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電通・博報堂の面接突破の4つのポイントとは?【シリーズ 電通・博報堂内定への道(8)】

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はじめに

こんにちは。
外資就活広告チームです。

今回は広告代理店の中でも「電通・博報堂の面接対策」をお伝えします。
広告業界、特に電通と博報堂は就活生に人気ゆえに選考の倍率は非常に高いです。
今回は、そんな高倍率な電通・博報堂の面接を突破するために、どのようなことに気を付ければよいかをお伝えします。

選考体験談から導く”面接のコツ”

先の【23卒内定者が語る】複雑すぎる!?電博の選考フローをわかりやすく解説【電通・博報堂内定への道(3)】で電博の選考フローに関してお伝えしました。
電通は3回の面接(個人)と1回の役員面接(グループ)があり、博報堂は2回の面接(個人)があります。
それらについてまずは詳細をお伝えします。


【電通】

1次面接
面接時間:30分
会場:オンライン
学生の人数:1名
面接官の人数:20~30代の若手社員2名

2次面接
面接時間:30分
会場:オンライン
学生の人数:1人
面接官の人数:30~40代の中堅社員2名

3次面接
面接時間:1時間程度
会場:電通本社会議室(個室)
学生の人数:1人
面接官の人数:40~50代の部長・局長クラス2名

最終面接
面接時間:20分
会場:電通本社会議室(個室)
学生の数:1人
面接官の人数:40~50代の部長・局長クラス1名

(質問内容)
・自己紹介
・志望理由
・希望部署、それ以外になった場合どうするか
・学生時代にやったこと
・研究内容
・リーダー経験
・逆境を乗り越えた経験
・周りの人からどう評価されているか
・嫌いな人
・どんな時にストレスを感じるか
・休みの日は何をしているか
・電通でやりたいこと
・OB訪問をしたか、その人数
・最近面白いと思ったサービスや商品
・好きなCM
・これからの広告業界の展望
・他に選考を受けている企業
・逆質問
など


【博報堂】

1次面接
面接時間:20分
会場:オンライン
学生の人数:1名
面接官の人数:20~30代の若手・中堅社員2名

最終面接
面接時間:30分
会場:博報堂本社面接室(個室)
学生の人数:1名
面接官の人数:40~50代の部長・局長クラス2〜3名

(質問内容)
・自己紹介
・志望動機
・希望職種
・なぜ博報堂DYメディアパートナーズでなく博報堂なのか
・他に選考を受けている企業
・博報堂でやりたいこと
・具体的にどんな広告をつくりたいか
・研究内容
・周りの人からどんな人だと思われているか
・自分のどんなところが仕事に生かせるか
・学生時代に頑張ったこと
・その経験がどう仕事に活かせるか
・好きなCM/広告
・最近気になった製品やサービスとその理由
・OB訪問をしたか、そのときに印象に残ったこと
・プレゼン案について他にどんな可能性があったか
・最後に一言
・逆質問
など

上記のデータから、電通・博報堂の面接は以下の4つのポイントを守るべきだと言えます。

電通・博報堂の面接で勝つための4つのポイント

①端的に自分を伝えること
②ストレス耐性をアピールすること
③広告そのものに対する興味を示すこと
④トリッキーな質問にも動じない事

①端的に話す

電通と博報堂の面接内容を見ていただければ分かりますが、広告業界の面接は極めて時間が短いです。
これはテストセンターではそこまで落とさず、面接である程度人間性を見るスタンスで採用活動をしているが故に多くの人数を面接で見なくてはならない為と考えられます。
そのため、広告の面接では端的に分かりやすく自分を伝える必要があります。

②ストレス耐性を見られる!?

広告代理店は激務で有名です。
最近は大きく働き方を見直しており、昔ほどの激務ではなくなったそうですが、それでも一般的には忙しい部類に入る業界でしょう。
面接では『その忙しさに耐えられるかを測るために、ストレス耐性をチェックしているのでは?』と思われる質問や演出があるそうです。

例えば、

・永久に「何で?」を繰り返してくる。
・終始真顔で話をしてくる。
・留学経験者に「今から全部英語で話をして」と言う。
・「昨今の働き方改革に関してどう思う?」
・「ストレスを感じたときに何をする?」
・「今までで一番忙しかったと思う時期とその忙しい中でどのように対処していたか教えて。」
・「仕事より優先したいものって何?」

最近は特に、仕事とプライベートのバランスに関する質問をされることもあります。
この質問には模範解答がないので自分の正直な気持ちを答えるようにしましょう。

もちろん「仕事よりプライベートが全てです!」と答えるとあまり良い評価をされません。
かといって「何時間でも残業します!」と昨今の働き方改革の潮流に反する回答をしても、あまり良い評価は得られないでしょう。
あくまで仕事とプライベートの両立を前提に自身の想いをぶつけるようにしましょう。

ちなみに筆者は自身の家族を例にして、
「仕事はどれほど忙しくても必ずやりとげます。ただ、私の父は多忙であまり家にいなかったので、それを反面教師にして将来家族との時間も大切に出来る父親になりたいです。」と言っていました。
なぜそのように思うのか根拠も入れ、仕事とプライベートのどちらもその時々に合わせて柔軟にバランスを変えるというアピールが評価された部分だと思います。

③広告そのものに強い興味があるかを深く見られる

電博の面接では広告そのものに対する興味関心を問われることが多いです。

例えば、

・「好きな広告は?」
・具体的に入社してからやりたいこと、興味のある部署はある?

など、しっかり広告に対する興味や知識がないと答えられない質問が多々聞かれます。

また、好きな広告に関しては「その広告のどこに惹かれたのか。」「どの代理店がその広告を作ったか知っているか」なども聞かれます。
詳細に答えられるように準備しましょう。

④トリッキーな質問にも動じず、瞬発力をアピール

広告代理店が日頃作っているものは答えがないものです。
そのため、限られた時間で自分なりの論理がしっかり通ったアウトプットを求められます。
面接では短い時間で綺麗なロジックを組めるか、納得度の高い答えを出せるかが見られています。

実際に筆者は最終面接で突然「信用と信頼の違いって何?」と聞かれました。
この答えをとっさに答えられる人は稀だと思います。
実際に私もあまりに唐突であった為、少し戸惑ってしまいました。
しかし、ここで答えが分からなくてもまずは喋り始めることが大切です。
結論は何か。なぜそう思ったのか。
こういったことを論理的に話せるかどうかが試されています。
頭の中で論理を組み立てながら話すことが求められます。
諦めない姿勢をアピールするようにしましょう。

面接準備のための4つのポイント

ここまで広告代理店の面接の特徴を説明しました。
ここからは、それらを踏まえてどのように対策を練っていけば良いのかを説明していきます。
面接前に準備することとして、以下の4点が大切だと言えます。

①自分は広告代理店で何ができるかを考えること
②志望理由を練ること
③面接全体でストーリーを構築すること
④具体と抽象で過不足なく語れるように準備する

①自分は広告代理店で何ができるか考える

広告代理店と一口に言っても、様々な部署があり、業務も非常に多岐に渡ります。
良く知られているのはCMを作ることですが、その他にはテレビ局から広告枠を買ってきたり、テレビ番組を作ったり、音楽フェスを企画したり、ビール会社と一緒に商品開発をするなど、毛色の違う業務を幅広く行っています。
これらの業務の中で自分の強みをどこでどのように生かすことができるのかを考えましょう。
面接官にあなたの強みがどの業務でどのように活きるのかを納得させることが面接通過のカギです。
故に、面接官が「あなたが欲しい!」と言いたくなるようなアピールポイントを作り、魅力的なものに見せれば面接の通過率はグッと上がります。

②面接官が気になるのは志望理由

面接官は志望動機が明確で説得力のある人が欲しいと考えています。
故に当然、面接官が重視するのは志望動機です。どれほど優秀な人材であっても志望動機がはっきりとしないと合格は出せません。
もちろん、面接でも志望動機をかなり深堀りしてきます。広告代理店が様々な業務を担っている関係もあって、「この子は広告代理店のどこに惹かれたんだろう。志望動機はこの子の強みと関連性があるのだろうか。」といったことを確かめにきます。
また、学生目線でどのようなことがしたいのかを伝えるためにも、自分の過去の経験などを織り交ぜながら話すとよいでしょう。
面接はエントリーシートを元に進められますので、当然そこには書ききれなかった詳細な部分まで質問してきます。
故に、面接で深掘りされてもすぐに答えられるように入念に準備して面接に臨みましょう。

③面接全体でストーリーをつくろう

面接は基本的に自己紹介から始まり、学生時代の話、志望動機、その他気になった点で質問、逆質問といった流れで行われます。
この流れの中で話したエピソードがつながっていれば、面接官に非常に好印象を持たれます。

例1「人を喜ばせることが好き」という自分の軸の場合
・サークルでサプライズをした。
・留学先で日本文化を広めるパーティーを企画した。
・広告代理店でもクライアントを喜ばせたい。
例2「新しい価値を生み出したい」という軸の場合
・バイト先で新しい人気メニューを提案し、集客数を上げた。
・ゼミ活動で、企業と合同で新商品を開発した。
・広告代理店でも新しい価値を生み出しわくわくするものを作りたい。

このように、
学生時代を中心とした人生経験→そこから導き出せる人間性・価値観→広告代理店で自分がどのように働き、価値を発揮するか
といった、「自分と広告代理店を繋げる一本のストーリー」を語れるという点がとても大事です。
自己分析・企業分析をしっかりと行い、企業と自分の共通点を探し出しましょう!

④具体と抽象で過不足なく話そう

広告代理店は1枚のポスターや数十秒のCMで人の行動を変えなくてはなりません。
そのため、限られた時間の中であなたが伝えたいことを面接官に過不足なく完璧に伝えなくてはなりません。その際に気を付けなくてはならないのが、具体と抽象のバランスです。
なるべく端的に伝えようと抽象的な話をしたり、逆に具体的に話過ぎてしまったりすると、面接官からは評価されません。
ここで大切なのは緩急です。
あなたが本当に伝えたいことは、より具体的に話した方が相手も気付いてくれます。また、敢えて全て抽象的に一言で話して、面接官に気になるところを質問させ、その答えから具体化させていくというのも作戦の1つとしておススメです。

終わりに

面接対策編はいかがでしたでしょうか?

電通・博報堂は難関企業というだけあり、気を付けなければならないことがかなりあります。
しかし、大切なのはいかに自分らしさを相手に伝えるかということです。
内定者を見ても明らかなように、広告代理店に内定するには「個性」が非常に重視されます。
その個性を前面に出しつつ、上記のことに気を付ければ面接も必ず良い結果になります。

マッキンゼー ゴールドマン 三菱商事
P&G アクセンチュア
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