TOEIC880点は強みになる?外資コンサル・外銀・商社内定者のデータ分析&まとめ【データで読み解くトップ就活 vol.01】

TOEIC880点は強みになる?外資コンサル・外銀・商社内定者のデータ分析&まとめ【データで読み解くトップ就活 vol.01】

2025/03/04

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外資就活が毎年行う内定者アンケートのデータをもとに、さまざまな観点から分析を加え、就活生に新たな知見を提供する『データで読み解くトップ就活』。
シリーズ第1回となる今回は、「就活におけるTOEICスコア」に注目します。

「各業界を志望するにあたり、目標とするべきスコアは具体的に何点なのか?」
「TOEIC対策に時間はかけたくない...」
「自分のスコアは、○○業界内定者の中でどのレベルなのか?」
など、TOEICに関する疑問・不安は尽きません。

自分の位置・目標を具体的に定め、より効率的に対策を行うために、現状把握は必須。トップ業界(戦コン・外銀・商社)を目指すうえでの目標や周囲の状況を確認する判断材料として、このコラムを活用してください。

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トップ企業内定者のスコアは何点なのか?

外資就活ユーザーに人気の業界である戦略コンサル・外資系投資銀行・総合商社。
この3業界の内定を勝ち取った方々のTOEICスコアを、属性別(文理・海外経験有無)に分析していきます。
※今回のコラムでお伝えするスコアは、外資就活ユーザー内定者アンケート(15~17卒)3年分のデータをもとに算出しました。

表1は各業界内定者のTOEICスコアにおける中央値・最低点・最高点をまとめた図です。
外資系投資銀行が最低値でも780点と高いスコアをマークしているようです。そして中央値はどの業界も880~900点。
外資就活に登録している東大生のTOEICスコア中央値は875点、慶應大生のTOEICスコア中央値は820点、早稲田大学生は835点ということを考慮しても、高いスコアであることがわかります。

【表1】

各業界のTOEICスコア分布

以下は各業界ごとのTOEICスコア分布図です。
※横に伸びている赤線は中央値を表しています。

各業界ともに、最多層は901~950点でした。業界で比較すると、商社の951~990点層の割合が、他の業界に比べて少ないことがわかります。

戦略コンサル内定者TOEICスコア分布図
外資系投資銀行内定者TOEICスコア分布図
総合商社内定者TOEICスコア分布図

文理別

「文系は理系より、英語ができて当たり前」
「理系は英語ができなくても仕方ない」

などと思う方も多いかもしれませんが、実際にはどうなのでしょうか。
以下の比較表をご覧ください。

【表2】
トップ業界内定者文理別TOEICスコア

各業界、やはり理系より文系の方が中央値は高いという結果に。
外資コンサルに関してはなんと55点もの差を付ける結果となりました。
反対に、点数差がいちばん少なかったのは総合商社でした。
総合商社内定者(文系)の高得点層(951~990点)の割合が、他の2業界に比べて少ないことが影響していると思われます。

各業界の文理別TOEICスコア分布
分布図を確認すると、文系の戦略コンサル内定者は901~950点層がいちばん多いのに対し、理系では851~900点層と951~950点層が多いことがわかります。

戦略コンサル内定者(文系)TOEICスコア分布図
戦略コンサル内定者(理系)TOEICスコア分布図

文系の外銀内定者は901~950点が多く、理系では851~900点層がいちばん多いようです。

外資系投資銀行内定者(文系)TOEICスコア分布図
外資系投資銀行内定者(理系)TOEICスコア分布図

商社では文理どちらも901~950点層がいちばん多いです。

総合商社(文系)TOEICスコア分布図
総合商社(理系)TOEICスコア分布図

海外在住経験vs純ジャパ

英語バカはNG!帰国子女・留学生が就職活動で陥りがちな4つのワナ

ここでは、2年以上の海外在住経験者と、それ以外の方の数値から比較します。

「純ジャパの中で自分がどの位置にいるのか確認したい」
「帰国子女だけど、周りがどんなスコアを取っているのか気になる」

……という方は以下をご確認ください。

【表3】
トップ業界海外在住経験別TOEICスコア

各業界、中央値において50~65点ほどの差があることが明らかになりました。
文理別ではあまり差がでなかった総合商社ですが、ここでは顕著な差が表れています。また、外資系投資銀行や総合商社内定者(海外経験あり)の高得点層(951~990点)が少ないこともわかります。この層に入れば、海外経験なしのグループでは他の人と差がつけられそうです。

各業界の海外在住歴別TOEICスコア分布
ここからは各業界の分布図を確認していきましょう。
外資コンサルでは、海外在住経験ありの場合901~950点層が断トツで多いのに対し、在住経験のない方の場合851~900点層が多数という結果になりました。

戦略コンサル内定者(海外在住経験あり)TOEICスコア分布図
戦略コンサル内定者(海外在住経験なし)TOEICスコア分布図

外資投資銀行では、在住経験がある方は951~990点の層が高く、在住経験なしの方は851~900点がいちばん高いという、大きな差が生まれています。

外資系投資銀行内定者(海外在住経験あり)TOEICスコア分布図
外資系投資銀行内定者(海外在住経験なし)TOEICスコア分布図

商社では在住経験のあるグループでは901~950点の層が高く、経験のないグループは851~900点の層が高いという結果になりました。

総合商社内定者(海外在住経験あり)TOEICスコア分布図
総合商社内定者(海外在住経験なし)TOEICスコア分布図

【属性別】トップ企業を目指すのに必要なTOEICスコアとは?

以上のデータを用いて、「志望業界・属性別TOEICの目標点」を考えてみましょう。

以下の表4~6はそれぞれ、内定者のうち上位80%、50%、20%に入る境目のTOEICスコアです。自身の属性・レベルに合わせて、TOEIC目標点を決定してください。

内定者のうち上位80%に入るスコア
【表4】
トップ業界内定者のうち上位80%に入るTOEICスコア

内定者のうち上位50%に入るスコア
【表5】
トップ業界内定者のうち上位50%に入るTOEICスコア

内定者のうち上位20%に入るスコア
【表6】
トップ業界内定者のうち上位20%に入るTOEICスコア

おわりに

いかがでしたでしょうか。
トップクラスに内定している先輩就活生はTOEICの点数も一般的な就活生の平均より非常に高いことがわかりました。ですが、彼らはそれだけで内定を獲得できたわけではありません。実践的な英語力はもちろん、論理的思考力、ケース面接の対策も重要です。
まずはTOEICスコア高めつつ、同時に自分の強みも磨いていく地道な努力が成功への近道です。
「英語力+α」を意識し、業界研究や面接練習を積み重ねることで、さらに強い候補者を目指しましょう。

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