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「たかがOB・OG訪問、されどOB・OG訪問」。現役コンサルが教える、その価値を最大限に高める方法とは?

〈筆者プロフィール〉
TAK
世界最大級のコンサルティングファームに勤務。新規事業戦略や組織戦略、M&A(デューデリジェンス、DD)が専門です。コンサルティングファームの内情や若手コンサルタントの私生活を暴露します。ツイッターアカウントはこちら→@tak_consultant

 

就活生の皆さん、こんにちは!
某外資系コンサルティングファームのTAKです!
今回の寄稿では、私がよくTwitterで投稿しているOB・OG訪問について、私の考える良いOB・OG訪問についてご紹介したいと思います。

OB・OG訪問にはこれだけのメリットがある!積極的にOB・OG訪問をしよう!

そもそも学生の皆さんはOB・OG訪問をしていますか?

OB・OG訪問とは、自分と同じ大学出身(最近ではその限りではない)の社会人の方に、会社の雰囲気や仕事内容などを質問しに行く就職活動の1つです。

最近では、学生がその内定先に就職することを決めた理由の上位に、「OB・OG訪問」が挙げられるなど、学生側からも企業側からもOB・OG訪問へのニーズが高まっていると言われています。

それに合わせて、OB・OGとのマッチングサービスなども台頭してきており、以前と比べてOB・OG訪問がしやすい環境になっていると思います。

とはいえ、「会ったこともない社会人に話を聞きに行くのなんて面倒くさい」などと思っている方も多いのではないでしょうか。まずは、そんな面倒くささを乗り越えてでも、OB・OG訪問をするメリットをご紹介したいと思います。

①オープンソースでは入手できない生の情報に接することができる

企業のホームページや、就活生向けの情報交換に特化した掲示板サービス、SNS…世の中には就活に関する情報を入手できる多くのオープンソースが存在しています。

しかし、企業側は当然、自社にとってマイナスな情報はオープンにしませんし、その他どこの誰が書いているか不明なネットの情報なども、正しい情報と言えるのか不明です。私も自身の会社のホームページを見たり、その他ネット上で自身の会社についてググってみたりすることがありますが、正直正確ではない情報も多々見受けられます。

その点、OB・OG訪問では、オープンソースではなかなか手に入らない、企業の実情を聞くことができます。特に、多くの就活生が「就活の軸」を定めると思いますが、その軸とその企業がどれだけ整合するのかについてはしっかりと確かめることも可能です。

例えば、最近では労働時間などを気にする学生が以前よりも増えてきており、企業側もそれに合わせて「ホワイト企業」であることをアピールするようになってきています。本当に「ホワイト企業」なのか、忙しいときのスケジュールなどを聞いてみると良いでしょう。

②面接官と同じ立場で就活のアドバイスがもらえる

世の中には良いESの書き方や良い面接の受け答えなど、就活の「型」のようなものが広まっています。ただし、その型に従ったところで、それが選考に参加予定の企業の面接官に刺さるとは限りません。

なので、結局は選考に参加予定の企業の方にESを見てもらい、その良し悪しについてアドバイスをもらう方法が効果的です。特に、過去に人事部で新卒採用を担当していた方と出会えればラッキーでしょう。

コンサルティングファームの選考に参加する方は、選考フローの中で「ケース面接」が課せられることがあると思いますが、各ファームによって形態は様々だと思うので、どのような形態か、そしてどんな点が評価されるかを聞いてみると良いでしょう。

③入社後にも活かせる人脈が作れる

OB・OG訪問をした企業に内定した場合、OB・OG訪問に対応してくれた方は、社会人と学生の関係から、会社の先輩と後輩の関係になります。

こんな記事を書いていながら、私は今の所属する会社の先輩にOB・OG訪問をしたことはありませんでしたが、OB訪問に対応する立場になってみて、やはりOB訪問に来てくれた学生の内定や入社は嬉しいですし、入社後も色々とサポートしてあげたいと思います。

その他、中には、OB・OG訪問をしていないと選考を通過できない、OB・OG訪問で優秀と判断された人のみの特別ルートなどを用意している企業があると聞いています。コンサルティングファームには基本的にそのような話はないと思いますが、きっとコンサルティングファーム以外の選考に参加する方も多いと思いますので、そういった情報は事前に察知して積極的にOB・OG訪問をしましょう。このような動き方をすることに面倒くささを覚える方も居るかもしれませんが、上記のようにメリットの大きいOB・OG訪問をしてさらに選考上有利になるのであれば、するに越したことはないでしょう。

以降では、そんなOB・OG訪問を実施するにあたり気を付けるべきポイントについて、具体例を交えながらご紹介したいと思います。

「君、何のために来たの?」と思われないように。まずは目的を明確にしよう!

コンサルティングファームを志望している優秀な方でも、たまに「目的」を明確にせずにOB・OG訪問に来る方が居ます。

もちろん、就職活動に有益な情報を得ることを目的にOB・OG訪問に来ているのは間違いないと思いますが、その目的を達成するためには、具体的にどのような質問をすべきか、事前にしっかりと準備したうえで臨みましょう。先ほども述べましたように、特に、多くの就活生が「就活の軸」を定めると思いますが、その軸とその企業がどれだけ整合するのかについてはしっかりと確かめるようにすべきです。

例として、私のこれまでの経験をベースに良かったケースをご紹介しましょう。数年前のことですが、「ワークライフバランス」を就活の軸としていた女性が私のもとにOB訪問に来たことがあり、私が最も忙しかったときの労働時間を聞かれました。

私が話を盛らずに回答したところ、その女性は「これまで数人のコンサルタントに話を聞いたが、コンサルティングファームの環境は私の希望に合わないため、せっかくお時間を頂いたところ申し訳ないが、選考に参加しないかもしれない」といった趣旨の発言をされました。

文字に起こすと一見生意気な発言に見えるかもしれませんが、その学生にとっても、選考会を実施する企業側にとっても、損のない結果になると思います。入社後に「イメージと違った」などと発言する新入社員の方が毎年一定数いるようですが、そうならないようにきちんとOB・OG訪問で適切な質問をしましょう。

一方で、悪いケースについても簡単にご紹介しますと、少し調べればわかるようなことを2,3問聞いて、あとはひたすら雑談してみたり、「やりたいことが見つからない」、「見つかってもそれが将来的に安定的なものかわからないから不安だ」などとひたすら呟いてみたりする方です。このように、上記のOB・OG訪問のメリットを本当に享受できているか不明な方が、毎年一定数見受けられます。

限られた時間の中で効率的に質問するには?仮説を持って質問しよう!

OB・OG訪問の時間は、多くの場合、平均で1時間程度、長くて1時間半程度でしょうか。(中には、飲み会形式で数時間にわたって実施するケースもあるようですが。)
例えば、ランチ形式のOB・OG訪問(OB・OGとランチをしながら会話するタイプ)である場合、全体の時間は1時間程度だとしても、移動や食事の時間を考慮すると、まともに会話できる時間は30~45分程度でしょう。

そのような限られた時間の中で効率的に質問をするには、仮説を持って質問をすることが重要となります。

具体的には、以下の通りです。

悪い例:「戦略系ファームと総合系ファームの違いは何ですか?」

良い例:「戦略系ファームと総合系ファームの違いは○と×と△だと理解していますが、正しいですか?」

前者では、質問の答えがすぐにわからないOB・OGの場合、ゼロから答えを考える時間を与えてしまうことになりますが、後者では、YesかNo、必要に応じて+αで答えられるため、もちろん+αの部分に使う時間は発生してしまいますが、前者よりはOB・OGの回答時間を削減することができます。

仮説を持って質問する方法は、コンサルティングの現場では当たり前のように使われているヒアリング手法です。今から練習しておいて損はないでしょう。

少し話がそれますが、ランチ形式のOB・OG訪問の場合、食事に集中し過ぎてしまいタイムオーバーになってしまった、あるいは、質問に集中し過ぎて所定時間である1時間以内に食事を終えらそうもないと見るや、最後の5分で食事をかきこむものの食べきれず、結局指定された時間をオーバーしてしまった(OB・OGは学生の食事を5分間見ているだけ)、といった状況にならないように気を付けましょう。

私が過去にOB訪問対応した学生の中には、最後の5分の段階でもまだ前菜に手を付け始めたところで、こちらがクライアントから電話がかかってきてしまい、もうそろそろ切り上げたい旨を伝えるも、なぜか雑談などで再度盛り上がろうとした方がいました。これではコミュニケーション能力やタイムマネジメント能力が低いなどの悪い印象を与えてしまうので、気を付けましょう。OB・OG訪問が選考に直結するタイプの企業であれば、間違いなくどこかの選考フローで落とされてしまうでしょう。

最後に、対応してくれたOB・OGにきちんとお礼メールを送ろう!

これは多くの学生の皆さんが実践していると思いますが、OB・OG訪問後にお礼メールを送ることも忘れないようにしてください。
これは、単純に、忙しい中時間を作ってくれたOB・OGに対して感謝の気持ちを伝えるだけでなく、そのOB・OGと今後もリレーションを築くきっかけにもなります。

例えば、OB・OG訪問をした企業から内定をもらい、入社後にOB・OG担当に対応してくれた方と会う機会があったとして、そのメールを送ったか送っていないかでは、全然印象が違うと思います。

また、ここまでやっている人は少ないと思いますが、仮にOB・OG訪問をした企業から内定をもらえず、その他企業に入社する場合にも、OB・OG訪問から時間が経っているかもしれませんが、改めて感謝の気持ちと進路を伝えるのも良いでしょう。私も数多くの学生のOB訪問に対応してきましたが、やはり今でも覚えているのはそのような学生ですし、今後転職などの相談などで連絡をもらえれば、ぜひまた協力したいと思っています。

いかがだったでしょうか?
「たかがOB・OG訪問、されどOB・OG訪問」だと思って、積極的にOB・OG訪問をしていきましょう。

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