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【外銀IBD】外資系投資銀行本選考面接対策〜面接ごとのポイントを抑えよう〜

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外銀の本選考について知ろう

こんにちは。外資就活 金融チームです。

外資系の企業を中心に本選考が本格的に始まる時期となりました。外資系投資銀行(以下、外銀)を目指す学生の皆さんの中には、ESとWebテストを意識しつつ面接に備え始める方も多いでしょう。

今回は特に外銀の投資銀行部門(以下、外銀IBD)の本選考について

①サマーインターン選考と本選考の面接の違い
②外銀面接で押さえるべきポイント
③特に各面接の段階においてどのような点が見られているか

の三点をご紹介します。

このコラムを読んで、面接ごとに評価されるポイントを押さえた上で本選考へと挑んでいただきたいと思います。

外銀サマーインターン選考と本選考の面接の違い

まず、サマーインターン選考と本選考の面接では回数・スーパーデーの有無など異なる点がいくつかあります。

最も大きな違いは、サマーインターン選考では外銀IBDへの志望理由を自分の経験や就活の軸に絡め正確に伝えるのが必要だったのに対し、本選考ではそれに加えて外銀IBDの中でもなぜその会社に入りたいと思ったのかを、重役であるマネージングディレクター(MD)が納得できるように伝えることが求められます。

サマーインターン選考では「なぜうちの企業なのか、他ではダメなのか」という内容の質問をされなかった方も多いと思いますが、本選考ではこの部分が重要視されます。

また、能力だけでなくマッチ度に関しても、深く見られます。インターンにおいては、「能力・会話力・論理的思考力」などが重要視されます。

しかし、本選考では上記に加えマッチ度が重要視されます。本選考の面接にたどり着いている時点である程度の能力は認められています。その中で、どの学生を採用するかとなった時に見るのは、「自分の企業に合う学生か」ということです。

ですから、志望動機に加え、過去の経験からみえる人柄なども重要視されますので、説明会やインターンで学んだその会社の社風や社員の方の人柄と自分の人柄がマッチするか、それに付随するエピソードはあるか考えておきましょう。

外銀面接で押さえるべきポイント

① 志望動機の明瞭さと説得性

「志望動機の明瞭さと説得性」は就職活動全般において求められることです。特に、外銀IBDは採用人数が少ないという理由もあり、必然的に倍率が高くなります。その中で他の学生と差別化するためには志望動機の明瞭さと説得力が必要です。

従って、志望動機を考える際には、なぜ外資系なのか、なぜこの企業なのか、なぜその部門なのかを明確かつ端的に表すことができるようにしましょう。

下記のコラムでは、外銀IBD各社の特徴や、外銀IBDと日系IBDの比較がまとめられているので、気になる方はこちらもチェックしてください。

②論理的思考力

論理的思考力も志望動機と同様に就職活動全般において求められる能力ですが、外銀IBDでは特に必要とされています。

その理由は、新卒の段階からクライアント企業のCxOクラスを相手に企業価値向上のサポートをするという非常に難易度の高い業務に取り組む必要があるためです。若手でありながらクライアントの経営陣に意見を聞いてもらうには論理的に裏付けのある意見が必要です。

従って、面接においても面接官の質問に対し端的かつ明確な回答をし、論理的な思考力があることをアピールしましょう。具体的には、「結論ファーストで簡潔に話す」「意見は根拠とセットで述べる」などの基礎的な事項を徹底しましょう。

③ カルチャーフィット

①の志望動機の部分にも大きく関わってきますが、なぜこの企業であれば自身が活躍できるのかを、自身がこの企業の雰囲気やカルチャーにマッチしていることを踏まえてアピールする必要があります。

会社説明会や社員との座談会、リクルーター面談など、本選考を迎える前に、幾度か社員の方と接するチャンスがあると思います。その際に、企業のカルチャーについて深く知り、志望動機を深められると良いでしょう。

過去の内定者においても「競合他社と比較して落ち着いた雰囲気が自分に合っていると思った」「社員さんから温厚な職場だと聞いていて自分に合っていると思ったが、実際にジョブに参加して確信を持った」などと話していた例があります。

実際、筆者も気になる投資銀行全てにおいて、OB訪問を行い他社比較を徹底して行いました。それを伝えることで、志望動機が伝わりやすくなるだけでなく、リサーチ力・志望度の高さなどもアピールできるので、ぜひやってみてください。

④ストレス耐性

外銀の面接ではプレッシャーのかかる場面での仕事が多いため、ストレス耐性も重視されます。

そのため、面接においてもプレッシャーのかかる場面で物事をやりきった体験を話したり、外銀に特有な長時間におよぶ面接を最後まで気を抜かず乗り切ろうとする姿勢を見せることで、ストレス耐性のアピールができます。

どんな厳しい質問が来ても、何食わぬ顔で返答できるような学生がいることは事実ですので、場数を踏んでどんなことにも動じないメンタルもつけておきましょう。

⑤グループ内での協調性と自主性

外銀の一次面接や二次面接はグループで行われることが多く、中にはグループディカッション(GD)を実施する企業もあります。また、ジョブ選考が設けられる場合も多いでしょう。こうした機会では、協調性と自主性が見られています。
その理由は、実際の業務においても案件ごとにチームが組成され、最後まで行動を共にするためです。同じチームメンバーで最後まで仕事をおこなっていくため、ストレスがかかる場面でも協調性があることが重視されます。

また、チーム単位での作業においては、膨大な仕事量を少人数で分担して行うことから一人当たりの仕事量も他の職種と比べて多くなります。そのため、主体的に仕事をする姿勢も必要です。

このグループでの協調性などは、投資銀行の中での職種を選ぶ上での志望理由にもなってきますので、チームでの作業に関してはかなり強い意識を持っておくと良いでしょう。

グループ内での協調性を見せつつ自分の意見はきちんと主張し、協調性と自主性の両立を目指せるのがベストでしょう

各面接段階でのポイント

ここまでは、外銀の面接全体を通して押さえるべきポイントについて述べてきました。続いては各面接の段階において、求められるポイントについて紹介していきます。

①序盤の面接(若手社員)

ここでは1〜2人の面接官(2人の場合は若手 (アナリスト〜アソシエイト)と中堅(ヴァイスプレジデント)の組み合わせが多い)に対し、学生が3〜6人程度のグループ面接の形式をとることが多いです。

(例)
・面接官2人:学生5~6人
・面接官3人:学生2人
(実例をもとにしたものですが、あくまで一例です)

序盤の面接は厳しい環境で働く素質があるかどうかのスクリーニングとしての意味合いが強く、来年部下にしたいと思える学生をまず若手社員が見極めるという意図があります。

したがって、ただ目立つだけでなく明確な志望動機を述べ、なぜ金融に興味があるのかなどの基本的な質問に対して、端的に答えることが必要になります。

さらに、金融についての関心度を見る質問として、最近気になったニュースやM&Aの案件などを聞かれることもあります。

そのため普段からニュースに目を通し、ここ最近の有名なM&A案件をいくつか知っておくと良いでしょう。

②中盤の面接(中堅社員)

中盤以降の面接ではそれまでとは違い、中堅(ヴァイスプレジデント〜ディレクター)の社員の方が面接官を担当し、一対一などの少数で行われるようになります。また、1回30分程度の面接を2〜4回程度行います。

中盤の面接では、実際にこの企業で働いていく力があるのか、またその意志があるのかが試されます。序盤の面接以上に、より個人の経験や志望動機、そして思考力について追及されるようになります。

特に志望動機では、なぜこの部署なのか、なぜこの会社なのかについて、自身の経験を交えながら明確かつ詳しく述べられるといいでしょう。さらに、時には思考力や対応力を試されるような突飛な質問が飛んでくることもあります。そのような場合も焦らずに落ち着いて答えられるような心構えをしておきましょう。

③終盤の面接(MD)

終盤の面接は、スーパーデーという形式で行われることが多いです。スーパーデーとは、一日で約5時間ほどかけて、5〜8人のMDクラスの社員の方と1対1で面接を行う方法です。ほぼ全ての会社でウィンタージョブ後に行われ、ここで内定が出るか否かが決まります。

スーパーデーは、MDクラスの社員が学生に自身の部下として働いていくうえでふさわしいか、問題はないかを判断するために行われます。そのため、スーパーデーにおいては、志望動機を通して、本気度だけでなく、企業に対するカルチャーフィットや長時間の面接を耐え抜くためのストレス耐性の高さが見られています。まさに総合力勝負と言えるでしょう。

5時間以上にわたって行われる大変厳しい面接方式ですが、最後まで気を抜かず、一つ一つの質問に対し丁寧に答えられると良いでしょう。以下に、スーパーデーの対策がまとめられた記事を載せました。ぜひ、そちらも併せて読んでください。

徹底的に対策して面接に臨もう

今回は外銀IBDの面接におけるポイントを紹介しました。

本選考に向けての時間はわずかとなってきましたが、選考ごとのポイントをきっちりと押さえましょう。皆さんが本選考において良い結果を残すことができるよう、応援しています。

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