双日ES対策徹底解説 【第3部】ES完成編

双日ES対策徹底解説 【第3部】ES完成編

2025/10/14

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第3部では、これまでの企業研究・事業分析・自己分析を統合し、説得力のあるESに仕上げる最終段階を解説します。「なぜ双日なのか」を3つの軸で整理し、設問間の論理的一貫性を徹底的に確認。さらに、キャリアセンター職員、商社内定者、指導教員など8名からのフィードバックを受けて4回の改善を重ねたプロセスを詳述します。「あなたらしさを表す写真」の戦略的選定まで、ES完成の全工程をお伝えします。

【シリーズ他コラムはこちら】
双日ES対策徹底解説 【第1部】企業理解編
双日ES対策徹底解説 【第2部】事業理解編
双日ES対策徹底解説【第3部】ES完成編

第6章:志望動機の最終的な差別化戦略

6-1. 「なぜ双日なのか」の3つの軸

これまでの分析を踏まえて、私は志望動機において以下の3つの軸で双日の独自性を語りました。

第一軸:「挑戦・誠実・共創」による価値観の完全一致

「挑戦」「誠実」「共創」という理念が、プロジェクト活動で学んだ「新しいことに挑戦する勇気」「相手の立場に立って考える誠実さ」「多様性を活かしてチームで価値を創造する力」と完全に一致することを具体的に説明しました。

プロジェクト活動でのVR技術への挑戦は、双日の「挑戦」の精神と共鳴します。技術的な知識がない状況から8ヶ月間の学習と試行錯誤を重ね、最終的に地域観光の新しいプロモーション手法を確立した経験は、双日が航空機事業で新技術(SAF、電動航空機、デジタル技術)に果敢に取り組む姿勢と同じです。失敗を恐れず、学習しながら改善を続ける姿勢が、双日の「従来の枠を超えた挑戦」という価値観と一致することを強調しました。

プロジェクト活動での住民との対話経験は、双日の「誠実」の理念と深く共鳴します。当初の提案に対する地域住民の反対を受け、相手の立場に立って根本から提案を見直した経験は、双日が各国のパートナーとの長期的な信頼関係を重視する姿勢と同じです。短期的な効率性よりも長期的な関係性を重視し、相手の価値観や制約を理解して共に解決策を見つける姿勢が、双日の国際事業における「誠実」な関係構築と一致することを示しました。

特に、プロジェクト活動でのメンバー間の意見対立を建設的な議論に変え、最終的にチーム全体の創造性を高めた経験が、双日の「共創」の精神と完全に一致することを強調しました。異なる学部の専門性を統合することで、個人では実現できない価値を創造した経験は、双日が航空機事業で多様なステークホルダーとの協働により業界全体のエコシステムを向上させる取り組みと同じです。多様性を競争優位性に転換する能力が、双日の「共創」による価値創造と一致することを具体的に説明しました。

第二軸:「選択と集中」による専門性重視の働き方への深い共感

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