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【26卒・27卒必読!】知的能力を鍛える読書のススメ

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就活対策と読書

こんにちは。外資就活 コラムチームです。
今回は、付け焼刃の就活対策でなく、「長期的に能力を高めるための方法としての読書」についてご紹介します。

就活でこれから成功したいと思っている(何を成功と捉えるかは人により違いますが)方は、筆記対策やグループディスカッション対策のようなテクニカルな対策をすると同時に、ファンダメンタルな能力の強化をしていく必要があります。

ここで言うファンダメンタルな能力とは、社会や経済に関する基本的な知識、思考をする際の学問的な方法論、論理的な思考力、文章や相手の言葉を批判的に検討する力といった、分野を問わず、考察や問題解決の基盤となる知的能力を指します。

就活で最終的に必要となる能力は筆記対策のようなものよりむしろこちらなのですが(筆記ができることはあくまで前提条件)、一朝一夕で身につくものではなく、中長期的な努力を通じて伸ばすしかありません。

この力をつける方法は色々とあります。この記事で僕がオススメしたいひとつの方法は、様々な分野の良書を習慣的に読むことです。

何を良書と感じるかは人によって違いますが、僕が考える良書とは、「自分が今まで持たなかった視点を提供してくれる本」「新しい分野に興味を持たせ、さらなる読書のきっかけとなるような本」です。特に、各分野で権威と言われるような経験豊かな学者が、専門家でない人向けに書いた本(できれば新書等でなく、それなりにボリュームのある本)を薦めたいと思っています。例え就活から離れても、このような本を読むことは中長期的に自らの能力を高めるのに役立つだけでなく、非常に楽しいことですし、きっと人生を豊かにしてくれるでしょう。

この記事では、以下の4点について解説します。

①良書を読むことの意義
②良書の探し方
③ビジネス本ばかり読むことのリスク読書法
④続けるための読書法

良書を読むことの意義

良書を読むことを薦める理由は、そこから知識と学問的方法論を獲得することができるためです。

まず、良い本を習慣的に読むことによって、様々な分野の知識が自分の中に蓄積されていきます。そのデータベースは、日常の事例やニュースをきっかけに自分で考察を繰り返すことによって、さらに充実したものになるでしょう。

人の優秀さを示す言葉として、「頭の回転が速い人」というような表現をよく使いますが、これは単純に「1秒あたりの思考量が多い人」というよりもむしろ、「日頃から知識を取り入れ、考察を積み重ねているので、何か意見を求められた時に頭の中のデータベースから素早く適切な返答を引っ張ってくることができる人」を指すと僕は考えています。

また、例えば経済学や社会学、情報科学といった学問を体系的に学び、関係する書籍を何冊も何十冊も読むことで、その学問の方法論を身につけ、自らが考えるための軸にすることができます。僕の場合は経済学と現代思想がそれにあたると思っていますが、どんな分野にしても何らかの学問的なツールキットを持つことは、自らの説得力ある意見を作るベースになります。何らかの学問的な知識、先行研究、手法などを知った上で自分自身の考察や意見を加えるのと、何の理論も実証もない思いつきを垂れ流すのでは、相手に与える印象が相当異なってきます。

本を読む意義については、以下の本なども参考にしてみてください。各論については同意しない部分もたくさんありますが、「本を読もうかな…」と思うような刺激をもらえると思います。

良書の探し方

良書を探す上で、インターネットは非常に役立ちます。ただし、例えばamazonのカスタマーレビューのように誰でも好き勝手書けるものについては、あくまで参考程度にとどめるのがよいでしょう。

僕のオススメは、以下のようなサイト/記事です。これらのブログ/書評を見て興味を持ったものについて、図書館やamazonを使って手にとって見るという方法が、コストパフォーマンスが良いのでオススメ。僕は特に、「スゴ本」サイト右下にある「100冊シリーズ」を、かれこれ2年近く本選びの参考にしています。

ビジネス本、自己啓発本、ハウツー本の読みすぎに注意

ビジネス本や自己啓発本、ハウツー(How-to)本を読むのは気分転換としてはいいですが、そればかり読むのはあまりお勧めしません。

著者の意見や具体的な問題の解決法を学ぶことができても、考えるための一貫した体系的枠組みを手に入れたり、より一般的な問題解決能力を高める上では役に立たないことが多いためです。

時間のない社会人がこうした本の主な顧客層ですが、時間が(社会人に比べると)ある大学生はもっと腰を据えて、書かれてから何十年も残るしっかりした本を読みましょう。

続けるための読書法

読書を習慣にし、多くのことを吸収するために、以下のようなことを心がけるとよいと思います。

・通学時間や講義の空き時間等、スキマの時間を有効活用して読む
・義務感で読むのでなく、その時に興味がある本を読む
・手にとった本が全然面白くなかったら、さっさと読むのをやめる。目次や結論だけ読んでもよい
・ハードカバーの難しめな本を読むときは、休憩用に軽い新書も並行して読む

様々な読書法が紹介されていますが、最終的には自分に合った方法を選べば良いと思います。重要なのは良い本を読む習慣をつけることであって、読んだ本の数や細かな読書テクではありません。

「就活は結局過去二十数年間の積み重ね。選考が始まる前から8割方勝負が決まっている」と、マッキンゼーで現在働いている先輩の弁。就活が本格化する前に、しっかり自己投資しましょう。

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