、いつも使っているカンペがなくなることも心配の種です。

――どのようなカンペを使っているのですか。

A:毎回用意しているのは自己分析ノートで、パソコンの画面に立てかけています。企業によっては、事前に調べたことをグーグルドキュメントなどに書き起こし、ビデオ通話ツールとともに画面に表示させていました。

――対面のプレッシャー以外にも、オフラインのネックとして交通費などの金銭的負担があるのではないでしょうか。

A:確かにそうですね。面接もインターンも、対面ならば交通費を支給してほしいです。それにオフラインだと、一般的にはリクルートスーツが必要になりますよね。私自身はスーツを買わなかったので、その負担もありませんでしたが……。

――スーツさえ必要なかったのですね。

A:そうですね。選考がオンラインだったことに加えて、社員がラフな格好で働く企業の選考ばかり受けていて、スーツを着ていないことが悪印象につながると感じる機会が少なかったんです。ただ、対面で面接となるとしっかりした格好で臨まざるを得ないので、就活用のスーツを用意しなければいけないと思います。

――これまでのオンライン就活についてどんな印象を持っていますか。

A:効率良く就活ができたと感じています。授業とサークル活動、そして就活を同時に成立させなければならなかったので、とにかく効率を重視していました。オンライン面接は前後に移動がないのでスケジュール管理がしやすく、うまく時間を使うことができたと思います。授業の合間に時間があるときは、1度家に戻って面接を受けることも多かったです。

――オフラインの選考は必要だったと思いますか。

A:選考を受けている時は不要だと思っていたのですが、今になって必要性を感じています。私は入社先を決める基準の一つに「社員の人の良さ」を設けているのですが、その判断をするためには対面での交流が不可欠だと気づきました。納得のいく決断ができるよう、選考がオンラインで完結してしまった企業は、1度オフィスに行きたいと思っています。

【CASE2】「対面だったとしても結果は変わらなかった」選考形式に左右されず、自らの軸を貫いた就活生

〈Profile〉
Bさん
関西の国立大学、経営学部に在学中。2024年3月卒業予定。同級生との起業、学生団体の代表などを経験。東京に本社を置くSaaS系のベンチャー企業を中心に就活をし、そのうち1社に入社を承諾済み。

――すでに入社先を決めていますが、何が決定打になったのでしょうか。

B:オフィスを実際に訪れた時、ここなら自分のやりたいことが実現できるのではないか、と直感したことですね。

もともと、自分はすでにある“タネ”を大きくするということにやりがいを感じる人間なのではないか、という自覚がありました。経営学部を選んだのも、友人と起業した際に事業戦略を担当したのもその影響です。社会に出ても、既存事業をスケールアップする役割を担える企業に就職したいと思っていたところ、社長や社員との交流を経てこの企業ならそれが実現できると感じたんです。

――社長と話す機会があったのですね。

B:はい、オフィスに行って内定者向けのイベントに参加したときに、隣に座った人が話しかけてきて、唐突に事業のことを熱く語り始めたんです。一般の社員だと思ったのですが、実は社長で。この事業が本当に好きなことも伝わってきましたし、気軽に話しかけてくれるフランクさも魅力でした。

他にも、CFO(最高財務責任者)がフリーアドレス席で作業していたり、CTO(最高技術責任者)と若手社員がわきあいあいと会話したりしているのを見て、会社全体にフランクな雰囲気が浸透しているのを感じました。

――選考中にはそのような雰囲気は感じなかったのでしょうか。

B:はい、この企業は終始オンラインで行われたので全く感じていませんでした。むしろ、選考中は真面目で堅苦しい印象を持っていたんですよね。あまりのギャップに驚きました。

――もう一方の内定先はどのような印象でしたか。

B:そちらもいい印象を持ちました。オファー面談がオフィスで行われた際、現場の社員と話す機会があったのですが、たった数分の会話だけで優秀さが伝わってきましたね。他にも何人か話したのですが、全員頭の回転が速く、どの部署に行ってもすごい人ばかりなのではないかと思うほどでした。

また、対面の選考は全て交通費が出たので丁重に扱われているなという印象を受けました。両社とも良かったのですが、僅差で前者の企業を選びました。

――他の企業の選考もオンライン選考が中心だったのでしょうか。

B:基本的にはそうでした。対面で参加したのは、1dayのインターンが2回、最終面接が1回くらいです。ただ、内定先以外の企業は早い段階で辞退したため、それ以降の選考がオンラインだったかはわかりません。

――どうして2社以外の選考を辞退したのでしょうか。

B:そもそも、私の就職志望先の中に入っていなかったからです。私は応募先を決めるときに、IR資料などを用いて入念に企業研究を行います。特に中長期戦略などを重点的に読み込み、その会社や事業が今後どれくらい伸びそうか、などを分析します。一通り調べ終えて、私が設けている基準を満たした企業は最後まで受けようと思っていました。

――辞退した企業は、なぜ対象外にもかかわらず応募したのでしょうか。

B:もともとSaaS系のミドルベンチャーを中心に見ていて、それらの企業は業界内で伸び盛りだったので気になっていました。オンラインなら気軽に受けられるので、4社くらいはお試し感覚で応募しました。

――気軽に面接を受けられた要因としては、金銭的な負担がないことでしょうか。

B:それもありますが、一番は時間に融通がきくことですね。恥ずかしながら、1~2回生のときに起業や学生団体の活動に明け暮れていたこともあって、取るべき単位がたくさん残っていました。私は関西在住なので、東京で選考が行われたとしたら授業と就活の両立は難しかったでしょうね。

――Bさんの周囲でも、対面で東京に出向くことを負担と捉えている学生が多いですか。

B:それはあまりないですね、むしろ喜んで東京に行っている印象です。面接が終わった後に昔の友人と会ったり、インターンのグループメンバーと仲良くなって飲みに行ったり、観光のような側面もあったみたいです。コロナ禍でサークル活動などを満足にできなかった人が多いので、久しぶりのオフサイトイベントができたと盛り上がっているようです。インターンはほとんどが交通費を支給されるので、皆こぞって応募していました。

――イベントのように捉えられているとは意外でした。ただ、金銭的には負担がなくても、体力的には負担があるのではないでしょうか。

B:その面での負担はありますが、もともとそういうものだと捉え、さほど気にしていない学生が多いように思います。結局、行きたい企業の選考が東京のオフィスで実施されるなら行かざるを得ないですからね。

――これまでのオンライン就活についてどんな印象を持っていますか。

B:助けられた部分が大きかった一方、難しかったなと思う点もあります。私は企業研究を入念に行っているので、本命の企業に対する熱意は人一倍あると思っています。それが面接で伝えきれていないのではないかと不安に思っていました。

――もし選考が全てオフラインで行われていたとしても、同じような就活をしていたと思いますか。

B:過程こそ違ったかもしれませんが、結果は同じだったと思います。オンラインゆえの気軽さが理由で応募した企業もあったので、オフラインだと選考を受ける数自体は少なくなっていたかもしれません。ただ、IR資料の分析を経て入社したいと感じた2社は、オンラインであろうとオフラインであろうと受けていると思います。ですから、悩んだ末に今と同じ決断をしているはずです。


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