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【外銀】外資系投資銀行の「対面面接」でやってはいけないNG集

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面接で足を掬われないために

こんにちは、外資就活 金融チームです。

11月も終盤に差し掛かり、多くの外資系投資銀行志望の学生が面接対策に動き出している時期ではないでしょうか。

効率的な対策のために、さまざまな就活サービスで過去の体験記などから情報を得られていることでしょう。

ただ、これらのサービスや選考記事の欠点として「面接で自分の何が良かったか」のみに焦点を当てており、「自分の何が悪くて落ちてしまったのか」「明らかに面接官から不評を買っていた学生はどのような言動をしていたか」などのNG例についてはあまり深く触れられておりません。

そのため、今回の記事では外資系投資銀行(以下、外銀)の面接で「なぜ落ちてしまうのか」「何をしたら即マイナス評価につながるのか」といった点について解説していきます。

自分に自信があり、自分を売り込むことだけを考えている学生の方に読んでいただきたい内容です。足元をすくわれないようにしっかり対策をしておきましょう。

そもそも外銀の面接で見られていることは?

ここからは外銀の面接でどんなところが見られているかについて説明していきます。外銀の面接で見られている点は大きく分けて以下の三点です。

・最低限のマナーがあるかどうか
・しっかりと面接に向けて準備をしてきたかどうか
・一緒に働きたいと思える学生がどうか

【その1】最低限のマナーや常識はあるか

まず、最も大事な点が「最低限のマナーや常識はあるか」です。外銀は業務上、多くの部門で顧客に対面します。また、社外に出ないにしても、自社内で年上の社員の方々と接する機会が多い職業です。

そのため、選考の段階から社会人としての最低限のマナーが求められます。当たり前ですが、遅刻は厳禁です。
また、例え体調不良などのやむを得ない理由であっても、営業日の二日前くらいまでには企業側に連絡を入れておかないと、次の選考に進むことは非常に困難です。場合によっては面接の再調整を求めても応じてもらえないこともあります。
正直な話、外銀は入社後も特にハードワークが求められる業界であるため、面接に向けて体調を万全にしておくのは大前提です。

また、適切な敬語を使えているか、日本語として極端に間違った言葉遣いをしていないかといった点に関しても注意が必要です(帰国子女や留学生は例外です)。

もちろん、日系企業ほど言葉遣いに厳しいということはありません。しかし、言葉遣いや入退出時の態度が評価項目になっているのは確かなので、気を付けましょう。

【その2】しっかり準備をしてきているか

また、しっかりと面接に向けて準備をしてきているかも外銀の選考では重要視されます。

もちろん多少の頭の切れは必要ですが、コンサルタントほどの深い思考力を求められる場面は業務の性質上少ないです。

そのため、面接までにしっかり想定問答の準備をしてきたか、金融業界について調べて来たか、といった点の方が重要視されます。

この点に関しては多くの記事が出回っていますので、今回は深く触れません。

【その3】一緒に働きたいと思える学生か

前述の二つのチェック項目に加えて、一緒に働きたいと思える学生であるかどうかも重要視されています。

特に、セールスやマーケッツといった顧客と接する機会が多い部門では、明るさや面白さ、コミュニケーションスキルなどをアピールすることが大切です。また、投資銀行部門では仕事が深夜にまで及ぶこともしばしばあるため、身体的にも精神的にもプレッシャーのかかる状況を明るく乗り越えていける人材が好まれます。

面接では明るくハキハキと受け答えすることに加え、自分のキャラクターを前面に押し出して、面接官の印象に残るように努めましょう。また面接官との対話を心がけ、一方的に自分の話だけをしすぎないように気を付けましょう。

これらのポイントを踏まえ、今回は【その1】で挙げたマナーについて詳しくお話したいと思います。なぜならマナーがなっていないと、どんなに良いことを言って面接官の印象に残ったとしても、社会人としての基礎ができていないとみなされてしまうからです。

外銀に限らずどこの業界でもそうですが、第一印象や面接を通して、態度や最低限のマナーがなっていないだけでそれ以降は評価もされず、質問すらされないこともあるそうです。

そのため、外銀での最低限のマナー、つまり「NG」は何なのかをしっかり押さえておきましょう。

NG行動集 ~面接前~

まずは、受付から面接が始まるまでの間で注意すべき点をご紹介します。

受付、待合室でも気を抜かず、選考の一環だと思って臨むべし

選考は受付の時点ですでに始まっています。特に選考会場に入るまでに、数ステップ挟む場合は要注意です。

例えばビルの一階とオフィスフロアでそれぞれ受付を行う必要がある場合、一階の受付では多少気を抜いてしまっている学生もいるでしょう。

また、本来は建物に入る前にコートを脱ぐべきなのにも関わらず、一階の受付を通って上に上がるまでの間に脱ぐ学生も多く見受けられます。

一部の企業では一階での受付の応対を評価項目に入れているといいます(もちろん、すべての外銀がこのようなチェックをしているわけではありません)。

実力以外の部分で低評価をもらわないためにも、しっかりと集合時間の前に会社に着いて、余裕のある振る舞いを見せましょう。

待合室でもしっかりとした態度で、準備をしておくべし

外銀では2回受付を通る(場合によっては1階で通るだけで済むことも)と、他の学生と一緒に面接開始を待つこととなる、学生用待合室に通されます。

ここでは学生同士で自由に会話することもできますが、基本的には各学生ともに選考前の緊張感からか、黙ってしまいがちです。また、企業によっては紙を三角形に折り、自分の名前を書いたネームプレートのようなものを作成します。

この待合室では選考要素はありませんが、ネームプレートに書いた名前が小さすぎると、面接時にそのことに関して突っ込まれたりするようです。

どちらにしろネームプレートの名前が小さいと自分に自信がないように思われますので、しっかりと大きな字で面接官に分かりやすいように記入しましょう。

NG行動集 ~面接中~

受付を通過し、待合室である程度待った後は、いよいよ面接が始まります。ここからは面接でとってはいけないNGな行動や発言について解説します。

入室から着席までのマナーがなっていない

これに関しては外銀のみならず、すべての企業でやってはいけません。具体的には、ノックをした後、中にいる面接官から呼びかけがある前に扉を開けて入ってしまう、などが挙げられます。

一般的な日系企業であれば、時間になれば面接官が呼びに来てくれて、中に面接官しかいない状態でノックをすることがほとんどです。

しかし一部企業では、入室時間が学生に事前に知らされていたためその時間通りに部屋に入ろうとしたらまだ他の学生の面接が続いていた、というケースもあるようです。このような場合、面接官からの呼びかけがある前に勝手に入ってしまうと非常識だとみなされてしまいます。

ノックをしても、面接官から返事があるまではしっかり部屋の外で待っていましょう。

また、部屋に入ってから何も言われていないのにすぐに座ってしまう、というのも完全にNGです。

このような作法に関しては日系企業ほど厳しくないと思っている方もいるかもしれませんが、外銀でもマナーは重要視されます。外資系だからといっておろそかにせず、最低限のマナーは心得るべきでしょう。

話が長く、適切に回答できていない

また、面接の際の返答も要注意です。ここではどのような回答をすればいいのかというテクニカルな内容ではなく、どんな回答の仕方が敬遠されるのかについて書いていきます。

まず、最もやってはいけないことは長々と話してしまうことです。

常日頃から時間に追われているバンカーの社員に対しては、どんなに適切な回答をしても、長々と話すといい印象を与えません。

特に、短時間でアピールしないといけない集団面接などで、各学生一人あたりの持ち時間が少ないにもかかわらず、長々話すことは他の学生にも迷惑です。そのため、場合によっては面接官に遮られることもあるようです。自分の株を下げることにつながってしまうので、なるべく簡潔な回答を心がけましょう。
※今回は、省きますが集団面接に関して対策したい方は、こちらのコラムをご覧ください。

投資銀行部門ですと、自己紹介や強みは30秒以内に話すように求められる場合が多いようです。そのため簡潔に話せるような準備が必要と言えます。

他にも設問に対して適切な回答ができていないと、面接官に悪印象を与えます。

たとえば「自己紹介をしてください」と言われたのに対し「はじめまして。○○大学の△△です。御社を志望する理由は~」といったように、聞かれた質問とマッチしているようで、微妙にすれ違っている返答をする学生が多く見受けられます。

おそらく、志望動機をしっかり詰めて面接に臨んでいるからこそ起きる現象だと思われますが、面接はあくまで面接官とのキャッチボールの場なので、自分が言いたいことだけを一方的に伝えるのはやめましょう

特に外銀の選考の序盤では、学生に対して聞く内容が決められていることが多いです。そのため、上記のような回答をすると結果として志望動機まで言ってしまうことになります。そうすると、次の設問を先取りした形になってしまい、面接官としては良い気はしません。

意外な落とし穴、面接官の話を聞かない学生

面接で学生が最も気づいていないものの、大きなマイナス評価につながりやすいのが「面接官の話を聞いていない」ことです。

このような状況は特に逆質問の際に現れます。

具体的なケースとしては、学生が逆質問で何かを面接官に質問し、それに対して面接官が答えているのにもかかわらず、学生が面接官の話を途中で遮ってしまうものです。
おそらく自分が面接官とコミュニケーションをとれることをアピールしたいがために、このような行動をとってしまうのでしょう。

面接は言葉のキャッチボールとは言うものの、やはり面接官と学生の間には明確な上下関係が存在します。そのため、面接官の話を遮って新たな質問をするのは、非常に危険な行為です。

このようなリスクを冒すくらいなら、会話のキャッチボールなど気にせず、面接官の話を最後まで聞いてから違う質問をぶつけたほうが選考突破の確率は高くなるでしょう。

対策を十分にして面接に臨もう

以上より、外資系企業では、正確にはどの企業でも最低限のビジネスマナーは選考の際には必須です。

ただ、外資系企業は日系企業よりもビジネスの場を想定して選考が行われているため、人によっては外銀のほうが日系の選考よりも堅苦しく感じるかもしれません。

それでも、外銀の面接に臨んでくるような学生はほとんどがこれらのマナーを守って、そのうえで自分の実力をアピールしているのが実情です。

そのため、外銀の内定確保のためにやってはいけないことをおさえ、しっかりと高評価を受けられるように頑張りましょう。

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