
エンジニア志望者におすすめの必読書籍+学習サービス26選!駆け出しの初心者向けも
2024/12/04
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エンジニアを目指している学生がエンジニアリングスキルを身につけるためのリソースとして、技術書の活用は大事な手段のひとつです。この記事では、3つのレベルに分けて、エンジニア志望者が読むべき本と学習サービスを紹介します。
駆け出しの初心者向けから、上級者向けまで幅広く紹介していますので、ソフトウェアエンジニアを目指している方は、是非参考にしてみてください!
想定レベル
この記事では、以下のレベルに分けておすすめの技術書と学習サービスを紹介します。自分のレベルに合わせて選ぶのもよし、初心者向けから網羅的に学習していくのもよしです。
- ・「プログラミング学び始め」
- ・「コードは書けて、チーム開発を意識し始める」
- ・「学生間のチーム開発を意識し始める」
また、それぞれの書籍に以下の属性分類を加えています。
- ・【網羅的】
- ・【チーム開発】
- ・【実践】
- ・【コード】
- ・【Webサービス開発】
「プログラミング学び始め」向けの必読書+学習サービス26選
「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」【網羅的】
プログラミング言語の基礎的な文法だけではなく、さまざまなテーマを網羅しており、一冊で多くの学びを得られる書籍としておすすめです。
プログライングの全体感を薄く広く学ぶことができ、具体例が多く書かれているため初心者にも理解しやすいです。
「めもりーちゃんのPHPでプログラミング入門」 【コード】【Webサービス開発】
プログラミングをまだしたことないけどプログラミングに関心が人に対して、おすすめの本。プログラミングをするときにどういう考え方を持っておくべきか、プログラマー(エンジニア)人生はどのように始まっていくのかも体系的にかわいいキャラクターを用いて解説しています。
マスタリング TCP/IP 入門編【インフラ】【ネットワーク】
ネットワークの基礎を知りたい人にとって必見の一冊です。組み込みだろうが Web だろうが関係なく常識的に使える知識を与えてくれます。
「情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方」
ソフトウェア開発者としての心構えが綴られた短編集です。プログラミングやエンジニアリングを始める方、初心者におすすめです。
「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」 【キャリア】【網羅的】
ソフトウェア開発者としての心構えが綴られた短編集です。世界中で活躍するアーキテクトのことばから、プロジェクトで大事なことなどの体験談を知ることができます。
Progate【チーム開発】【実践】
言わずもがな有名なプログラミング学習サービスです。さまざまなプログラミング言語のチュートリアルを通して基礎を学び、実践形式の例題を解き進めることでスキルを鍛えることができます。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
「コードは書けて、チーム開発を意識し始める」レベル向け
「リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック」【コード】
個人でプログラミング、開発をやっていると気付けない、ただコーディングするだけではなく論理的で他人にも理解しやすいコードを書くための理解に役立つ本。具体例の記載も多く、チーム開発の入門に役立つ本です。
「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方」 【アーキテクチャ】【コード】
現場の生きたコードを素材にして具体的な改善方法から、良い設計とは何かを納得感を持って実感できる本です。
「現場で役立つシステム設計の原則 〜変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法」 【アーキテクチャ】【コード】
細かい実装の改善から始まって設計手法まで導いており、初学者でも理解しやすい構成です。特定の名前がついた設計手法 (DDD やクリーンアーキテクチャなど) の枠にとらわれず、よい設計とは何かを考え続けるきっかけを与えてくれる本です。
「スタッフエンジニア」 【チーム開発】【キャリア】
エンジニアという職種を経験したあとにどういうキャリアパスを描けばよいか学べる一冊です。もちろんこれが正解というわけではないですが、参考にはなることが多いです。
「ちょうぜつソフトウェア設計入門」 【アーキテクチャ】【コード】【Webサービス開発】【網羅的】
プログラミングがある程度できるようになったタイミングにおいて、システムの価値を持続させ、安定的かつ堅牢さを担保していくにはコードアーキテクチャの設計が要になってきます。そのコードアーキテクチャをどのように設計すればよいのかをかわいいキャラクターをつかって詳解している本です。
「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」 【コード】【アーキテクチャ】
ソフトウェアアーキテクチャを学ぶのに必見の一冊です。「ちょうぜつソフトウェア設計入門」より深く知りたい方におすすめです。
「SREの探求」 【チーム開発】【インフラ】【アーキテクチャ】【コード】
SRE という職種に就く際に、インフラの運用だけではなく、監視やシステムの堅牢性を担保するためにアプリケーションまで深く入り込む必要があるということを解説している本です。SRE という職種は勘違いされやすいが、もともと Google が提唱している職種であり、SRE という職種を理解するのに必見の一冊です。
「Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」【チーム開発】
チームでエンジニアリングをする際に重要になる、理想的な働き方とそのアンチパターンを学習するのに役立つ本。優れたコードとプロジェクト開発の成功について、Googleのエンジニアの著者の観点が紹介されています。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
著者:Brian W. Fitzpatrick、 Ben Collins-Sussman
解説:及川 卓也
翻訳:角 征典 (オライリージャパン)
「プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則」【コード】
若手エンジニアに向けて、質の高いプログラミングとはなんぞやということをわかりやすく示した本です。読みやすくバグが少ないコードの書き方について、原理原則が詳しく記されています。
「心理的安全性のつくりかた」
エンジニアに関わらず、組織で働くビジネスパーソンに必要なコミュニケーション、マネジメントの基礎が書かれています。本質的な課題にアプローチをするためのコミュニケーションの取り方を学べます。
「エッセンシャル財務会計」【マネジメント】
エンジニアリングをするうえで財務諸表の知識はかかせないです。私達が普段行っている仕事が会計やビジネスにどういう見え方をしているのか理解することで,より全体最適なエンジニアリングができるようになります。
VP/CTO を目指したい方には必見の一冊です。
「学生間のチーム開発をリードできる」レベル向け
「How google works」 【チーム開発】【マネジメント】【Webサービス開発】
Google のカルチャーの始まりを知るのに必見の一冊です。どういう感情が良いサービスを生み出す源泉となるかが学べます。
「HARD THINGS」 【チーム開発】【マネジメント】
困難に立ち向かうという観点で、起業家がどういう思考を持っているのかが身にしみる内容です。CTO という職種を目指すのであれば必見の一冊です。
「チームトポロジー」 【チーム開発】【マネジメント】
高いアウトプットを出し続けるためにはどのようなチーム組成が必要なのかを学べる一冊です。顧客への価値をどのようにハイパフォーマンスに提供していくべきかを学べます。
チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
著者:マシュー・スケルトン,マニュエル・パイス
翻訳:原田 騎郎 , 永瀬 美穂 , 吉羽 龍太郎
(日本能率協会マネジメントセンター)
「エンジニアリング組織論への招待」 【チーム開発】【マネジメント】
技術的な基礎をつけた先に、エンジニア組織をどのように作っていくべきかを考えるのに示唆が多い良書です。課題を解決するための思考の整理術、メンタリングの方法などを技術顧問の視点から数多く解説されています。
「ザ・ゴール」 【チーム開発】【マネジメント】
小さい部門だが、部分最適ではなく全体最適を考える点ではエンジニアリングに通ずるものがあります。そもそもビジネス書籍としても十二分に優秀で,ビジネスへの考え方、身の振り方などを学べる本です。
「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」 【チーム開発】
高いアウトプットを出し続けるためにはどのような思考が必要なのかを学べる一冊です。顧客への価値をどのようにハイパフォーマンスに提供していくべきかを学べます。
「Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST術」 【Webサービス開発】
Webの歴史、初期の設計思想がわかりやすい文章でまとめられている本です。Webサービスの実践的な設計について、アーキテクチャ、設計課題、望ましいメソッドの使い分けなど、様々なプロセスのベストプラクティスを学べます。
「Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス」【網羅的】
世界的な大規模ソフトウェアをリードしてきた、Googleのソフトウェアエンジニアリングについて、文化やプロセスなど幅広い観点が集約されています。Googleいかにして成長して成功してきたのかの一端が紹介されており、その中でGoogleが獲得してきた教訓、知見を学ぶことができます。
Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス
著者: Titus Winters , Tom Manshreck , Hyrum Wright
監訳:竹辺 靖昭
翻訳:久富木 隆一
(オライリージャパン)
「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」
エンジニアという職種を経験したあとにどういうキャリアパスを描けばよいか学べる一冊。もちろん全てにおいてこれが正解というわけではないが、参考になる要素が多く書かれています。
おわりに
技術書を通した学習は、自分のレベルや目的に合ったものを選ぶことで、スキルの成長につなげられる有用な手段の一つです。ソフトウェアエンジニアリングの技術習得に活かしてみてください。
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