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広告業界の大変革時代到来
こんにちは、外資就活 広告チームです!
就活生のみなさん、広告業界は今日、大きな変革期を迎えていることを知っていますか?
インターネットの普及 や、それによる 急速なグローバル化 によって、従来の広告や広告代理店のあり方が大きく変わったと言われています。さらに、近年は コンサルティングファームと競合 することが増えたなど、その波はまだまだ続いています。
こうした時代の変化の影響を強く受けている広告業界は今、大きく変わろうとしています。従来の代理店で求められていた 体育会系・ロジカル人材・クリエイティブ人材 も以前評価が高いものの、近年の変化の中で、新たな人材が求められるようになっています。
その人材とはどのような人材なのか?
外資就活広告チームが考える2パターンの人材をご紹介します。
②特殊グローバル人材
タイプ①様々な”デジタル”に明るい人材
近年の広告業界が手掛ける案件とは?
従来、電通や博報堂、ADKなどの総合広告代理店にとって、主な収入源は 「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌の」通称4マス、マスメディアへの広告費でした。
ですが、近年こうした状況が変わりつつあります。数年前であれば、主な情報源はテレビや新聞といったマスメディア広告でしたが、その多くがスマホに移行しつつあります。
学生の皆さんも、テレビよりもInstagramやTiktokといったスマホのアプリを目にする時間の方が長くなっているのではないでしょうか?
こうした世の中の変化によって、今日、 それぞれの人の趣向に合わせた広告がSNSに掲載される時代に変わってきました 。また私たちがSNSに接触する時間が増えたため、 企業が私たち生活者に提供する顧客体験やブランドの価値を重視 するようになりました。
企業がブランド価値や顧客体験を重視するようになった結果、広告代理店は従来の広告制作に止まらず、 クライアントのマーケティング案件やブランディング案件を受注 するようになっているのです。
広告代理店に求められる価値とは?
今日、広告代理店は コンサルティングファームと競合することが増えています。
例えばアクセンチュアは社内に「Accenture Song」というマーケティングや顧客体験に関する支援を行う機能を持っています。
これはもともとコンサルティングファームを出自にしているアクセンチュアが、クライアントのマーケティングや顧客体験の案件に対応するべく、海外の広告代理店を買収し、広告代理店の持つノウハウを社内に蓄積していっている状況です。
これを踏まえると、電通・博報堂をはじめとした広告代理店には、これまでの広告制作で培ってきた、 生活者の本音を洞察する力や生活者の心を動かすクリエイティビティ が求められています。そのクリエイティビティは、人間と社会と未来に日頃から興味・関心を持ち、「何か新しいことができないか」といつも考える人々から生まれたアイデアの結晶・蓄積を指しています。
そのため、 コンサルティングファームも持つテクノロジーへの知見や、新たな技術への感度が高い人 が広告代理店でも歓迎されるのです。
広告代理店が求めるデジタル人材って?
では広告代理店に求められるデジタル人材とは一体なんでしょうか?
デジタルと一言にいっても、 SNS や プログラミング 、 データサイエンス などその切り口は様々です。
だからこそ、「他の人には負けない」という自信を持てる分野を見つけて、それをどのように広告代理店の「クリエイティビティ」と掛け合わせることができるか考え、選考の中でアピールすることが重要になります。
自分の強みとなる分野を活かしつつ、日頃から人間や社会にアンテナをはる ことを意識しましょう。
タイプ②特殊グローバル人材
広告業界に押し寄せるもう一つの変化、グローバル化
もうひとつ広告業界に押し寄せる急激な変化、それがグローバル化です!
インターネットの普及や国内市場の飽和から、広告業界に限らずあらゆる業界がグローバル化を迫られています。多くの日系企業が海外進出をし、海外の企業も日本に進出してきています。しかし、広告業界はグローバル化の波に少し乗り遅れている様子…。
ですが、クライアントがグローバル化しているのならば、広告代理店も当然のことながらそれに対応しなければなりません。
日系のクライアントが海外進出する際にどうやって商品を広めるか。また外資系企業が日本でいかに広告を打ち出すか。 日本と海外では言葉や文化、趣向が異なるため、進出先の国の生活者の心を掴む戦略を立てなければいけません。このようにクライアントのグローバル化に広告代理店も適応していこうとしているのです。
最近では2025年の大阪万博に向け、コロナ禍で減った海外からのインバウンド客を取り戻すことはもちろんのこと、大阪万博で来日する外国人観光客に対応した広告やマーケティングを行おうとしています。
グローバル化に対応した広告代理店の動き
クライアントのグローバルな事業展開に合わせて、電通・博報堂を中心に広告代理店では様々な試みが行われています。
最近では、電通が SAUDI ANIME EXPO 2022(サウジアニメエキスポ2022)における日本ブースの企画設計に携わった事例があります。
その他、博報堂もアジアを中心にグループ会社を設立したり、積極的に海外の株を取得したりしています。
このような例から、 今後の広告代理店と海外事業は切っても切り離せない ことがわかるでしょう。
広告代理店で求められるグローバル人材とは?
そこで求められるのが、グローバル人材です。海外の事情や文化に知見のある人材を起用し、グローバル化により力を入れていくようです。。ただ、 「1ヶ月語学留学に行ってた」、「1年交換留学に行った」レベルでは足りない ようです。
学校や教育機関が提供する既存のプログラムにただ乗っかっただけではなく、海外で特殊な経験をしてきた学生が採用されているようです。
たとえば、「留学先で自ら頼み込んでインターンを始めて結果を出した」とか「海外で自分でビジネスをしていた」、「そもそも外国人で大学から日本で勉強している」、「生きている期間のほとんどを海外で過ごしてきた」などなど。
あくまでも外資就活 広告チームの見立てですが、留学のハードルが低くなった今の時代はさまざまな留学プログラムがあるため、プログラムで行っただけでは誰でもできるのかもしれません。
だからこそ、 留学先で何を考え、何を目的に行動したかが重要視されているのではないでしょうか。
電通・博報堂は海外に臆することなく、主体的に動けるグローバル人材を欲している!!
広告業界が求める人材とは?
私たちの日常で起きている変化は広告業界に強い影響を与えているようですね。
この記事では近年、広告業界で求められている人材の2パターンをご紹介しました。
この2パターンに共通して言えるのが、 「新しい世界に恐れず進んでいける人材」
だということ。
まだまだ変革期にある広告代理店において、未知の世界を楽しみながら進むことができることは非常に重要なのです。
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