【総合商社選考対策⑦】双日・選考対策:複数内定者が語る「専門商社×総合商社」の徹底解剖と戦略

【総合商社選考対策⑦】双日・選考対策:複数内定者が語る「専門商社×総合商社」の徹底解剖と戦略

2025/10/02

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eyecatch

こんにちは。総合商社、デベロッパー、広告代理店から複数内定をいただいた慶應生の者です。

「総合商社」シリーズの第七弾は、 双日 です。総合商社でありながら、特定の分野に深い専門性を持つ、いわば「専門商社の集合体」。5大商社とは異なる、独自のポジションを築いています。彼らは、巨大な資本力で真正面から戦うのではなく、鋭い専門性と機動力を武器に、ニッチな市場で確固たる地位を築く「クレバーな戦略家」です。

今回は、その独自のビジネスモデルと、そこで求められる人材像、そして早期内定への鍵となる選考フローを解説します。

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企業分析:「専門性」を武器に戦うニッチプレーヤー

双日を理解する上で重要なのは、彼らが総合商社という枠組みの中にありながら、特定の事業領域における「専門性」を徹底的に磨き上げ、それを武器に戦っている点です。

①「航空・化学」への選択と集中:ニッチ市場の王者

双日を象徴する事業が、 航空機分野 です。彼らは、ボーイング社の日本における代理店として、長年にわたり日本の航空業界を支えてきました。しかし、彼らのビジネスはそれだけではありません。世界中の航空会社を相手に、航空機本体やエンジンのリース、パーツ供給、そして空港運営まで手掛ける、まさに「空のプロフェッショナル集団」です。この事業は、航空機という極めて高額なアセットを、金融の知識を駆使して動かす、高度な専門知識と、長期的な信頼関係がなければ成り立ちません。

なぜ、彼らはこのようなニッチな分野に強みを持つのでしょうか。それは、巨大な資本力を持つ財閥系商社と同じ土俵で戦うのではなく、専門性という「鋭い武器」で、特定の市場を深く、そして独占的に切り拓いていく戦略を取っているからです。「広く浅く」ではなく、「狭く深く」。それが双日の戦い方です。

②「日商岩井×ニチメン合併」のDNA:多様性を力に変える「統合力」

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