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目次
総合コンサルはケース・一般面接両方の対策が必要
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
本記事では就活生からの人気が高い総合系コンサルティングファームである以下6社について、過去質問集と面接対策をご紹介します。
・デロイト トーマツ コンサルティング(デロイト)
・PwCコンサルティング(PwC)
・KPMGコンサルティング(KPMG)
・EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EY)
・アクセンチュア(AC)
・アビームコンサルティング(AB)
戦略コンサルと同様、総合コンサルにおいてもケース面接を実施しているファームは多く見られます。そこで、本記事ではファームごとの過去問や対策方法をご紹介します。また総合コンサルの選考で重要な要素となる一般面接の頻出質問も掲載しますので、選考対策にお役立てください。
・【総合コンサル比較】BIG4・アクセンチュアの特徴を徹底解説!(デロイト・PwC・KPMG・EY・Accenture)
・【保存版】違い説明できますか?コンサル業界をジャンル別に徹底解説!(戦略、総合、IT、シンクタンク、監査法人)
・【徹底解説】「戦略コンサル」と「総合コンサル」の違い|同じ準備していると落ちる?
・戦略コンサルと総合コンサルの違い、Up or Outの実態とは?~「戦略コンサル内定者だけど質問ある?」前編~
・コンサルのESで志望動機は重要?ケースの対策法は?~「戦略コンサル内定者だけど質問ある?」後編~
・【戦略コンサル内定】ケース面接対策とは?練習方法や対策の仕方について|初級編
ケース面接 過去問
デロイト トーマツ コンサルティングの過去問
デロイトのケース面接では、ある事柄についてのメリット・デメリットを列挙したうえで、自分の意見をまとめるお題がしばしば出題されます。
また、以下の過去問からもお分かりの通り、お題の種類としては時事問題が頻繁に出題されているようです。対策としては、日頃から新聞記事などで報じられる時事問題について、メリットとデメリット、賛成か反対かについて深く考えておくと良いでしょう。
・あるインフラ技術を日本に導入する場合はどのように行うか
→実施場所や時間帯はどうするか
→利点や注意点は何か
→将来的にどのようになると考えられるか
・あなたが中学校の校長だと仮定したとき、学生に年間200冊の本を読んでもらうための施策
【23卒出題例】
・就活をオンラインで行うことの是非
→メリット・デメリットの列挙
→デメリットへの解決策提示
→懸念点や他の切り口に対する意見の提示 etc…
・オンライン教科書の是非
→メリット・デメリットの深堀
→懸念点や他の切り口に対する意見の提示 etc…
・コロナで経営に苦しむ映画館の売上向上策
PwCコンサルティングの過去問
PwCのケース面接では、単純なビジネスケースが出題されることはあまりなく、公共系のお題が多く出題されます。こうしたお題は、ビジネスケースとはまた異なる考え方が必要になる場合もあるため、過去問を解いてしっかりと対策をしましょう。
・飲食店の売り上げを増やすにはどうしたら良いか
【23卒出題例】
・アフターコロナ、ウィズコロナで考えられる課題とその解決策の提示
・地方都市の活性化政策
・日本が国際的にプレゼンスを落としている理由とその解決策の提示
・地方の大学の入学者を2倍にするための施策
・コロナの影響で日本のインバインド消費が急激に減少する中で、With/afterコロナ時代において外国人が日本にお金を落としてもらうための施策
KPMGコンサルティングの過去問
2014年に設立された比較的新しいファームであり、採用人数が他のファームと比べて少ないことから、過去問のサンプル数が少なく出題傾向が分かりにくいのが現状です。また、面接官によってはケース面接が課されない場合も多くあります。
内定者によると「詰めるような雰囲気ではなく、助け舟を出してくれた」ようです。選考体験記からも、気さくな面接であることは報告されていますので、面接官との話を情報ソースとして活用し、ディスカッションの中で高いアウトプットを出せるように心掛けることが有効でしょう。
・フィンテックが活用できそうな業種は何か
・コロナ後においてどのような需要が伸びていくか
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの過去問
EYではフェルミ推定が課されることが多いです。
形式としては、録画面接でお題に回答し、後日行われる個人面接で面接官に回答を深掘りされます。思考時間は比較的長く、また面接官も穏やかな雰囲気の方が多いため、実力を発揮しやすい面接になります。
・今後5年以内にコンビニを完全キャッシュレス化していくにあたっての施策
・2020年度のアルコール除菌関連の売上高推定
・2030年における任意の県の自動車台数推定
アクセンチュアの過去問
アクセンチュアはITに強いファームであることから、ケース面接においてもITに関連するお題が出題されることが多いです。そのため、基本的なケース対策もさることながら、近年話題のIT関連のトピックについては、一通り目を通しておくと良いでしょう。
・コロナ禍におけるコンビニの売上向上策
・スマートウォッチの市場規模推定
・自治体のスマートシティ化をコンサルタントとして支援するに当たって検討すべき事項とその検討結果
・国内家電サブスク市場の市場規模推定
アビームコンサルティングの過去問
アビームの23卒選考ではワークショップ型のケース面接が行われました。4~7人が同じ卓に座り、始めはケース問題の解き方について講義があります。その後、一人一人異なる問題が課され、それを20分程で解き、社員・他の学生から質問を受ける形式です。問題のジャンルはさまざまですが、事前の講義で言われたポイントについては確実に実行するように意識しましょう。
・ジムの利用者向上施策
・レンタカー会社の利用者数向上施策
・飲食チェーン店の売上向上策
・ビール会社の売上向上策
一般面接 過去問
総合コンサルファームの面接で問われる質問は、志望動機や自己PRなど、一般的なものが多いようです。しかし、曖昧な知識や内容の矛盾、甘い論理には鋭く詰めてきます。特に、志望動機はかなり深掘りされるようなので、しっかり準備して面接に臨みましょう。
また、「他のファームではなくなぜうちなのか」といった質問も頻出のようです。そのため、各ファームの違いを明確にして志望動機に繋げることで、志望度の高さをアピールしましょう。
・コンサルティング業界への志望動機は。
・なぜ総合ファームなのか。
・なぜうちのファームなのか。
・学生時代に力を入れたことは何か。
・自分の強み、弱みは何か。
・興味あるインダストリーは。そのインダストリーのどんな問題を解決したいか。(デロイト)
・尊敬する人物は。(PwC)
・将来何をしたいのか、そこから逆算してKPMGはどういう位置づけなのか。(KPMG)
・英語力はどの程度か。(EY)
・身近なデジタル、ITで興味を持ったものは何か。(AC)
・なぜメーカーではないのか。(AB)
ケース・一般面接の過去問で選考対策をしよう
いかがでしたか。
総合コンサル人気6社の面接出題傾向と過去質問集についてお届けしました。総合コンサル業界では、戦略コンサル業界と異なり、ケース面接だけではなく一般面接の対策も必須となっています。過去問や参考書を用いてケース対策をするのと同時に、自己分析や企業分析を綿密に行うことで、鋭い深掘りにも対応できるようにしましょう。
また、本記事でご紹介した過去問は、主に選考体験記から抜粋しました。選考体験記の閲覧には無料の会員登録が必要です。コンサル業界は選考の開始が他業界に比べて早いため、24卒の選考体験記が次々に増えています。そのため、気になるファームについては外資就活ドットコムの企業フォロー機能を活用し、新着情報を見逃さないようにしましょう。
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