【デベロッパー選考対策⑥】東京建物・選考対策:内定者が語る「次世代デベロッパー」の徹底解剖と戦略

【デベロッパー選考対策⑥】東京建物・選考対策:内定者が語る「次世代デベロッパー」の徹底解剖と戦略

2025/10/01

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eyecatch

こんにちは。デベロッパー内定者の慶應生の者です。

「企業別 選考完全対策」シリーズ第6回は、 東京建物 です。就活生の皆さんの中には、「派手さはないけれど、なぜか惹かれる」、そんな企業があるのではないでしょうか。私にとって、東京建物はまさにそんな存在でした。日本最古の歴史を持つデベロッパーでありながら、「次世代デベロッパーへ」というスローガンを掲げ、社会課題解決に真摯に取り組む。

今回は、その「玄人好み」とも言える魅力の源泉と、選考を突破するためのポイントを徹底的に解説します。

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企業分析:「誠実な変革者」としてのDNA

東京建物を理解する上で重要なのは、その「歴史」と「革新性」という、二つの相反する要素の融合です。私が分析した「東京建物らしさ」は、以下の3つの側面から成り立っています。

①「次世代デベロッパーへ」:社会課題解決への強い意志

東京建物が掲げる「次世代デベロッパーへ」というスローガンは、単なるキャッチフレーズではありません。これは、単なるビル開発に留まらず、 環境、働き方、健康、コミュニティの希薄化 といった、現代社会が抱える複雑な課題に対し、不動産というアプローチで答えを出そうとする、彼らの強い意志の表れです。

彼らが向き合うのは、「少子高齢化に伴うコミュニティの希薄化」、「働き方の多様化に対応したオフィス空間の再定義」、「環境負荷の低減とサステナビリティの実現」といった、極めて現代的で、複雑な課題です。街という、人々の生活の「器」そのものを創るデベロッパーだからこそ、これらの課題に本質的なレベルでアプローチできると考えているのです。

その思想を象徴する代表的な物件が、豊島区と一体で開発した 「HAREZA池袋」 です。かつての池袋は、駅周辺に商業施設が集中する一方で、少し離れると文化施設が点在し、街としての魅力が分断されていました。HAREZA池袋は、その中心に「文化」という核を置くことで、人の流れを劇的に変え、街全体に新しいエネルギーを吹き込んだのです。これは、単なるビル建設ではなく、都市の課題を解決する「都市再生」そのものです。

② 日本最古の歴史と「八重洲・日本橋・京橋」への矜持

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