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トップオブトップだけが知っている「本当の」戦略~理系院生が「本気の就活」で見つけた勝ち方(3)~

連載もとうとう3回目です。みなさん、こんにちは。おかだともきです。

<Profile>
京都大学大学院在学。専門は化学工学で革新的なドライヤーを開発中。ソニー、デロイト・トーマツ・コンサルティング、楽天、ハウテレビジョンからオファーをいただき、最終的にハウテレビジョンへの入社を決意。現在は外資就活ドットコムにてインターン中。就活について呟くTwitterアカウントはこちら→@10moki_okd

<連載バックナンバー>
[1] 就活という理不尽なゲームの中で問われている「たった1つ」の問い
[2] 自己分析という迷路で迷わないために

今回はついに「就活にどうやって勝つか?」という「戦略」そのものについてお話したいと思います。これまでのコラムでお伝えした「就活で問われている問い」と「幸福度の因子とストーリーを見つけるための自己分析」を結びつけ、アクションプランを立てられるようになることが今回の目的になります。

そもそも戦略って何ですか?

ここ数年、コンサル人気が高まり「戦略」という言葉に注目が集まっています。コンサル志望の就活生なら誰でも一度は、マッキンゼーやBCGのコンサルタントのような示唆に溢れる戦略を作りたいと夢見るはずです。

私もその1人です。戦略コンサルのジョブに参加し、1日中必死で考えたアイデアを優秀なコンサルタントの方達に叩きのめされたのも今では良い思い出です。今振り返ってみると、当時の私は「そもそも戦略とは何か」をわかっていませんでした。

そんな中、ある経営企画職を採用する選考プロセスのインターンに参加した時のことです。プログラムの中で受講した「戦略についての講義」の中で社員の方が仰ったある言葉が、私の考え方を大きく変えました。

””戦略とはリソース配分である””

具体的に説明すると、「戦略とは『目標』を達成するために『リソース』をどこにどれだけ投下するかを考えること」です。
企業の場合、目標にはミッション/ビジョン、中期経営計画、単年の経営目標など大小様々なものがあります。また、リソースとは経営資源(ヒト、カネ、モノ、情報)のことです。

私がこの戦略の定義に感動した理由は2つあります。
1つ目は「戦略」と「戦術」に区別をつけられたことです。目標を達成するためにリソース配分を戦略と定義すれば、戦術は配分されたリソースを用いて実行されるアクションだと決めることができます。スポーツで例えると、監督が考えるものが戦略、選手が実行するものが戦術です。

2つ目は、目標を明確に立てなければ戦略は成り立たないと気付けたことです。これについて、ある有名なクイズがあります。

問題:イギリス対日本のテニス団体戦の試合があります。イギリスには世界ランク1位、3位5位の選手がいます。日本には世界ランク2位、4位、6位の選手がいます。事前情報で、イギリスは「①1位、②3位、③5位」の順で試合に臨むことがわかっています。日本がイギリスに勝利するためにはどのように選手を配置すれば良いでしょうか。

「①6位、②2位、③4位」と考えた方が大半だと思います。
しかし、この問題には1つ落とし穴があります。それは「日本の勝利条件」が決まっていないことです。

もし、日本の勝利条件が「一勝でもすれば勝利」であったら、日本の配置は「①6位、②4位、③2位」に変わるでしょう。なぜなら、相手の一番弱い選手にこちらの一番強い選手を当てれば最も勝率が高く、確実に一勝を取れるからです。

以上の様に、戦略とは目標(勝利条件)によって全く異なります。これは非常に大切なことですので、ぜひ覚えてください。余談ですが、GDにおいて目標を立てることが重要な理由はまさにこれです。

就活における戦略の立て方

では、実際に「戦略とは目標を達成するためのリソース配分である」という定義を応用し、就活の戦略を立てていきましょう。

まず、定義を分解していきます。

就活における目標とは「第1志望企業から内定を取ること」です。「人生の幸福度を最大化する因子から逆算して立てる」目標の立て方については、前回のコラムで復習してください。

参考
[2] 自己分析という迷路で迷わないために

目標は明確にしやすい一方、リソース配分は非常に難しい問題であり、多くの就活生の皆さんが悩んでいることだと思います。そこでロジックツリーで分解した様に「何を」「どこへ」「いつ」「どれだけ」の4つの観点で解説していきたいと思います。

①何を
就活におけるリソースは「時間」「お金」の2つです。時間についてはわかりやすく、ESや面接などの選考の時間、選考対策の時間、インターンに参加する時間、さらには授業や課題、バイトの時間なども含まれます。お金はあまり意識されませんが、交通費やスーツ、証明写真、飲食費などがあります。地方の学生ならば宿泊費も含まれます。

②どこへ
就活は9つのフェーズに分けることができます。この9つのフェーズに対して、自分が今どこにいるのかを確認した上で、各フェーズにどれだけの時間とお金をかけるかを考えることが戦略になります。体感としてどのフェーズがボトルネックになっているのかを確認するイメージです。

③いつ
時期については志望業界によって大きく異なるので注意が必要です。例えば戦略コンサルのウィンタージョブを目指すのであれば、9月から適性検査やケース面接対策を始めるべきですし、総合商社を目指すのであれば、基本的には4月から始まる本選考が目標となります。

参考
【22卒保存版】トップ業界志望者の就活スケジュール・対策内容まとめ ~コンサル・投資銀行・マーケ編~
【22卒保存版】日系トップ業界志望者の就活スケジュール・対策内容まとめ ~商社・広告・デべ編~

④どれだけ
リソースを配分する量については、「企業選びフェーズに10時間と1万円をかける」のような具体的な数字は必要ありません。全体の中でどのフェーズに時間とお金がかかりそうかを確認できれば問題ありません。

ここまでをまとめると、就活における戦略の立て方とは

””第1志望から内定をもらうという目標に対して、就活の7つのフェーズに時間とお金を配分すること””

になります。

「戦略コンサル志望で、ケース対策が不十分だから対策本を買って勉強しよう」や「商社志望だけどまだ本選考は先だから今のうちからOB訪問をしよう」といった具体的な戦術(アクション)は全て戦略を作って初めて考えることができます。

リサーチは戦略を確かなものにする

コラム冒頭でお話したテニスのクイズに戻りましょう。日本チームの出場順を考える上で重要な要素が、勝利条件以外にもう1つあります。
それは事前情報として得られた「イギリスチームの出場順」です。リサーチ部隊が事前に仕入れてくれたこの情報によって、日本チームは適切な戦略を考えることができました。

これは実際の戦略においても同様で、情報はより効果的な戦略を立てるのに必要不可欠です。特に実際の戦略はこのクイズのように単純ではなく数多くの要因が絡んできますので、情報収集によって状況を整理し打ち手を考えなければなりません。
就活で言えば、「戦略コンサルはジョブに参加しないと内定をもらえない」や「商社はOB訪問の回数が多い方が有利」といった情報はリソースを配分する上で重要であり、戦略を確かなものにしてくれます。

とはいえ、リサーチをやみくもにしてはいけません。それには2つの理由があり、1つ目は情報は膨大にあるゆえに集めていたらキリがないことです。就活においても7つのフェーズそれぞれに複数の要素があり、それらの情報を全て集めることは困難ですし、何よりその情報の中に有益な情報はわずかです。
2つ目は情報を集めすぎるとかえって判断が難しくなることです。情報が増えるほど考慮すべき要素が増え、判断できるキャパシティをオーバーしてしまい、判断の質が低下します。

効果的にリサーチをするコツは目標から逆算した「仮説思考」を利用することです。大学院生の方は研究などで馴染みが深いと思いますが、これは就活でも役に立ちます。

リサーチのコツは「結論の仮説を先に出して、結論の根拠となる情報を後から探す」ことです。これは通常考えられている順序とは逆だと思いますが、結論の仮説があるために探すべき情報が絞られていて、効率的にリサーチをすることができます。
もし、仮説をサポートする情報が見つからなければ、その結論は間違っていたということになりますので、結論を考え直します。この仮説→検証のサイクルを繰り返すことによって、結論をより強力なものにすることができます。

また、リサーチのコツについて書かれたコラムを参考にしてみてください。

参考
調査・リサーチの成果を最大化する方法|現役コンサルタントが語るプロフェッショナルの極意(2)

次回がラストです

これまで、「就活で問われているたった1つの問い」「自己分析」「就活における戦略」と話をさせていただきました。次回のコラムでは実際の選考の場で徹底的に差別化し、トップオブトップの就活生の仲間入りをするための選考対策についてお話させていただければと思います。

コラムや私自身の選考体験などに関する質問をTwitter(@10moki_okd)で受け付けていますので、お気軽にご連絡くださいませ!

今日はここまで。次回もよろしくお願いします!

<連載バックナンバー>
[1] 就活という理不尽なゲームの中で問われている「たった1つ」の問い
[2] 自己分析という迷路で迷わないために

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