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外銀内定者の生の声
最速で投資銀行から内々定を獲得した就活生から寄稿頂きました。参考になる点も多々あるかと思いますので、今後の選考に役立ててください。
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投資銀行部門・マーケット部門双方のインターンシップでオファー獲得
初めに筆者がどのようなバックグラウンドをもっているかについて、お話をさせて頂きたいと思います。
筆者は父が日本人、母が外国人で合わせて10年ほど外国に住んでいたということもあり、英語が比較的強みでありました。また英語の他にいくつかの言語を少し話すことができますので、人よりも「ネタの引き出し」の数があるかもしれません。
また大学では体育会の部活動に所属し、毎朝6時から数時間練習してから学校に通っておりますので、体力という点では少し自信があるかと思います。
英語が話せて体育会の時点で差があり過ぎる…と思うかもしれませんが、たとえそういったバックグラウンドを持っていてもオファーに繋げられなかった方も数多く見受けられました。
むしろ 非常に基本的なところで、性格が明るく人との良好な関係を築き上げられそうな方々 が比較的オファーを獲得しているように感じられました。
筆者はこの夏、複数の外資系投資銀行の投資銀行部門・マーケット部門の両方でインターンシップを経験し、いずれもオファーに繋げることができました。
外銀インターン中に意識したこと
今回は、筆者がインターンシップ中に意識したこと、気付いたこと、人事の方々にお伺いした「人を見極める点」などについてお話させて頂き、皆様の就職活動に役立てていただければと思います。
1. ハキハキと話した
抽象的かもしれませんが投資銀行の特にマーケットサイドで目立ったのが、社員さんのハキハキとした喋り。人事の方に聞いてみたところによると、 「ハキハキ喋る人」が良い印象を、遠慮がちな方はその逆の印象を 持たれていたみたいです。
マーケット部門・投資銀行部門にかかわらず社会人として必須要素であると思うのですが、「自分の意見を簡潔に言える人」が重要なのではないでしょうか。
言ってしまうと簡単なことのように思えますが、緊張している中で、的確・簡潔に自分の意見を述べることのできる人はなかなかいないように感じます。
特に、 セールスの業務に関心をもっている方は今から注意した方が良いポイントなのではないでしょうか。
2. どんな辛い状況でも常に明るく振る舞った
外銀のインターンシップも長期から短期まで、様々なタイプのプログラムがありましたが、いずれも課題が結構重めです。周りを見てみると、初日以降の出社時に、多くの方の顔に疲れの色が現れてました。
2日目から早速集中力が続かないという声も聞こえる中、明るく社員と接していますと「おっ、君なんか楽しんでるね。」と言われ、頻繁にその社員さんと話すようになりました。
明るさと申しましたが、 気合いでどこまで疲れを外に出さないかが重要で、これがその後の印象を左右する のではないでしょうか。
外資系企業ですので当然と言えば当然ですが、是非本番で思い出してください。体力ではなく「気合い」です。精神論で申し訳ございません。
加えて申し上げたいのが、インターン参加者で頻繁に見られたのが「オレ昨日、朝の2時まで課題やって、疲れてるんだよなー」という発言。
もちろん社員さんは聞いており、その努力を認めています。しかし、このような発言はネガティブに捉えられているそうです。 朝の2時までやってこのクオリティー程度の人間かと見られている からだそうです。
3. 積極性・協調性を常に高く持つように意識していた
外資系投資銀行は少数精鋭部隊で、日系企業以上に「チームワーク」が必要となります。
投資銀行部門・マーケット部門とも、他人の意見を尊重しつつ自分の意見を簡潔に主張して、グループとして良い結果に繋げられているかを特に見られていたようです。
また、早期に相手の強みを見つけ、その部分をチームに有効利用することによって良い結果に繋げる姿勢もまた重要だと、いくつかのインターシップ後に初めて気づきました。
相手の長所を伸ばすことで、自分が埋もれてしまうのではないかと心配される方がいらっしゃると思いますが、採用担当の社員もプロです。積極的に課題にコミットし、チームの強みを引き出す存在を決して見逃すわけがございません。
目の前の壁だけではなく、一歩引いた広い視野をもっている人が最も優秀な人 かもしれないですね。
外銀内定には、面白さ・努力し続ける力が大事
簡単に人事の目線も含んだ、私の経験を述べさせていただきましたが、もう数点述べさせていただきたいと思います。
面接までには、その業務に関する最低知識などは頭に入れておくべきだと思います。私は幅広く知識を吸収するために「日経文庫シリーズ」を愛用しています。
どの企業にも共通することですが、見栄えを良くしようと背伸びする方は一瞬で見抜かれます。言うまでもないですが、そのような方はインターン後のディナーにすらお呼び頂けないと思います。
また ユーモアのない方も目に留まらない と思います。
企業説明会などでお気づきだと思いますが、社員の方々はネタの引き出しがとても多くあると思います。アドバイスになるかは自信がありませんが、無茶ぶりされても大丈夫なネタを一発仕込んでおくことをお勧めします。
鬼のような体力の持ち主で、頭もキレキレの少数精鋭部隊のように思われる外資系投資銀行ですが、一言でそのように表現するのは正しくないかもしれません。
むしろ 人間としての面白みに富む人々が人一倍、切磋琢磨している空間 なのではないでしょうか。
今後も一般選考が始まっていきますが、私が述べさせていただきましたポイントを皆様の就職活動に役立てて頂けましたら幸いです。
ゴールドマン・サックス
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UBSグループ
ドイツ銀行
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