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高学歴就活生11の「慢心」-就活中にこれをやると落ちる

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高学歴なのに就活を失敗する原因は2つ

こんにちは、外資就活コラムチームです。
今回は「高学歴とされる大学にいるのに、就活に失敗してしまう人」にありがちな特徴について、自分の経験を踏まえながら考えたいと思います。
就活失敗談としてお読みいただき、皆さんの就職活動を振り返るきっかけとなれば幸いです。

まず就職活動に失敗する原因は大きく分類すると2つあり、どちらかであることが多いです。

・情報収集を積極的にしない
・自分を省みない

この2つの原因は相互に関連しており、車の両輪のような関係性なので、どちらかが欠けているともう一方の行動にまで影響を及ぼしてしまうと考えられます。

だからこそ、もしあなたがこのどちらかの行動を取っていることに気づいたらすぐさま修正をしなければいけません。この記事では今まで割と順風満帆にきた高学歴の方が陥りがちな2つの兆候について書いていきます。

情報収集を積極的にしない人にありがちなこと

①説明会・セミナーを軽視する

企業の説明会やセミナーに行っても細かい矛盾点などを発見することに没頭して、「やっぱり採用側はいいところしか言わないな」と悦に入る。挙げ句の果てに「話を聞かなくても、採用HPやパンフだけ読んでおけばいいな」という結論を出すに至る。

単に企業の基本情報を得るだけならパンフレットを読んだ方が効率的かもしれませんが、具体的な業務内容や仕事でのやりがいなど、生のエピソードは社員の方からでないと聞けません。

そういった情報を面接で言えるか言えないかで説得力に大きく違いが出るため、面接官へのアピール度にも大きく影響します。また、企業によっては説明会に参加した学生の名前を記録しており、わずかであるとはいえ、参加の有無がその後の選考に影響を与えるところもあります。

学生の中途半端な知識で情報の価値を判断するのはとても危険です。説明会やセミナーに足を運び、社員の方から直接話を聞きましょう。

②書籍だけで研究する

業界研究や企業研究を業界本1冊、関連本1冊、日経記事などで済ませ、人に会って話を聞いたりインターンに参加しようとしたりしない。四季報やアニュアルレポート(年次報告書)を読めば十分だと考えてしまう。

前述したように具体的な仕事の話を聞くことは重要です。また、本や資料で仕入れた知識は他人も知っている可能性があり、独自性を付加しにくいのです。

インターンやOB/OG訪問で人に聞いた話は、その人の経験という固有性を帯びていますので、それ自体にオリジナリティーがあります。また、「社会人・OB/OGに頼んでお話を聞かせていただいた」という行為を、志望度の高さの表れとして好む企業も一定数存在します。

ただしOB訪問などをする際には、社会人として最低限度のマナーは守りましょう。わざわざ時間を作ってまでお話をしていただくのですから、決して失礼なことがあってはなりません。有意義な時間にするためにも、事前に準備をしておきましょう。

③ビジョン・理念だけ見て「足元」固めの情報収集をしない

「具体的な業務内容とか働かないと分かるわけないじゃん。年収・福利厚生・社内の雰囲気なんて大したことじゃないよな。大切なのはビジョンや理念だ」と考える。

確かに学生が企業の内部情報や就労実態を知るのは難しく、いくら丹念に情報を収集しても限界があります。しかしそれは情報収集をしない理由にはなりません。OB/OG訪問などが推奨されるのは、可能な限り具体的かつ真実に近い情報を仕入れることができるからです。

そして、実際に働くことになれば年収・福利厚生・社内の雰囲気は自身の仕事の質にかなり影響してきます。日々の生活もままならない給料で、福利厚生も充実しておらず、社内がギスギスしているような職場で仕事の生産性が上がるとは思えません。

だからこそ、自分がその企業で働くことを考えると、企業理念だけではなく企業の内部情報や勤労実態などの具体的な情報も集める必要があります。理念は確かに重要な一要素ですが、どんな高邁な理念があっても「足元」が固まっていなければ崩れ落ちてしまいます。

④自分の目線で業務内容を調べない

「この企業がグローバル市場でどう勝ち抜いていくのか」のような全社的な情報を重視して、個人的な仕事のやり甲斐や、苦労、キャリアパスについてはあまり考慮しない。

「新興国市場でどう売り上げを勝ち取るか」「20XX年までのグローバル戦略」といった言葉に惹かれる気持ちは理解できますが、入社してすぐにそういった巨大な案件に関われる可能性は非常に低いです。

おそらく最初は工場勤務で現場を知ることや、個人営業で地道に新規開拓をすることなど、現場での業務を担うことになるはずです。入社後の業務を具体的に想像するためにも、就職活動で情報収集する際にはその業界の社員の方の経歴などに注目してみましょう。

大志を抱くことも大事ですが、目の前の仕事を疎かにしているようでは志を実現することができません。「まず若手社員が何をやることになりそうか」ということにも注意を払ってください。

⑤抽象的なビッグワードをやたら使いたがる

例えば、「グローバル」「公共性」「社会貢献」「キャリアアップ」のような言葉がESに頻出する。「プレゼンス」「バリュー」「コミュニケーション能力」「やりがい」「スケールが大きい」「win-win」「自己実現」「自分にレバレッジをかけられる場所」「人の魅力」のような言葉が面接で気づいたら出ている。

どれもよく聞く言葉ですが、こうした抽象的な言葉は自分が具体的にどういう意味で使っているかをきちんと認識して使わなければ「それってどういうこと?」と突っ込まれますし、「口ばかりで中身のない人」という印象を与えます。

「グローバル」といっても、日本支社では業務がほぼ国内に限定されているところもありますし、「社会貢献」といえば企業の営利活動は全てある意味で社会貢献と考えることもできます。

「win-win」といっても、ある面では「win-lose」になっているかもしれませんし、「人の魅力」というのはありとあらゆる場面で使えるかわりに、会社独自の強みのアピールにはなり得ません。

こうした耳触りの良い言葉は多用したくなってしまいますが、論理的な根拠を用意したり具体的に説明する準備をしてから使いましょう。

自分を省みない人にありがちなこと

⑥周囲の就活生を見下す

真面目に就活している友達をどこか冷めた目で見る。「あいつらとは違うんだぜ」的思考に囚われる。

自分が内定を取るまで人に構っている余裕があるとは思いません。まずは、自分の就活スタイルの構築と結果を出すことに集中しましょう。

⑦エントリー企業を雑に選択する

選考を受ける企業の選択が適当で一貫していない。自分の学歴、経歴をまるで考慮していない。

「優良中小企業もいいかな」とよく考えもせずに受ける企業を決めてしまうと、面接の場で「電子部品を生産している工場がある場所」など詳細な企業情報について聞かれ、言葉に詰まって落ちることがあります。

中小企業では大企業と採用状況が大きく異なり、それほど余裕もないため確実に入社してくれる人しか基本的には内定を出しません。そのため、不自然に高学歴な人が面接を受ける際には、志望度がどれほど高いのかを知ろうとしてかなり細かい会社情報を聞いてくることがあります。

こうした違いを考慮せずなんとなく受けてしまうと、大手より入りにくいという事態が起こることがあります。闇雲に企業を受けるのではなく、自分の就活の軸や学歴、経歴を鑑みてエントリーする企業を選びましょう。

⑧自分の学歴・経験・コネクションを過信する

「高学歴だからもう勝ち組」と勝手に思い込んでないでしょうか。学歴が通用するのは基本的にESまでです。面接やGDでは、容赦無く落とされます。

学歴や自慢できる経験があれば自動的に内定がもらえると思ったら大間違いです。あくまで、「普通の人よりかは学業を頑張ったのだから、採用すれば仕事も頑張ってくれる...かな!?」「この子はどんな思いがあったから学業頑張ったのかな? いろいろ聞いてみよう!」と面接官に思っていただけるだけです。

また、企業の社員の方とのコネ・つながりがあるからといって、それだけで内定がもらえるわけでもありません。
コネ採用を起用している大企業は一定数あるものの、コネで採用される人のほとんどは富裕層の子弟なのです。そのため、現実的にコネだけで内定をもらえることはまずありません。

だからといって、高学歴やコネが就活でマイナスに働くというわけではありません。「なぜ学業を頑張ることができたのか」「どのように人間関係を構築してきたのか」をアピールすれば良いのです。

⑨ピントの外れた質問をする

社員に優秀さを誇示しようとして、聞かれたくないことや、なぜ聞くのか理解できないことを質問したり指摘する。

質問の意図が自身にとって有用な情報を得るためではなく、自分が業界知識に精通していることを過度にアピールすることになっている方も散見されます。目的意識を忘れずに質問しましょう

学生ならではの無知な質問をしてしまうこともあるかもしれませんが、最低限、事前に質問をよく考えてリストアップしておきましょう。

⑩戦略なしに素の自分を出してしまう

「ありのままの自分を出す」という言葉を文字通り解釈してしまう。企業が欲しい人物像や何を知りたいのかを考慮したPR方法を考えない。

企業はあなたとお友達になりたいわけではないので、本当にありのままを出されても困ります。企業はあなたの性格を隅々まで知りたい、というわけではなく、あなたがその会社で活躍する人材、長く働ける人材かを見極めたいというのが実情です。

しかし矛盾するようですが、面接官にとって「ありのままのあなた」というのもまた気になるものです。社会人としての常識で凝り固まった受け答えをしていると、「この子、本当はどういう人なのか分からないな...」と思われてしまいます。

⑪不合格になっても振り返りをしない

落ちても「相性が悪かった、社員の見る目がない、運の問題だしな」で済ませる。

一社ならまだしも、何十社も「お祈り」が続くならばおそらくあなたにも何らかの問題があると考えられます。親や友人や知人、知り合った社会人など、第三者の評価は常に受けるようにしてください。自分を客観視するのは案外難しいものなのです。

特に言動やマナーについては、自力で修正するのは難しいです。例えば、かつて私は面接で無意識に肘と膝がくっついた状態で手を組んでしまっていたのですが、当時の私は自分でそれに気づくことができませんでした。

第三者からの評価を受け入れがたいと感じる就活生も一定数いますが、自分では気付きにくい部分を指摘してくれるため積極的に意見を取り入れましょう。

高学歴だからこそ、より一層早期に動き出そう!

いかがでしょうか。かなり極端な例も出しているのですが、全て筆者の経験談や実体験や黒歴史です。参考になれば幸いです。

「高学歴だから就活は余裕!ラクに進められる!」ではなく、高学歴だからこそより一層早期に動き出し、より一層情報収集や企業研究、面接対策を入念に行う必要があるのです。

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