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ソフトウェアエンジニア職の技術面接の概要
ソフトウェアエンジニア職の面接において、企業は学生の技術力を見極めたいと考えています。長期インターンなどで一定期間働いてもらえるとその実力や人となりを見極めやすいですが、ほとんどの企業は学生全員に対してその時間を設けることはできません。その代替手段としてコーディング試験や技術面接を行います。
本コラムでは、過去にソフトウェアエンジニア職の面接で聞かれた技術的な要素を含む質問をまとめ、実際に上場IT企業で現役ソフトウェアエンジニアとして勤め、新卒採用の面接官も務める面接官A(40代)と面接官B(30代)の2人に質問の意図や評価ポイントを伺いました。
またソフトウェアエンジニア職の内定者の方に、選考通過のために心掛けていたポイントを聞いていますので、そちらも合わせてご参考ください。
・ソフトウェアエンジニア職志望のための面接過去問まとめ-一般質問編-
ソフトウェアエンジニア職の面接過去問まとめ
過去の開発経験を問う質問
- どのような開発経験がありますか?言語/フレームワーク/人数/コードの行数など教えてください。
- 力を入れた開発経験は?使用した技術と選定の意図は?
- (実際に個人開発したアプリのコードの一部を読んだ上で)
ここは別の実装方法もあると思いますが、それについてどうお考えですか?
- チーム開発の経験はありますか?チームでの役割はどうでしたか?
- アプリ開発経験の有無は?
――面接官に聞いた質問の意図と評価ポイント
面接官A:“本当に”開発経験があるのかを確認したいです。それに加えてどのような環境で開発をしてきたのかが知りたいです。趣味なのか、業務なのか。個人なのか、チームなのか。その中でどのように考えて振る舞っているのかを探りたいですね。
基本的には個人でも、チームでも実際に開発経験があれば評価したいです。コードを提示していただけるのであれば、その内容や実装意図についてわかりやすく説明できれば高評価します。またチーム開発経験があれば、どんなふうに開発に貢献したか把握できれば良いです。
面接官B:基本的にはAさんと同じですが、付け加えるとするとフロントエンド/バックエンド寄りの人なのかを探ったり、将来的な伸びしろを含めたポテンシャルを測っています。
また仮にチームでの開発経験がない場合は、学生生活におけるエピソードを通じて他者と一緒に働ける人物なのか評価しています。
コンピューターサイエンス・情報工学に関する質問
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