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サマー参加後に内定が出ない...「外銀インターンで高評価が得られない学生」の特徴

はじめに

こんにちは、外資就活編集部 外銀チームです。

まずはサマーインターンに参加された方はお疲れさまでした。短期間でかなり密度の高いワークをさせられたと思うので、体力的にも精神的にも疲れたのではないでしょうか。
今回はそんな外資系投資銀行(以下外銀)のインターンに参加された優秀な学生の中でも「高評価を得られなかった学生」を中心に、なぜ高評価が付かなかったのかを解説していきます。

本コラムは秋以降のインターンにも当てはまることが多いため、今後インターンの参加を検討されている方はぜひご覧ください。これからサマーインターンがある方は、このコラムを読んでしっかり対策をしてから臨むようにしましょう。

外銀のインターンは高評価が付くとすぐにわかる

多くの外銀では、評価が高かった学生に対してインターン後に優遇を行っています。優遇にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは以下の3つです。


 ・ランチ会(ディナー会)に呼ばれる
 ・リクルーターがつく
 ・早期選考からそのまま内定

ランチ会

多くの外銀ではインターン終了後1週間から1カ月以内に、インターン参加者の中から優秀者だけをランチ会(社員の都合によってはディナー会)に呼び、社員と食事を共にする機会をセッティングします。

企業がランチ会を催す意図は大きく分けて二つ考えられます。

一つは、選考の一環としての意図です。学生が幅広い社員とコミュニケーションをとれるかをチェックする狙いで実施します。この場合はインターン時のメンターではない社員がランチ会に呼ばれることが多いです。年次や部門の異なる社員に対して、学生がどのような対応をしているかをチェックしています。ここで高評価が付けば、そのまま優遇ルートで年内に内定というケースもあります。

もう一つは、学生を囲い込む意図です。本選考はまだ先ですが、学生が他社に流れないように、なんとか学生との接触機会を設けて企業への愛着を高める狙いがあります。この場合は若い社員が同席し、インターンから多くの学生が呼ばれています。社員1人に対して学生4人程の比率ですと、まだ多くの候補者が残っている状況ですので、他社の選考も並列して受けることを勧めます。

また、ランチ会の段階であっても、すでにリクルーターが付いており、社員2人に対して学生1人というような会式でのランチ会が開かれる場合があります。この場合はもはや囲い込み目的ではなく、選考目的で食事の場が設けられています。こうしたランチ会に臨む際には、「なぜその会社なのか」「どんな業務をしたいか」といった内容までしっかり精査しておきましょう。

リクルーター・早期選考

ランチ会以外の優遇として、リクルーターをつけてもらえる場合があります。この優遇を受けられると、リクルータールートでそのまま面接に呼ばれ、早期に内定を獲得できる可能性があります。また、インターン後のディナー会→個人ジョブ→スーパーデーというような早期選考ルートの優遇を受けられれば、9月から10月中での内定も可能です。

インターンで高評価が付かない理由は、意外と定性的な理由

ここからはインターンには参加したものの、なぜリクルーターが付かず、早期選考にも乗ることができなかったかを解説していきます。

1.印象に残らなかった

インターンで高評価が付かなかった理由の最たるものが、社員の印象に残らなかったからです。端的に言えばアピール不足です。例えば、グループワークの際にあまり意見を言えなかったとか、意見を言ったにしても凡庸なものだったとか、プレゼンの際にただ文章を読むだけだったとかなど、様々な原因が考えられます。

また、これ以外にもあまり社員に質問をしなかったとか、グループワークでも調べものばかりをしていて、論理を詰める段階であまりチームに貢献できなかった、などが考えられます。

しかし、アウトプットは他の班に比べて明らかに優れていた(例:トレーディングゲームで優勝した)など、目に見える成果だけを出せばいい、というわけではありません。そのように考えている方は要注意です。インターンではチームによって学生の能力の総和には多少のばらつきも生じますし、何よりも学生レベルの知識では社員のレベルほどの成果が出せるわけではありません。一定の成果を出すのも確かに重要ですが、主体性を重んじる外銀で社員の印象に残ることは、成果を出す以上に大切なのかもしれません。

2.自分の実力を発揮できなかった

多くの学生が勘違いすることですが、自分に論理的思考力が足りず、インターンで高評価が付かなかった、というケースはほとんどありません。

そもそも、ここまで面接を突破してきたことである程度の論理的思考力は既に企業側から認められています。また、金融に関する知識も各自の専門性や、学生時代に何を頑張ったか、などによって左右されます。そのため、金融の知識がないから落とされるということもありません。

高評価が付かなかった理由としては、自分の本来の実力を発揮できなかったことが考えられます。例えば、体育会系で体力やリーダーシップが持ち味なのに、論理的に考え、チームのブレインのような役割を務めていたとすれば、あまり高い評価は望めません。なぜなら、企業側としてはその学生の精神的、体力的タフさを見るためにインターンに呼んだのにも関わらず、こうした側面をあまり見ることが出来ないからです。

すると、低評価こそつかないものの、期待した側面を見れなかったために、高評価をつけにくいのも事実です。このような場合ですと、とりあえず評価保留ということで大人数のランチ会のみに呼ばれるというパターンが多くなります。

3.社風に合っていなかった

最もどうしようもなく、かつよくある理由は、アナタが社風に合っていなかったということです。

外銀にかかわらず、金融企業や総合商社は「人」を最も重要なアセットと位置付けているため、社風にそぐわない人は容赦なく落とします。例えば、ゴールドマン・サックスは「チームワーク」を重視するため、多少のリーダーシップはあっても、メンバー全員に指示を出すようなリーダーシップスタイルを取る学生はあまり高評価が付きません。また、他の例として、JPモルガンでは人柄を重視するため、いくら良い意見を言う学生であっても、他の学生とうまく折り合いながらワークをできない学生は嫌われます。

社風に関しては自分を偽れば高評価をもらうことはできます。しかし、そうすると入社後に苦労する羽目になるため、無理にその企業の社風に合わせるのはあまりお勧めできません。選考を通して、その企業の社風が自分に合っているのかどうかをしっかり見定めましょう。

評価を高めるための改善方法

では、どのようにしたら高評価を受けることができるのでしょうか?ここからは対応策を紹介していきます。

1.積極的な質問を心がける

企業の方の印象に残らないのであれば、ずばり積極的に社員に質問しましょう。

圧倒的な論理思考力や数的処理能力のある方は、こうした努力をする必要はないでしょう。普通にグループワークをしているだけで社員の目に留まるからです。しかし、大半の学生は自分が優秀だと思っていても、周囲も同じかそれ以上に優秀であるために、社員の印象に残るほど突出することは困難です。

そのため、まずは自分がグループワークに興味があることを示すために、社員に疑問点をどんどん聞くようにしましょう。そうすることで自分の学習意欲をアピールできますし、何より社員と仲良くなれます。特にセールスやマーケッツ部門の学生は、社員とのコミュニケーションが重要になってきます。例えば、あるセールス部門に内定した学生は、「自分の能力がグループワークで発揮されたとは全く言えなかったが、社員とは一番話した自負があった」と言ってました。

もちろん、他愛もない話をしていてもよいのですが、できればチームのワークが有利になるような質問をどんどんしましょう。そうすることでチームのアウトプットを高めつつ、社員に良い印象を残せるはずです。

2.自分のバリューを見つめなおす

意外と簡単そうで難しいのが、チーム内での自分のバリュー(いかにチームに貢献できるか)を見つめなおすことです。

外銀のインターンは、優秀な学生が多く集められている上、ほとんどの学生が一定の論理的思考力を兼ね備えています。そのため、無理に自分がチームのブレインとして論理的に考える役に回ろうとすると、他の学生と役割がバッティングして非効率性が生まれたり、自分の論理的思考力の浅さを思い知らされたりします。よって、自分が本当に得意なものは何かを考え直すことが重要になるのです。

先に挙げた体育会系の学生の例ですと、おそらく本当に得意なのは長時間の作業でも耐えられる体力です。例えば彼の場合には、インターンが一度解散になって帰宅してからもチームのために膨大な調べものをする、などの方法で他の学生には出せない持ち味を出すことが有効になるでしょう。

また、仮に自分の得意分野でなくとも、チームに欠けたパーツがある際にはそこを補填する役割を担うのも手です。あえて欠けた役割を担うことで、論理的思考力だけでなく「チームを俯瞰して見れる」というような形で高評価が付く場合もしばしばあります。

優遇されなくても気にすることはないケースもある

最後に、優遇ルートに乗れていなくても過度に心配しなくていいケースを解説します。サマーインターン参加後に企業から連絡がなく不安でしょうがない方は、こちらを読んで心を落ち着けましょう。

インターン後の優遇こそ受けられなかったものの、その後の通常の選考から採用された内定者はたくさんいます。また、企業によって「高評価」の基準はまちまちであり、ごくごく少数の優秀者にしか優遇ルートを与えられていない場合もあります。

他にも企業によってはそもそも優遇を実施していないケースもあるので、優遇ルートに乗れなかったとしても気にしすぎることのないようにしましょう。
 

まとめ

インターン後に優遇ルートに乗れなかったとしても、それは低評価が付いたからとは言い切れません。ただ、圧倒的に高評価が付いた学生に対しては、ほとんどの企業が優遇ルートを用意していますので油断は禁物です。
周囲の高評価が付いた学生と自分を比べる、過去の選考対策記事を読むなどして、自分に足りなかったものは何なのかをしっかり内省しましょう。

これらをしっかり行えば、外銀の本選考や別のインターンの成功率は確実に上がることでしょう。

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