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【21卒保存版】ESは面接の軸になる。外銀IBD本選考向けES対策

こんにちは。外資就活 外銀チームです。

外資系投資銀行(以下、外銀)のサマーインターンも終わり、冬からはいよいよ本選考が始まります。
そしてそれに向けて、サマーインターンに参加できた学生も、できなかった学生も着々と準備を進めている頃かと思います。

そんな本選考において第一関門となるのがESです。

そこで今回は、外銀、中でも特に人気の高いIBDの選考においてESが重要である理由、ESを書く上で考慮すべき点、サマージョブと本選考でのESの書き方にどのような違いがあるのかについて書きたいと思います。

今一度、要点を確認し、本選考に向けて、再度、自分のESを見直してみてください。

外銀IBD選考においてESが重要な理由

コンサルと異なり、外銀IBDではESも大きな選考材料となる

外銀IBD志望者にありがちな落とし穴として、ESを軽視する姿勢が挙げられます。高学歴な学生ほど油断してESの手を抜き、面接すら受けられずに散っていく姿をよく目にします。コンサルと違い、外銀IBDのESはかなりしっかり見られているのです。

近年、外銀のESでは、指定される文字数が増加傾向にあり、さらに設問内容も、より抽象度が高くなっています。そのため、学生の志望度の高さが伝わらなかった場合には落とされることが多くなっています。

例えば、2020年卒のゴールドマンサックス社のESでは「応募部門を希望する理由をご記入ください。(600文字以下)」という設問が課されました。この場合、文字数の多さから考えて、企業は「①なぜ金融業界を志望するのか」「②その中でも特に投資銀行部門を志望する理由は何か」、また「③なぜ投資銀行の中でも弊社なのか」を、自身の体験を踏まえながら論理的にわかりやすく書くことを学生に求めていると言っていいでしょう。

このように、最近は外銀IBDでも、ESから、熱意や志望度、論理的思考力などを探ろうとする企業が増えています。外銀が以前よりも人気業界になったことで、応募人数が増え、足切りを効率的に行おうとしている企業側の意図が見て取れます。

ESが選考の軸になる

外銀IBDのESは「選考の軸」になります。ES通過後の面接は基本的にESを元に行われます。

みなさんの中には、ESはwebテストと並ぶ最初の関門という程度にしか考えていない方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、コンサル業界などでは、ESをあまり重視しません。しかし、多くの業界・企業では、ESを学生との最初のタッチポイントかつ面接の資料として非常に重要視しています。

そのため、ただ最初の選考を通過することだけを目標とするのではなく、その先の面接に目を向けてESを書く必要があります。面接で自分が企業側に伝えたいメッセージや体験などをイメージしながらESを書くことで、面接対策が行いやすくなり、また、自分の主張が首尾一貫している印象を与えることもできます。

以上のような理由から、外銀の本選考においても、ESは要となってきます。では、ここからは、具体的にどのような点に気をつけながらESを書くべきかチェックしていきましょう。

外銀IBDのESでは以下の3点を押さえよう

外銀IBDのESでは、主に次の3点を押さえましょう。

①外銀IBDに合ったキーメッセージを明示しよう
②原体験でキーメッセージを下支えしよう
③志望動機を熱意を持って伝えよう

①外銀IBDに合ったキーメッセージを明示しよう

キーメッセージとは自分が相手に対して伝えたい最も重要なメッセージです。

ESにおいてキーメッセージとは、「なぜ、その企業を志望するのか」「学生時代の経験から何を学んだのか」「どのような価値観を大切にしているのか」など自分が何者であるのかということを端的に表そうという標語のようなものです。

そのため、外銀IBDに限らず、ESを書く上ではこのキーメッセージを明示することが非常に重要です。特に、外銀IBDの場合は、そもそも新卒社員の採用数が非常に少ないため、内定辞退者が出ると、それまでの採用活動で割いた多大な労力が無駄になり、さらに追加の採用活動を行うなどの負担がかかります。

そのため、企業側は、学生が他社、他業界に流れないかを見極める必要があります。よって外銀IBDでは「①学生がそのハウスに合っているか」「②内定を辞退しないか」という点をよく見ています。

以上から、外銀IBDのESでは、そのハウスが求める人物像に自分が合っていることをキーメッセージでアピールする必要があります。また、そのキーメッセージがそのハウスの特徴を押さえていると、よく企業研究がされていることが伝わって良いでしょう。

たとえば、あなたが志望する企業がクロスボーダーM&Aの世界ランキング1位のハウスなのであれば、「M&Aを通して企業の非連続的成長を実現したい」+「それを実現するためにはクロスボーダーM&Aの世界ランキング1位の貴社がふさわしい」などと伝えるとよいでしょう。

②原体験でキーメッセージを下支えしよう

キーメッセージを外銀IBDに合った形で作ることができたら、次はそのキーメッセージを自らの原体験で下支えしましょう。

たとえキーメッセージが外銀IBDに合っているとしても、どのような原体験を経てそのキーメッセージに繋がったのか伝わらないと、「なぜ、そのように考えたの?」と疑問を抱かせる結果となってしまいます。

キーメッセージと整合性のある原体験を書くことで、根拠があり説得力のあるESとなることでしょう。

また、「自己PR」あるいは「自分の強み」といった文脈において、キーメッセージと整合性のある原体験を書くことは、再現性の担保になります。再現性の担保とは、入社後もESでアピールしたようなパフォーマンスを行えると証明することです。
企業は長いスパンかつ様々な環境で何度も活躍できる社員を求めています。そのため、限られた文字数で学生を判断なくてはならないESでは「その強みは会社に入ってからも発揮できるのか?」「たまたま環境に恵まれただけではないのか」という点をよく見ています。社会に出てからも活躍できる人間であることを証明するために、原体験を上手く用いて、自分の強みに再現性があることを示さなくてはなりません。一読しただけで「この人なら入社後も活躍してくれそう」と思わせられるように、何度も練り直しましょう。

そしてこの原体験について学生はよく「他の学生にはない物凄いエピソード(原体験)を書かなければいけない」という勘違いをしています。しかし、企業側が見ているのは「その原体験から何を学んだのか」という点や原体験とキーメッセージとの整合性などです。よって重要なことは、原体験を盛って書くことではなく、「自分がその原体験から何を学んだのか」、「どのような影響を与えたのか」について深く見つめ直したうえでキーメッセージと整合性のある形でESに落とし込むことです。そうすることで、他の就活生と差別化された自分だけの志望動機が完成します。

③志望動機を熱意を持って伝えよう

重要な3つ目のポイントは、確固たる志望動機を熱意を持って説明する事です。
前述のように学生を十二分に見極める外銀IBDの選考において、志望動機は採用のあらゆるフェーズで聞かれます。

他IBDとの違いや、IBD業務そのものについて学生がしっかりと理解できているかを確かめるため、志望動機が度々問われるのです。もちろん、ESの段階でも志望動機を聞かれます。そのため、面接で深掘りされても揺らがない、自分だけのオリジナリティ溢れる志望動機を熱意を持って説明できるように仕上げておきましょう。

もし、すでに提出済みのESに、薄い内容の志望動機を記載してしまっていた場合、面接までにしっかりと穴のない説明ができるように準備しておきましょう。特に熱意については面接本番でも伝えられるため、挽回の余地があります。これからESを書き始める人は、ESは最終面接まで選考に影響し、様々な社員の目に留まるということだけは常に意識しておいておきましょう。

以上、外銀IBDのESで押さえるべき3つのポイントでした。

では、本選考のESとサマーインターンのESでは、具体的にどのような点が異なるのでしょうか。

本選考ESとサマーインターンESの違い

志望動機の内容が異なる

本選考ESとサマーインターンESで大きく違うのが志望動機の内容です。サマーインターン同様、多くの企業が必ずと言っていいほど聞いてくる志望動機ですが、本選考とサマーインターンでは「何に対する志望動機か」という点が大きく変わってくるのです。

端的に言えば、インターンの志望動機は「インターンへ興味を持ち、参加したいと思った理由」であるのに対し、本選考の志望動機は「外銀IBDで働きたいと思い、その会社でないといけない理由」であり、両者では求められる内容が異なります。

特に、サマーインターンに参加していない学生は、サマーインターン参加者にくらべ、「サマーインターンで実務に触れ、外銀IBDへの志望度が上がった」「実際に社員と交流して、カルチャーフィットを感じた」といった具体的な内容が書きづらいため、「なぜIBDを志望しているのか」「なぜこの会社弊社なのか」について納得感のある志望動機を書くのが難しくなります。

よって、サマーインターンに参加していない学生は、本選考のESとサマーインターンのESで求められているものの違いを理解したうえで、この記事を参考にしつつ、納得感のある志望動機が書けるように心がけましょう。また、サマーに参加していない内定者はOB訪問などを通じて志望動機の材料を集めていたので、そちらも参考にしてみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は外銀IBD選考においてESが重要である理由、ESを書くうえで考慮すべき点、サマージョブと本選考でESの書き方にどのような違いがあるのかについてまとめました。

サマーインターンに参加できた学生も参加できなかった学生も、今一度ESの重要性を再認識し、十分な対策をしてください。

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