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就活で長期インターンは必ずしも必要ではない~「何者」が考える長期インターンの効用について

長期インターンをやっていないと不利になるか

皆さん久しぶり、何者である。

突然だが皆さんは参加した短期インターンで、自分以外の就活生がみんなどこぞの企業で長期インターンをしていることがわかり、焦りや不安を感じたことはないだろうか。

今や長期インターンは就活への意識が多少高い学生の間では「参加するのがあたりまえ」の様になっている。かく言う私も幾つもの長期インターンを経験してきたし、この外資就活ドットコムも多くのインターン生が長期インターンをしている(何者は残念ながらこの会社のインターン生ではない)。

では実際の所参加していないと何か不利になることがあるのだろうか、少し考えてみたい。

就活では○○しか見られていない

話は少し飛ぶが、就活で一番見られる軸とは何だろうか。

それは一重に「自分で問題提起を行い、解決する力の有無」である。

実はこれ以上でもこれ以下でも何物でも無く、就活という通過点でチェックされるものはこれしか無い。こう聞くとやはり「何かしら解決すべき課題を与えられる」長期インターンが有利に思えてしまうだろうが、別にそんなことは全然無い。

サークルでも体育会系でもなんでも、そこに自ら問題を認識し課題に臨み努力した経験さえあれば、それはそれで立派な経験である。何者も元は体育会系であり、そこで厳しい目標を自らに課し到達した経験があるが、あの過酷さを思うと、学生のうちに出来る長期インターンでのハードワークなぞより、よほど「ためになる」。

長期インターンか学生団体か

更に私は先刻、就活で一番重要なのは「自分で問題提起を行い、解決する力の有無」である、と言ったが果たして長期インターンで得られる経験はこれに即しているのだろうかと何者は疑問に思う。

というのも、長期インターンはあくまで仕事の場であって、何もしない状態でいることは賃金をもらっている限り絶対に許されない。一方で学生のうちに出来ることなど少なく、そうなると必然、インターン生に任されるのは雑用であるわけだ。

果たしてこの雑用に近い作業を「自分で問題提起をした」と言っていいのだろうか? もっと言えば、仮に裁量権を一定程度与えられたとしても、(例えばメディアサイトのKPIの一つの指標の管理を任されるとか)それは決して君が設定した問題では無く、上司に設定してもらった問題であるので、どこまで行っても「問題提起」にはなり得ない。やれと言われ、賃金が発生しているからやっているに過ぎないのである。

自己紹介などで「ある会社で、これこれのKPIを○%上げることに達成しました!」等と言われても、採用面接官は「ではその変数をKPIに設定したのは何故ですか? どの点で重要だと思いましたか?」と聞いてくるだろう。多くの長期インターン生はここでもうつまずくし、上司から聞いただけのKPIの意義をしどろもどろに答えても、「自分の言葉」で無いことはすぐバレるだろう。

実際、金ももらわず、特に何もしなくても所属を許される学生の組織の内部の方が、実は遙かに「問題提起」を行えるチャンスは大きいだろう。

一方で、学生団体で何か「問題提起」をして「解決する」まで持っていくのは中々難しいという面もある。何故かというと、設定すべき「問題提起」がちゃちくなりがちで、「解決する」ための手法を誰も教えてくれないからだ。

例えばとあるテニスサークル部員が、サークル内優勝を狙うという目標を掲げ、それに対する「問題提起」を「サーブがへたくそなので優勝できない」としたとしよう。恐らく彼は「打つべし! 打つべし!」とか言って壁打ちをしたりし続けるのかも知れないが、おそらく出来る打ち手などこの程度である。しかも、仮に到達したとしても所詮サークル内最強なので、目標設定のレベルからして低く、それに準じて「問題提起」もちゃちになる。

つまり何が言いたいかというと、学生団体では自ら「問題提起」できやすい一方で「問題提起」の純度も「解決する」方法もちゃちくなりがちだという事である。自分で事業を学生期間中に興したことを就活エピソードで話す人もいるが、結局それが上手くいっていないから就職するわけであり、学生団体の活動の域をでなかったりする事が多い。この点長期インターンは「問題提起」を君らではなく上司がやっている分しっかり成されているので、その下につく「解決する」方法もしっかりとしているのである。

最も望ましい状態の2パターン

ここまでの話を纏めてみよう。まず就活では、「問題提起し、自分で解決する力」がどれほどなのかが唯一重要なのであった。長期インターンは「問題提起」が自分で中々出来ない一方、上司につくってもらったので「問題提起」の質が担保され「解決する」方法も一貫している。学生団体の活動は「問題提起」はしやすいものの、気ままに問題設定できてしまいがちで純度が低くなりがちで、「解決する」方法も「がんばりました」としか形容できないものの域を超えることが少ない。正直、問題提起して解決した、と言って差し支えないのは、それがスポーツなり何にせよ、最低でも関東大会、日本大会や国際大会という場で成果を出していることを条件とするだろう。

従って一番望ましい状態は学生団体(学生起業でもいいが)で、戦略的に「問題提起」をして「解決する」ことを達成してしまうこと、もしくは長期インターンで地道な雑用や「問題提起」をお膳立てされたところを任されたりすることを経るうちに、本当に更地で、誰も手がついていないようなエリアで「問題提起」から任されてしまうこと、いずれかを経ていると良いだろう。

超人向きか凡人向きか

簡単に書いて見せたが、前者はかなり最初から自分で思考し続けるという能力を要求されるので、少し凡人には向かない。超人向きである。一方後者は、しっかり着実にこなしていけば時間はかかるがゆくゆくは真の意味での「問題提起」を行える段階にはなるし、その頃には「問題提起」を独りで行えるだけの思考し続ける力も身についているだろう。

また、別項目にはなるが、長期インターンをしているといわゆるワークに於けるイニシアチブだったり、新卒1年目になったときに大きなスタートダッシュ点が与えられるという性質がある。というのは、どれだけ学生団体にコミットして努力していても、いざワークとなれば色々なビジネス知識を持っていたり、エクセルでデータを作るのがやたら早い人の方がそのチームの中では戦力になってしまうのはやむを得ないからだ。

同様に、仮に就活が終わったとしても約1年間、内定を獲ったことに浮かれて何もせず遊び散らかしていると、そこから約1年、地獄のように修行している同期の学生も居るわけで、いざ就職という段階になると、遊び散らかしていた君は新卒1年目だが、地獄の修行をしている人は既に新卒2年目、その人の成長の傾きが大きければ大きいほど新卒3年目、4年目相当の力を付け始めている可能性はある。

こうしたビハインドは降り積もると取り返しが利かなくなる性質があるから、「就活で上手くいくか」とは別の軸として「今後のキャリア・自らの成長戦略」について考えるとき、また別の重要な意味を持ってくるので注意しよう。

また、長期インターンでも「すごい人」が上司・同じインターン生であるかないかは、実はその後のキャリア観において大志を抱けるか否か、自身の成長角度について常に危機感を覚えることができるような優秀な人材になれるかどうかにかなり関連していたりする。周りが化け物のように優秀な人しか居ない場においてであれば、人は何とかせねばと気張るものである。逆に仲良しこよしでぬるっとやっていると、先述した優秀な人材になれる契機は一生訪れない。

つまり、長期インターンを就活のためではなく社会人になるまでの先行投資やスキルアップで必要とする場合、参加すべき長期インターン先の会社は極限られた所のみが対象になるといっていいだろう。

長期インターンは必ず必要なものではないが、こと就活においては所謂塾のようなもので、ゆっくり着実にステップを踏みたい人向けのようなものであると話した。中学受験、大学受験、資格試験、就活における長期インターンと、何事にも塾や保険を掛けたがる日本人らしい所作である。

自分に自信が無いが、就活のために長期インターンに参加したい諸勢は、存分に長期インターンをやったらいいと思う。最初はなんとなーくでも、そのうちモチベーション管理までしてくれて、あれよあれよのままに「問題提起→解決する」のフローのまねごとをさせてくれて、就活を乗り切るくらいの力は付けてくれるはずだ。がんばって。

一方で長期インターンを、就活のため云々ではなく自らの成長に投資したい戦闘民族の諸君に何者は非常に共感する。その心意気や良し、奪いたいと思うスキルは何でも存分に貪欲にむしり取っていこう。この意味においては、長期インターンほどこうしたニーズを満たしてくれる場はなく、最高の学び場と化すだろう。もちろん、「問題提起し、解決する力」が一定以上あることは大前提である。

ただ一点気を付けなければならないのは、長期インターンをする会社をしっかり選定することだ。上と横に仕事ができまくる人がいないと、そもそも奪うものが無い。そんな場所にせっかくの学生期間を費やしてまでいるのはあまりに勿体ないのだから。

今週はこんなところであろうか。次週は久々にトップティア学生にインタビューしてみようかと思う。インタビューすると毎回インタビュイーに「煽り口調過ぎ!」と叱られてしまうので、「何者」はもうタジタジである。


【バックナンバー】


何者(なにもの)2018年に東京大学を卒業する、しがない4年生。就活を終え卒業見込みも立ったものの、複数企業で馬車馬の様に働いている為、その1日は忙殺を極める。が、悩める就活生達の為に少しでも力にならんと睡眠時間を削って記事を書いていく事を決意。後輩達への優しく真摯な就活指導に定評がある。ちなみに、ペンネームの由来となった小説は読んだことも手に取ったこともない。

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