【商社・デベ・広告の"一日" 第17回】大手デベロッパー10年目以降・前編 ─ 朝8:30から夕方18:00、水曜日の課長職

【商社・デベ・広告の"一日" 第17回】大手デベロッパー10年目以降・前編 ─ 朝8:30から夕方18:00、水曜日の課長職

2026/03/09

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こんにちは。五大商社、大手デベロッパー(MM)、大手広告代理店(電博)から内定を獲得した慶應生の者です。

OB訪問で話を聞いた先輩の中で、「課長になってから、仕事の責任とやりがいが桁違いになりました」と力強く話してくれたのが、大手デベロッパーに入社して12年目を迎えた高橋さん(仮名・男性)でした。私が「10年目以降になって、一番変わったことは何ですか?」と尋ねたところ、高橋さんは即座に「経営視点で判断することと、部下を育てることの両立が求められるようになりました」と答えてくれました。

高橋さんは大手デベロッパーのひとつで、オフィスビル開発部門の課長として働いています。入社12年目の年収は約1,400万円。残業時間は月25〜30時間ほどで、5年目と比べると業務の質が大きく変わり、部下4名を育てながら、総額200億円規模のプロジェクトを統括しているそうです。

今回は、高橋さんが話してくれた水曜日の1日を、時間軸に沿って再現します。10年目以降のデベロッパー課長職は、どんな経営判断を下し、どんな責任を背負っているのか。

8:30 出社とメールチェック、今日の重点課題確認

高橋さんの1日は、朝8時半の出社から始まります。オフィスは大手町にあり、自宅(港区のマンション、家賃月35万円)から電車で15分ほどです。

「10年目以降になると、朝のメールチェックは『優先順位の見極め』が全てです。課長職は、自分の業務だけでなく、部下の業務、クライアントとの調整、社内の意思決定など、全てに目を配る必要があります」

高橋さんが最初に行うのは、メールとチャットツールの確認。クライアントからの急ぎの質問、社内の役員からの確認依頼、部下からの報告など、朝の時点で未読が50件ほど溜まっています。

「課長職は、『今日中に自分が判断すべきもの』『部下に任せるもの』『来週でいいもの』を瞬時に見分けます。全てに自分が対応していると、部下が成長しないし、自分も経営判断に集中できません」

メールをチェックしながら、今日のスケジュールを確認。午前中は部下との朝会と役員向けプレゼン、午後はクライアントとの最終条件交渉と社内の戦略会議が入っています。

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