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【19卒】サマーインターン全滅はラッキーかもしれない?!

外資就活ドットコムを運営しております、株式会社ハウテレビジョン代表の音成です。サマーインターン選考も佳境に入ってきましたね。調子のほうはいかがでしょうか。2ヶ月前に、新卒採用の心構え的なコラムを執筆させていただきました。そして選考に突入した結果、当コミュニティでさまざま悲報が聞こえてきましたので、ぜひその件についてお話したいと思います。

失敗しないと分からない?! 全滅はリカバリーの契機

サマーインターンのために休日を準備していたのに、もう持ち駒が無くなってしまったという方もいらっしゃるではないでしょうか? 何年も就職活動を見てきている私にとっては、言葉悪く表現してしまいますと風物詩とも言えるのですが、何とか突破せんと取り組んでいる皆様は真剣そのものでしょう。しかし選考体験記や先輩の声を始めとして情報が膨大に溢れる昨今ですが、その内容を「自分ごと」として捉えることは、実際に起こってみないとなかなか分からないものだったりします。

例えば私の場合(経営というケースですが)、創業前もしてからも経営のバイブル的な書籍を山ほど読んだり、さまざまな方からお話を聞いてきたつもりなのですが、数々の失敗に直面して改めて読み返してみると、ああなるほどそうだったのかと膝を打つ思いがします。読んだ当初は、その内容が全く腹落ちできていなかったんだなと自覚し、ああ時間をムダにしてしまったと落ち込みます。皆様も選考過程でさまざま投げかけられるメッセージ全てに、当事者意識を持って真剣に対峙することは難しいながらも、同じミスを繰り返さないように、できるだけ意識して成長のエッセンスを取り込んでいただければと思います。

首尾よく選考が進んで、いくつか参加する予定の方はひとまずお疲れ様です。。とはいえ、うまくいった選考・いかなかった選考さまざまあると思います。この機に整理して、どういった業界、企業のエントリーシートは通っているのか・グループディスカッションが通過できるのかなど、しっかり振り返りをしておくと、良いでしょう。

この時点でうまく転ぶことができたのは、実のところラッキーとも言えるのかもしれません。例えば「おれは商社に絶対受かるんだと根拠も無く思い、妄信的に本選考に突っ込んで、全滅して留年」というケースなどに比べれば、まだまだリカバリーが効くからです。BCG・モルスタ両方受かって就活楽勝だという人も、「インターン貧乏」というケースが秋以降の風物詩ですので、油断せず頑張りましょう。

プレイするゲームが変わった ⇒ アピールする能力を変える

就職活動は「企業が求める人材要件(能力水準)」を知り、「自らの実力」を知り、「自分の伸ばしたい方向性」を定め、すりあわせていくプロセスです。企業の求める水準感を理解する上で最もわかりやすいのは学歴や筆記試験のスコアですが、それは一部に過ぎません。そもそも評価される軸が、受験でしたらペーパーテスト1本でいわゆる1軸ともいえますが、就職活動になると、例えば「成果への粘り強さ」「コミュニケーション力」など6~10軸くらいに増え、社会に出れば(例えば転職活動などでは)20~30軸くらいの評価になるでしょう。もちろんそれぞれ正確に測ることは不可能ですが、とにかく受験1本の軸とは大きく異なるので注意が必要です。

特にサマーインターンの選考で、ペーパーテストはうまくいくんだけど2次面接くらいで落ちてしまっている人。これは新しく発生している能力軸に対応できていない(=うまくアピールできていない、または能力が足りない)可能性があります。例えばケース問題であれば、「問題解決の切り口が本質的か」は重要であり、ただ因数分解を公式として覚えているだけではいけないわけです。よくある一般論として、売上=単価×個数や年齢で分けるといったことは、さまざまある公式の当てはめに過ぎず、「自らの頭で考えている」とは言えません。問題の背景や本質を考えるトレーニングを重ねて、導出した解法であればいいのですが、漠然とした公式探しによって自らの思考を放棄しているのではないかと思われてしまうと、当然ながら評価は下がります。

なぜなら社会は未知の事象だらけだからです。ビジネス課題も事業拡張も、グループディスカッションで結論を出すなら容易かもしれませんが、その後実行して、成果に結びつけるまでは日々未知との遭遇なのです。それはフレームワークという公式に当てはめられるものではなく、独自の分解方法を考えていかなければいけません。特にフレームワークをいたずらに覚えてしまうと、すべてそこに当てはめなければいけないのではないかという脅迫観念にかられて思考停止に陥るケースがあったり、面接官からすれば「またこの分け方か。丸暗記もたいがいにせいよ」と思われてしまうリスクもあったりするので、重々気をつけてください。

最終的にオファーが出る・出ないは、「一緒に働きたい」と思わせる人間力がキー

能力水準・成果への粘り強さといった各項目が一定水準を突破すれば、もう最終面接段階まで進んだと言えます。そこであらたに浮上する項目が、「一緒に働くイメージが持てるか」という、一見とても漠然としているように思える要素です。能力とも相関するとはいえ、どちらかというとこれまでの人生経験の蓄積が最も現れる箇所であり、付け焼き刃的に伸ばすことが難しいゾーンです。成熟度とも表現され、ざっくり言うとオーラっぽいものです。

経験といっても、体育会の部長や、数学オリンピック出場みたいな華々しいものが必要というわけではありません。どんな経験でもけっこうなので、どこまで自分なりに深められたかが大事です。というのも何事も真剣にやればやるほど思考や経験が深まっていくわけで、そこで挑戦・挫折・失敗・復活などあれば更に良し。成果が数字や公開情報として現れなくとも、自信を持って語れれば良いでしょう。

なんだかんだいって挑戦・挫折・失敗の経験は人を大きく成長させます。自らの能力を一回り超える経験が継続すると、能力の開花が起こります。それは結果として自信を生み出します(ただ気をつけなければ過信⇒井の中の蛙のスパイラルにも陥ります)。以前就活の常識でもちらと書きましたが、本人の経験に裏打ちされ、客観的に見ても悪くないと思える自信は何よりも最終選考を前に進める材料になります。そういった意味で、どうしてもお祈りが発生してしまう就職活動は自信を無くすスパイラルを発生させがちであり、いかにそこを逃れ、自信の根拠に戻れるかは重要な考え方ではないかと思います。

いまインターンの持ち駒が無くなり自信喪失気味でしたら、とりあえず強引になんでもけっこうなので1つでも経験してみると、心の拠り所ができるのではないかと思います。ベンチャーの長期インターンシップ(アルバイト)に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。また就職活動以外に研究室・学会・ゼミ・部活・留学、果ては起業まで、さまざま忙しくしているならグループワークが大半のインターンシップは(優秀メンバーとの出会い以外に)あまり意味が無いかもしれませんので、うまいこと取捨選択してみてください。

おわりに

夏のインターン経験は数多くの視座の底上げ・視野の拡張を生み出すでしょう。とはいえ思いがけず空いてしまった方は、普段の活動を一つ上のレイヤーで行うことで、既存のインターンシップ以上の果実を得ることができるかもしれません。ちなみに私の夏インターンは実に13年も前ですが、2~3社ほど受けて全て落ちてしまい、結果として継続してきた塾講師のアルバイトをさらに真剣にやりました笑 カリキュラム・テキスト作り・新講座の開設など実現できたので、その後の就職活動に話せるネタが増えたような気がします。

では猛暑が続きますが、体調に気をつけて、引き続き頑張ってください(^^)


音成 洋介(おとなり ようすけ)
東京大学農学部卒。バークレイズ証券投資銀行本部を経て、プライベート・エクイティファンドであるアドバンテッジパートナーズ入社。非公開企業・公開企業へのバイアウト投資や経営支援業務などに従事。2010年に独立し、ハウテレビジョンを創業。同年4月、外資就活ドットコムを開始した。

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