情弱の地方国公立大生が、五大商社インターンに複数参加できた5つの理由

情弱の地方国公立大生が、五大商社インターンに複数参加できた5つの理由

2025/06/04

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eyecatch

こんにちは。五大商社を中心に就職活動を進めていたものです。今回は、五大商社という高い壁に挑戦した、地方国公立の一学生のリアルな就活記録をお届けします。最終的な結果は悔しいものでしたが、その過程には今、就活を始めたばかりの方々に伝えたい学びが詰まっています。

地方国公立(非旧帝)大学の私が、なぜ五大商社のインターンに複数参加できたのか。今回は就活初期の工夫や戦略を中心に振り返ります。商社志望の方はぜひ参考にしてみてください。

商社インターン参加企業

まず私の五大商社の就職活動で重要になるインターンシップの結果について、ご紹介いたします。

- 三井物産(夏)
- 三菱商事(夏)
- 三井物産(本選考)
- 住友商事(2week「Hands-on Internship」)
- 伊藤忠商事(5days)

地方国公立の学生としては奮闘したのではないでしょうか。それでは、私の「就活スタートダッシュ」がうまくいった要因をお話ししていきます。

そしてその要因が早い時期にあった 三井物産、三菱商事のインターン参加 にどう影響したのかを説明していきます。

①就活仲間(元々の友達以外) を作る

就活を通してできる友達がいたことが私の就活成功の1番の要因です。これは就活で重要なことの一つとしてよく挙げられる、かつ、就活初期は重要性に気づけない要素だと感じます。

これを実現するのに最も有効なのは対面の説明会、合同説明会、座談会等に参加することだと思います。実際私は外資就活主催の、合同説明会兼、座談会で出会った方と就活を駆け抜けることができました。

その他インターンなどで出会い、そこから本選考へ向けて切磋琢磨していくこともきっとできると思います。しかし、本選考へ大きな影響を及ぼし、重要度の上がってきているインターンへ全力で挑むためには、 インターン参加前に仲間を作る 必要があります。それを実現できるのが説明会、座談会だと私は考えます。

また同時に、説明会、座談会を通して敵を知ることもできます。私自身、周りの方々が企業の方にする質問を通して、業界や就活の深度の違いを感じそこから、かなり焦ることができました。

このように座談会などに参加する中で、仲良くできそう、声をかけやすそうな方に連絡先を交換してもらって仲間になりましょう!

そしてその 就活仲間と何をするか というと、とにかく 壁打ち です。これが次に紹介する要因②です。

②壁打ちしまくる

できた就活仲間と壁打ちしまくりましょう。

科学的な根拠はわからないですが、就活仲間に 厳しく 見てもらったESは、 通過率が異常に上がります 。これは面接も同様でした。厳しく、と書かせていただきましたが、遠慮し合うような仲間とは切磋琢磨できないと私は思います。

例えば夏の三井物産と三菱商事のインターンシップに提出する「自分史」は、仲間と共に、何十回とお互いに添削のラリーをし合いました。結果として2人とも三井物産、三菱商事の両方の選考を通過し、インターンシップに参加できました。

AIなどでも対策はできると思いますが、リアルな人と話すことで、自分の考えの言語化をし続け、これが自己理解にもつながります。

そして「自分史」を就活初期に本格的に取り組むことができたのが、次の要因③です。

③自分史で自己分析

就活界隈は「自己分析」という言葉が1人歩きしていると思います。自己分析をなぜするのか、どのようにするのか、初めは全くわかりませんでした。

しかし、自分自身の就職活動を振り返った時、最も土台になったのは「自分史」の作成であり、この作成を通して自己を理解し、面接での臨場感に伝わったのだと思います。

商社志望の就活生はきっと三井物産、三菱商事のインターンに参加する意思があり、自分史の作成を続けていると思います。それをさらに全力でおこなってください。

そして自分史を厳しく評価してくれる人に何度も添削してもらってください。その過程に必ず、 自己理解が生まれ、かつ、就職活動を通して大きな基盤 となります。

私自身、上記2社の自分史作成を通して、その後の選考である面接やグループディスカッションでは、それまでとは異なるムーブメントができたと感じました。

具体的にはどんな話でも原体験がスムーズに出てきます。これによって自分の思考に説得力を持たせ、発言にウィットを持たせることができたと思います。

④東京は情報で溢れている=地方は”情報弱者”

敵を知ることで気づくことの一つかもしれません。ここは特に地方学生向けです。東京は情報で溢れている、つまり 地方は情報がなさすぎる。

地方の学生が 想像している以上 に、東京の学生は就職に密接に関わっています。自分の通学路に、家の近くに、学校の近くに、○○の本社がある。なんてザラです。父が△△で働いていて、母は××で働いている、といった所謂、パワーカップルのご子息も大量にいます。

そのような学生たちの情報量は、半端なく、このような学生たちと闘い、枠を争わなければいけません。地方学生は地方学生として、負けんばかりに対策しなくちゃいけません。

そのような敵を前にして、1人で戦おうとしているのがかなり無謀であり、 仲間と協力することが最も有効だった と私は感じます。

⑤五大商社のインターンに一社でも出られれば、一気に視界が開ける

これはかなり ハイレベルになる かもしれませんが、私自身、三井物産のインターンに初めて参加してから、就活の歯車が一気に加速しました。添削しあった仲間と共に参加しましたが、強力な仲間が数人増えて帰ってくることができました。

このように、難関企業のインターンにおいてのメリットは圧倒的な敵を知ると共に、敵を仲間にできる点です。聞いたことない就活コミュニティに所属している人、ものすごい野望を持っている人、半端ない理論思考の人、企業分析が深すぎる人、いろんな人がいました。

私は夏に参加できなかったらよくわからないまま本選考に突っ込む可能性があったと思います。
その点で、夏の時点で頑張っていて良かったと思います。

五大商社を目指すあなた方も今のうちに、夏インターンを参加できるように対策を、自分史を、壁打ちしまくってください。

まとめ

五大商社を目指す就活は、スタートダッシュの成功によってもたらされたと思います。そしてそのスタートダッシュは以下の上記の5つの要因だと考えています(下にまとめました)。

①仲間を作ろう

②仲間と壁打ちしまくろう

③自己分析には自分史を

④地方は情報弱者

⑤五大商社のインターン参加しよう

就活のスタート地点は、人によって大きく異なります。でも、仲間をつくり、工夫し、挑戦を続ければ、地方からでも十分に戦えることを、身をもって実感しました。

このコラムが、どこかで同じように悩む誰かの背中を少しでも押せたら嬉しいです。

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