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【理系必見】「外資、受けません」はもったいない。地方理系院生のメーカー就活体験記

はじめに

こんにちは。外資就活 編集部です。
今回は外資系メーカーの技術職に内定した21卒の方へのインタビューの模様をお送りします。

インタビューに応じてくださったのは、日系大手メーカーと外資系大手メーカーの技術職に見事内定したAさん(某地方国立大学・男性)です。

地方大学で外資メーカーを志望するのは珍しいケースですが、Aさんがどのように就職活動を行い、最終的になぜ外資メーカーに進路を決定したのか詳しく伺いました。

実際の理系就活の流れや、英語の必要性、企業に評価されたと思うポイントなど、22卒の皆さんの就活のためになる内容をお伝えしていきたいと思います。

外資か日系か、絞る必要はない。英語力よりも着目すべきは…

ーー自己紹介をお願いします。

Aと申します。学業や研究以外に意識して取り組んできたことは「国際的な環境に身を置くこと」でした。具体的にはサークル活動や講義を通じた留学生との交流です。留学生の寮に住んでいた時期もありました。

また個人的にはインターンシップや旅行を通じて海外の文化や価値観に触れたことが、日本の文化や価値観を改めて見直す契機になったと感じます。

ーー改めて、本日はよろしくお願い致します。まず、Aさんはいつ頃就活を始めましたか?

学部時代も若干情報収集はしていましたが、本格的な就活は修士1年目の5、6月ぐらいから始めました。

ーーありがとうございます。次に、Aさんは何を基準にして就職活動をされていましたか?

まず私には過去の経験や専攻内容の影響で、比較的初期の段階から「理系の知識を用いてエンジニアとして働きたい」という思いがあり、メーカーの技術職に志望先を絞っていました。金融やコンサルといったいわゆる文系就職は考えていませんでしたね。

さらに、就活を縁に出会ったとある社員さんの「これからの時代は大企業だからといって安泰というわけではなく、個人ベースで生きていく力を若いうちからつけたほうが良い」という言葉が、自分にとってのキーワードになりました。なのでエンジニアとしての経験が積めそうな企業であることを前提に「若手の裁量権があるか」「グローバルに働けそうか」などを併せて意識していました。

その軸に合いそうだったので日系・外資と絞ることなく幅広く見ていました。

ーー地方大学だと地元のメーカーもしくは日系大手しか見ない学生さんも多く、外資メーカーを志望する方はあまりいないイメージがあります。

そうですね…。おっしゃる通り周囲は日系の中堅・大手メーカー志望が多数派で、外資メーカー志望の学生は少数派でした。

ーー情報収集が大変だったのではないかと思うのですが、具体的にどのように情報を収集していましたか?

まず、外資日系に関わらず、自分は様々な企業の1Dayインターンや大学主催のイベントで様々な企業の情報を集めました。

特に大学主催のイベントは採用フローに関わる人の話が直接聞けるので、いわゆる選考直結の場であることがポイントです。ある程度学生の質が担保されているので説明会の後にOB・OGとのマッチングやES添削をしていただけることもあります。

あと、MatcherなどOB・OG訪問のアプリも使用していました。

こう振り返ると使えるものは全て使って積極的に動いたことで地方か否かに関わらず就活が進んだのかもしれません。

今年だとリアルイベントは少ないかもしれませんが、その分オンラインイベントが主流になっていると聞きます。地方学生でも様々な情報にアクセスしやすくなっているので、積極的に一次情報を取りに行くことが大切です。

ーー 手間はかかりますが、積極的に一次情報を集めることが重要なのですね。

そうですね。特に一次情報を集めることでイメージと実態が乖離していないかチェックすることができます。

例えば、若手の裁量権や国際的な活躍を期待して「グローバルな働き方」ができるか否かを就活の軸に据えたとします。その際はイメージや建て前だけでなく、実態も確認しなければなりません。

なぜなら一部の社員にしか裁量権が与えられていなかったり、国内勤務が主であったりと思い描いた働き方とは異なる場合もあるからです。このミスマッチを防ぐためには説明会の逆質問の時間やOB・OG訪問を利用して自分の志向とマッチするか確認することが大切です。

そして、日系か、外資かという分け方もイメージでしかないと思います。先ほどの例でいくと、外資でも日本支社のプレゼンスによっては若手の裁量権や国際的な活躍が叶わない場合もあります。

逆に日系企業だからといってその働き方が実現できないわけではありません。イメージに流されて、本来はマッチしていたかもしれない企業を見ないのは非常にもったいないと思います。

ーー確かに、自身の希望する働き方によっては日系・外資というイメージではなく、その内容を収集した上で企業を選択すべきですね。
しかし、英語に苦手意識があるせいで外資系企業を検討候補から外す人は少なくないと思います。外資系企業を目指す上で初めから高い英語力は必要だと思われますか?

そうですね…。もちろん選考に英語面接のフローが組み込まれている場合も多いので、英語力があるに越したことはありません。

しかし、流暢に英語を話せる人だけが採用されるかというと必ずしもそうではないと思います。自分自身、海外旅行は好きだったものの帰国子女ではありませんし、長期留学経験もありません。大切なのは英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢ではないでしょうか。

ある外資系企業の社員さんに聞いた話ですが、流暢に話せる学生が落とされ、一方で拙いけれども必死にコミュニケーションを取ろうとした学生が通過する事例はざらにあるそうです。勿論必要最低限の英語力は必要ですが、もし英語が不得意で、自信がない場合でも、臆せずに選考に臨みましょう。

【英語に関するコラム】
外資系企業の英語選考突破法

理系×外資メーカー就活のリアル。肝となる面接において評価されるポイントは?

ーーここからは、Aさんご自身がなぜ外資大手・日系大手メーカー同時に内定を獲得できたのか、その要因を探りたいと思います。まず、リサーチして受ける企業を絞った上で、サマーインターンは何社出しましたか?

日系・外資含めて数社エントリーし、内定先の外資メーカーのサマーインターンに20日間参加しました。日本支社に加え、海外支社での研修もあったので比較的長期間でしたね…。

ーー技術職のインターンは少しイメージしづらいのですが、具体的にはどういう流れで進むのでしょうか?

主な課題は「ある技術に対する設計構想立案」でした。まずその技術に関するインプットが行われた後、具体的な構想を練って社員の方にプレゼンする、という流れでした。

そうそう、このインターン中、製造工場や販売店を見学する時間もありました。技術職は開発の上流に携わるため、内部に入ると生産者や実際のユーザーを意識する機会が少なくなります。このインターンを通じて実際に生産や販売の場を見ることでバリューチェーンを意識するようにもなりました。

ーーサマーインターンは大変充実したものになったのですね!最終的に本選考は何社出しましたか?

そうですね、本選考は日系・外資含めて6〜7社ぐらい出しました。
そのうち大手日系メーカー2社、外資メーカー1社からオファーをいただき、最終的には外資メーカーに就職を決めました。

ーー本選考でも日系・外資幅広く出していらっしゃったのですね。なぜ最終的には外資メーカーに決めたのですか?

若いうちから技術的に有用な経験を積むことができるという点では3社(日系2社・外資1社)とも魅力的でした。

むしろ内定をいただいた外資メーカーは

・日本でのプレゼンスが必ずしも高いわけではない
・一定以上のポジションは本国の社員が占めているため、昇進が難しい
・20代は大きな差がないものの、30代以降の昇進が上記の理由で難しいため役職手当が付かない可能性もある

というデメリットもありました。

しかし一方で「技術力+英語スキルなどのソフトスキルがブラッシュアップできるか」を重視し、将来を考えてよりチャレンジングな外資メーカーに決めました。

ーーそもそも理系(技術職)就職では学生時点でのスキルを重視されるのか、入社後のポテンシャルを見られるのかどちらですか?

書類選考ではスキル面を成績や研究内容である程度選別しますので、最低限のスキルがあることが前提にはなると思います。

しかし、書類選考に通過した後には面接でのパフォーマンス(性格面や対人面)が重視されます。研究内容や成績は非常に良いのに、面接をなかなか通過できない方もいます。特に理系の方が面接に臨む際は話し方も練習した方が良いですね。

ーーなるほど、研究内容がある程度評価されるとはいえ、面接が重視されるのは文系就職と同様ですね。Aさんは、面接でご自身のどのような点が評価されたと感じますか?

面接のフィードバックをもらえる企業からは共通して受け答えが堂々としている点を評価されました。

それは単にロジカルに話せるかだけではなく、話すスピードや立ち振る舞いなど相手目線に立った話し方ができているという点での評価だったと思います。

ある日系大手企業だと、人事と危うく口論になりかけたこともありました。それでも最終面接までは通してもらえたので、よほど他の理系学生と比較して受け答えがしっかりしていたのかなと思っています。

ーー特に理系の方は話し方を工夫するだけでも差別化になり得るのですね。Aさんご自身はどのように話し方のトレーニングを行いましたか?

就活を見据えてトレーニングを行ったわけではありませんが、研究室での経験は生きたと思います。具体的には研究室の教授が厳しくフィードバックをくださる方だったので、自然と人に伝わるように話す力が付きました。

また、OB・OG訪問や大学内外の説明会に積極的に出向き、そこで会話することが力になりました。特に、逆質問は必ずしていました。逆質問はその企業に対する自身の仮説を検証すると共に、自分の質問が社会人レベルから見て的外れではないかを確認する良い機会になります。

実際、面接の際に合否の判断をする面接官も実務経験を積んだ社会人です。企業は、平たく言えば営利活動を行うためのシビアな組織です。その組織の中で利益に貢献するためには、当然ながら学生とは異なる立ち居振る舞いが要求されるでしょう。

そのような方々からすれば、学生の話し方は未熟だと言われても仕方ありません。逆に社会人レベルの話し方や態度を身に付けることができれば、他の学生と差別化できると感じます。

まとめると、積極的に社会人と話す経験を積み、もしそこでいただいたアドバイスがあれば修正する素直さが肝要です。

ーー確かに、Aさんの話し方や態度は学生とは思えないほど堂々としていますね。面接官が高く評価したのも良く分かります。それでは、逆に就活において苦労されたことはありましたか?

勿論あります(笑)。具体的には機械系のサマーインターンに参加した際、自分よりも機械に詳しい人はたくさんいて、そこで打ちのめされました。

ーーAさんは学習面に関しても非常に優秀な方と聞いているので意外です!その経験をどのように就活に生かしましたか?

そこで改めて「自分の強み」について深掘りできたことが本選考で内定を得ることに繋がったのだと思います。改めて学業や過去の成果を振り返り、なぜその成績や成果を得られたのか深堀りしました。

具体的には「決められたタスクをきっちりこなした上で期待以上のパフォーマンスを挙げること」が他の理系院生と差別化できる強みだと気がつきました。

この強みを面接でアピールしたことで、面接官と自己のイメージに乖離が起こることなく面接を通過することができたのだと思います。

ーー最後に、後輩へのメッセージをお願いします。

まず、人との出会いを大切にしてください。始めにお話しした通り、自分の就活における軸はとある企業の人事の方と話したことで得られたものです。オンラインにせよ対面にせよ、他の方の価値観を知ることで得られる学びもあると思います。

今なら就活イベントやOB・OG訪問アプリを使うなど、就活だからこそいろいろな立場の方と話すことができます。貴重な機会を十分に活用してください。

そして、自分含めまだまだ話し方や受け答えが社会人レベルではない学生は多いでしょう。先ほども申し上げた通り、特に理系の方は書類選考に通過した時点でスキル面はある程度企業側に認められています。そこから、面接でいかにコミュニケーション能力をアピールできるかが重要です。

繰り返しにはなりますが、その力を身に付けるためにも、学生とは異なる視座で物事を見られる社会人と話す機会を得た方が良いと思います。

コロナ時代の就活は厳しいと思いますが、就活生の特権を生かして積極的に行動しましょう!

ーーインタビューは以上です。Aさん、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました!

最後に

いかがでしょうか。今回のインタビューを通じて、業務内容や働き方を検討せずに企業を絞り込むことは非常にもったいない、というAさんの思いが伝わったのではないでしょうか。

また、理系院生であれば皆さん研究にこだわりを持って取り組まれているので、技術面のみで差別化を図るのは難しいのかもしれません。

逆に、面接で見られるのはよりソフトな面なので、ご自身の性格面での強みを把握し効果的に面接官にアピールできるか否かは十分な差別化要因になるでしょう。

コロナ禍で周囲の学生の動向が分かりにくいからこそ、ご自身の志向を絞りすぎることなく積極的に幅広い企業の情報を集めることは非常に重要です。良い企業選択ができるよう、編集部一同願っています!

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