会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

米中対立の深刻化、ロシア・ウクライナ情勢、中東の不安定化といった地政学的な緊張がサプライチェーンに与える影響は増大しており、5大商社複数内定者である私が分析したところ、商社は、供給源の多様化、経済安全保障への貢献、レジリエンスの向上を通じて、この新たなリスク環境に対応しており、特にレアアースなどの戦略物資については、政府と連携した取り組みも進んでいるため、本シリーズの第6回では、地政学的リスクが単なる脅威ではなく、むしろ新たなビジネス機会をもたらしており、その中で商社がいかにして国家的な価値を創造しているのかを明らかにします。
【総合商社のサプライチェーン戦略シリーズ 全7回】
第1回:総合商社の歴史とサプライチェーン進化論
第2回:三菱商事・三井物産・伊藤忠商事 ─ 三強の戦略分析
第3回:中堅・小規模商社の戦略
第4回:グリーンサプライチェーンと環境対応
第5回:デジタル変革がもたらすサプライチェーン革新
▶ 第6回:地政学リスクと経済安全保障(この記事)
第7回:サプライチェーン・レジリエンスと未来展望(最終回)
第1回:総合商社の歴史とサプライチェーン進化論
第2回:三菱商事・三井物産・伊藤忠商事 ─ 三強の戦略分析
第3回:中堅・小規模商社の戦略
第4回:グリーンサプライチェーンと環境対応
第5回:デジタル変革がもたらすサプライチェーン革新
▶ 第6回:地政学リスクと経済安全保障(この記事)
第7回:サプライチェーン・レジリエンスと未来展望(最終回)
地政学リスクと経済安全保障の新時代
2020年代に入り、世界は「グローバル化の時代」から「地経学的競争の時代」へと移行しつつあり、国家間の競争において、経済的な相互依存が武器として使われるようになっているのです。特定の資源やテクノロジーへのアクセスを制限することで、相手国に圧力をかけるのです。サプライチェーンは、この地経学的競争の主戦場となっているのです。
総合商社は、この環境変化に対応するため、サプライチェーンの強靭化、いわゆるレジリエンスの向上に取り組んでおり、その基本戦略は「供給源の多様化」なのです。
...
会員登録して全ての内容を見る
続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。
この記事を友達に教える


