【戦略コンサル】就活強者の「1日のスケジュール」完全公開――授業もバイトも就活も、全部まわすためのリアルな生活術

【戦略コンサル】就活強者の「1日のスケジュール」完全公開――授業もバイトも就活も、全部まわすためのリアルな生活術

2025/12/11

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eyecatch

こんにちは。外資就活ドットコムが運営する選抜コミュニティ、「外資就活アカデミア」でメンターをしている者です。今回は“就活強者”の就活術についてご紹介します。

就活を本気で進めている友人の話を聞くと、「同じ1日24時間とは思えない」と感じることがあるかもしれません。授業に出て、課題もこなし、バイトもしているのに、なぜか企業研究もケース対策も進んでいる。特別な才能があるように見えますが、実際に中身をのぞいてみると、違いの多くは「1日の使い方」と「小さな習慣」の積み重ねにあります。

ここでは、選抜コミュニティ所属の就活強者達の平日をモデルにしながら、授業・バイトと就活をどう両立しているのか、どのタイミングで企業研究やケース練習をしているのか、どんなツールで情報収集しているのかを、一日の流れに沿って描いていきます。そのうえで、モチベーションを維持するコツも含めて整理し、「こう生きろ」という正解ではなく、「このくらい回している人がいる」という一つの基準を示していきます。

とある就活強者の一日

朝の時間帯

就活強者にとって一日の方向を決める大事なスタートです。たとえば朝七時ごろに起きると、スマホを手に取って最初に開くのは、娯楽系アプリではなくニュースアプリや経済メディアです。とはいえ、難しい記事を熟読するわけではありません。トップニュースの見出しと、気になる業界の記事をざっと眺め、気になったキーワードだけ軽くメモしておく程度です。ここで完璧な理解を目指さないことがポイントで、あくまで「今日も世の中の動きに触れた」という感覚を積み重ね、後で企業研究やケースで使えるネタの種を集めているイメージです。

通学時間

完全に「就活モード」に切り替えやすい時間です。電車の中では、前日に受けたケース練習のフィードバックを読み返したり、参加予定の選考や座談会の日程を確認したり、気になる企業の決算説明資料を要約サイトや自作メモでざっと振り返ったりします。満員電車で参考書を開くのは難しくても、スマホ一つあればできるタスクはいくらでもあります。就活強者ほど、この「何となくSNSを眺めて終わる時間」を意識して潰しにかかっています。

大学到着

大学に着くと、午前から午後にかけては授業が続きます。この時間は基本的に就活のことを頭から外し、目の前の講義やグループワークに集中することが多いのですが、ただ受け身で座っているわけではありません。グループワークなら、議論を整理して人に伝える役回りにあえて手を挙げてみる、ディスカッションの場では結論と理由をセットで話すことを徹底してみるなど、面接やケースにもつながるスキルを実戦で鍛える場として授業を使っています。就活のために特別なトレーニングを追加するのではなく、「今やっていることの中に練習の場を見つける発想」が特徴的です。

昼休み

授業の合間の小さなゴールデンタイムです。友人と食事をしながらも、食べ終わった後の三十分ほどは就活タスクに当てていることがよくあります。前日に書いたエントリーシートを見直して数行だけ修正したり、企業から届いたメールに返信したり、その日の夜に予定しているオンライン面談やケース練習の相手に確認の連絡を入れたりといった、細かい作業をここで片付けます。昼休みを「完全オフ」から「半分は就活事務処理」に変えるだけで、一週間の進捗は驚くほど変わってきます。

空きコマ

午後の授業が始まるまでに空きコマがあれば、図書館や空き教室に移動して、静かな環境で企業研究や自己分析を進めることが多いです。先日参加した説明会のメモを清書して整理したり、OBOG訪問で聞いた話を企業ごとのノートに反映させたり、自分のガクチカや自己PRのストーリーを推敲したりします。友人と話してリフレッシュする時間ももちろん必要ですが、「空きコマの最初の三十分だけは就活関連の作業に使う」と決めていると、学期が終わる頃には大きな差になっています。

夕方から夜にかけて

週に二、三日はバイトの時間です。塾講師や飲食、販売など、さまざまな仕事がありますが、就活強者はここでも「どうすれば経験として語れるか」を常に考えています。忙しい時間帯のシフトの組み方や、クレーム対応の工夫、売上や来客数を意識した声かけなど、普段の業務の中で主体的に工夫したポイントを意識してメモに残しておく習慣があります。仕事中は当然就活のことを忘れて目の前の業務に集中しますが、休憩時間の十分だけニュースを読む、簡単なケース問題を一問だけ解くといった工夫で、完全に勘が鈍らないようにもしています。

帰宅

バイトが終わって帰宅すると、一度頭と身体をオフにします。夕食をとり、シャワーを浴びて一息ついたあと、好きな動画や漫画、ゲームに触れる時間を意識的に三十分から一時間ほど作る人が多いです。ここでのポイントは、「だらだらと夜更かしする」ではなく、「この時間までは思いっきりオフ、そのあとはもう一度オン」という区切りを自分の中で決めておくことです。

ゴールデンタイム

そして、多くの就活強者が「就活のゴールデンタイム」と位置づけているのが、夜の二十二時半から深夜一時前後の時間帯です。この時間には、オンラインでのケース練習や先輩・社会人との面談が入ることが多くなります。就活仲間と一対一でケースを解き合ったり、インターンで知り合った内定者に模擬面接をお願いしたりと、一回あたり三十分から一時間ほどの練習を週に数回行います。終わったあとには、フィードバックを簡単にメモして、どこが改善したか、どこがまだ弱いかを言語化しておくことで、次の練習につなげています。

ケース練習や面談がない日は、この時間を企業研究の整理に充てます。企業ごとのメモを読み返して、志望度や印象を書き足したり、OBOG訪問の記録を清書したり、翌日にやるべきタスクを三つだけ書き出したりします。日付が変わる前後のわずかな時間ですが、一日の締めくくりとして「今日できたこと」「うまくいかなかったこと」「明日やること」を簡単に振り返る習慣が、長い就活期間を通じてじわじわと効いてきます。

ここまで見てきたように、授業やバイトと就活を両立するうえで鍵になるのは、特別な時間を新たに捻出することよりも、「すでにある時間に役割を与える」ことです。通学時間にはニュースやフィードバックの読み返しを行い、昼休みにはESやメールを処理し、空きコマには企業研究や自己分析を進め、夜にはケース練習や振り返りを行う。こうしたパターンが一度生活リズムとして定着すると、「今日は何から手を付けよう」と迷う時間そのものが減り、自然と前に進めるようになります。

就活の進め方のTips

企業研究

最初から一社一社を完璧に理解しようとするのではなく、まずは業界全体の構造をざっくりつかみ、その中で気になる企業を少しずつ深掘りしていく方が効率的です。たとえば、コンサルを志望しているなら、戦略系と総合系、シンクタンクやIT寄りのコンサルなど、カテゴリーごとの違いを自分なりに言葉にしてみることから始めるとよいでしょう。そのうえで、個別企業については、事業の柱が何か、直近数年の売上や利益がどう変化しているか、トップメッセージにどんなキーワードが頻出しているかといった点を中心に、短い時間で情報を拾っていきます。

OBOG訪問や説明会

この企業研究の「仮説を検証する場」として活用できます。事前にホームページやIR資料から得た印象や疑問点を書き出し、「この戦略は現場からどう見えているのか」「他社との違いを一言で表すと何か」といった問いを準備しておきます。訪問中はその問いをぶつけながら話を聞き、終わったあとにノートに反映させる。このサイクルを繰り返すうちに、「なんとなく知っている企業」から「自分なりの言葉で語れる企業」へと理解が変わっていきます。

ケース練習の頻度や方法について

人によってベストなペースが異なりますが、就活強者の多くは、選考が本格化する時期には週に三〜五回ほどペア練習を行い、それとは別に短時間の一人練習を毎日積み重ねています。重要なのは、回数そのものよりも「毎回テーマを決めること」です。ある日は論点の構造化だけに集中し、別の日は仮説の立て方や数字感覚の粗さに意識を向けるなど、一度にすべてを完璧にしようとせず、弱点を一つずつ潰していく発想で取り組んでいます。

情報収集のツールやサイトについて

数よりも「自分にとって扱いやすいものを決めておく」ことが大切です。ニュースは一、二個のアプリに絞り、就活情報もよく使うサイトを中心に追いかける。各企業の公式情報はIRページやニュースリリースから拾い、気になった資料や記事はその場で自分のメモツールに貼り付けておきます。ノートやNotion、スプレッドシートなど、形式は何でも構いませんが、企業ごと・イベントごとに情報を整理する「自分専用のデータベース」を一つ持っておくと、面接前の復習やES作成がぐっと楽になります。

モチベーション維持の秘訣

最後に、モチベーション維持の秘訣についても触れておきます。就活はどうしても合否に一喜一憂しがちですが、就活強者ほど「成長の指標」を自分の中に持っています。ケースで前よりも早く構造化できるようになった、OBOG訪問で自分から質問を切り出せるようになった、ESのフィードバックの量が減ってきた、といった小さな変化を意識的に拾い上げ、「一週間前の自分」と比較することで、少しずつ前進している感覚を大切にしています。

また、完全に一人で抱え込まず、就活仲間と緩やかなつながりを作っていることも多いです。ケース練習で知り合った人同士で小さなグループを作り、お互いの進捗を共有したり、悩みを話したりする。週に一度だけでも、誰かに「今週はここまで進んだ」と報告する場があると、惰性でサボることが減り、気持ちも折れにくくなります。

もう一つ重要なのは、あえて「完全オフの日」を用意することです。週に半日から一日は、就活のことを一切考えずに、友人との予定や趣味に時間を使うようにする。オンとオフのコントラストをつけることで、平日の集中力も戻りやすくなり、長期戦になりやすい就活を最後まで走り切りやすくなります。不合格通知が来たときには、その日は落ち込んでも構わない、と自分に許可を出しつつ、翌朝には次にやるアクションを三つだけ決める。そんな小さなルールが、メンタルの揺れを最小限にしてくれます。

就活強者の1日は、特別なことをしているように見えて、そのほとんどは「時間の使い方」と「習慣の設計」によって成り立っています。すべてを真似する必要はありませんが、朝のニュースチェックを取り入れてみる、昼休みの一部を就活に充ててみる、夜に十分快だけでも振り返りをしてみる、といった小さな一歩からでも、自分の1日は少しずつ変えていけます。今日の24時間をどうデザインするか。その積み重ねが、数カ月後の自分を大きく変えているはずです。

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