
【Big4・アクセンチュア】総合コンサルが人気な理由とは——。その背景を解説
2025/02/03
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こんにちは。私は、26卒でコンサルティング業界を中心に就活をしていました。今回は私の経験を基に、学生から人気のコンサルティング業界の就活トレンドをご紹介し、これから就活を行う皆さんに少しでも参考になればと思います。
最近は「MBB」に加えてBig4など総合コンサルの人気が急上昇している
就活を行う学生の間で、コンサルティング業界は昔から高い人気を誇っています。しかし、そのコンサルティング業界の中でも特に注目を集める企業や、学生に人気の理由は時代とともに変化しています。「MBB」と呼ばれるマッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーは今も昔と変わらず多くの学生の憧れの的ですが、現在ではそれに加えてアクセンチュアやBig4(デロイト、PwC、EY、KPMG)などの総合コンサルティングファームも脚光を浴びています。
これらの総合コンサルティングファームは、クライアントの経営企画支援からシステム開発まで広範な業務を行うことから、多様なキャリアパスの選択が可能で、IT専門性向上の面でも魅力的な企業なのです。
特に昨今のDX推進の動きや脱炭素に向けた各種取り組みにより、総合コンサルティングファームの需要は今後も増加するとみられるため、給与や将来性の観点でも学生にとって魅力的であると言えます。
変化するコンサルタントの理想像
2022年11月にChatGPTがリリースされてから、生成AIが様々な場面で活躍するようになり、世界が大きく変化しました。この生成AIの登場及び今後の発展は、コンサルタントの理想像にも多大な影響を及ぼします。私は以下の3点で今後大きな変化があると考えます。
① ジュニア(若手社員)の業務が圧倒的に効率化される
コンサルティングファームに入社して数年の若手社員は、議事録作成や資料作成などの業務を通してコンサルタントの基礎的なスキルを身につけます。ところが、音声認識や画像・テキスト生成、さらにはスライド生成などのマルチモーダル生成AIの登場によって、若手の業務の多くは代替可能になりました。
「コンサルタントの業務が生成AIなんかに代替されることはない」という意見も散見されますが、ChatGPT o1のような推論や判断を行うAIの登場や生成AI自体の開発競争激化により、代替されるのはもはや時間の問題だと言えます。
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