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どうも皆さんこんにちは。
入社2週間で上司の飲み物をプロテインに変え、さらにはアーモンド・サラダチキン・ざるそばが部内で大流行するようになった原因の営業マン、外資系筋肉です。
社内の健康増進・・・ひいては生産性の向上に貢献したとして表彰してもらえたりしないかなぁなんて心のどこかで期待しています。
さて、いつものごとく今回のコラムも連載初回の「何がMECEだ。MUSCLEを身につけろ」の内容を詳しく解説していくコラムです。今回は筋トレが就活やビジネスに活きる4つの大きな理由のうち、 【3.筋トレをすると自分の身体をメンテナンスできるようになる】 に焦点を当てたコラムになります。
これから就活という皆さんも就活を終えて一息ついている皆さんも、体調管理は大丈夫ですか? 5大商社が云々という前に5大栄養素を意識して自分のことを管理してください。 ビジネスパーソンに体調管理スキルは必須です。
というか仕事がデキるデキないとか以前に、 そもそも働けなかったら意味ない んですよ。
自己管理って言ったって具体的に何すればいいんだよ・・・とお思いのあなた。安心してください。 答えは「筋トレ」です。 単純でしょ?
それでもってこれはネタでもなんでもなく本当です。
だって筋トレをするようになると、主に
(1)自然と栄養に詳しくなって体型・体調を自己調整できる
(2)ホルモンが安定してメンタルが改善する
(3)肩こりや腰痛になりにくくなる
・・・なんていう圧倒的効能を得られるんですからね。学校や就職活動での評価基準に「筋肉」という要素が入ってくる日も近いですかねこれは。
筋トレにハマると自然に栄養学にも詳しくなる
筋トレで結果を出そうと思うと、主にマクロ栄養素とカロリー収支について詳しくなります。
マクロ栄養素とは、5大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルのうち、 特にタンパク質・脂質・炭水化物の3大栄養素 のことを言います。それらのマクロ栄養素の比率はProtein, Fat, Carbohydrateの頭文字をとって PFCバランス なんて呼ぶことも多いです。
最近、「飲むだけ!」「着るだけ!」みたいな胡散臭いサプリメントや服が広まっています。頭の良い皆様ならお分かりでしょうが、 そんな楽に身体作りができるはずないです。
カロリー収支とマクロ栄養素の数字を守り、運動することこそが、身体のメンテナンスにおける絶対法則 です。
カロリー収支とは、
消費カロリー>摂取カロリー ならば「痩せる」
消費カロリー<摂取カロリー ならば「太る」
という至極単純な法則です。どれだけ身体に良い物を食べようがお菓子ばかり食べようが、カロリー収支がプラスならば太りますしマイナスならば痩せます。
そしてマクロ栄養素のバランスは、タンパク質の摂取量を自体重×2g前後に設定し、あとは増量や減量といった目的によって脂質と炭水化物の量を変えていきます。
高タンパク食は健康の基本 です。ただ、例えば75kgの私は1日でタンパク質を150g前後摂らなければなりませんが、脂質の少ない鶏胸肉でも100g食べてもタンパク質は22gほどしか摂れません。
私が食事の+αやオフィスでのおやつにプロテインを飲む理由はここにあります。値段の面からも手間の面からもタンパク質の補給に効率的です。食事だけでタンパク質を摂ろうと思うと肉魚卵などを大量に摂取しなければならず、調理の手間もコストもかかるうえに脂質を摂り過ぎてしまいます。
ところでこの前、中途入社としての後輩が入社してきたのですが、 「僕、前職のオフィスでプロテイン飲もうとしたら上司に怒られたんですよ! この会社、デスクでプロテイン飲めるとか最高じゃないですか!」とめちゃくちゃ喜んでいました。
筋肉仲間が増えて嬉しいです。冒頭の通り今では上司も勤務中にアーモンド食べてプロテイン飲みますからね私の勤務先。 「社内プロテイン常備」が競争力のある福利厚生になる日も近い ですね。
カロリー収支とマクロ栄養素の詳しい説明については下記の記事を参考にしてみてください。
http://muscle.holdings/how-to-bulk-up/
http://muscle.holdings/weight-loss/
そこまで詳しいことに興味ねぇわ、という方は、 「食べたカロリーと自分の消費カロリーをざっくり把握する」ということと、「とにかくタンパク質はちゃんと摂る」 ということだけ覚えてこのコラムを閉じてください。閉じる前にクリップしてね(小声)。
筋トレをかますとホルモンが安定してメンタルが改善する
ハードワークともうまく付き合っていかなくてはならないだろう皆様にとって、鬱対策は必須です。メンタルの状態はパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。
そこで筋トレです。筋トレをすると抗鬱ホルモンが大量に分泌されます。
「三大神経伝達物質」と呼ばれるホルモンはセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの3種ですが、これら3種はすべて筋トレで分泌できます。
これらのホルモンが出ることで人間は快楽や安心を感じたり、やる気や集中力が上がったり、深い睡眠がとれるようになります。いや、筋トレマジで最強か?
「違法ドラッグ ダメ・ゼッタイ」とは言われますが、筋トレは誰も不幸にしない最高の“合法ドラッグ”なのではないでしょうか。 私は既にキメてしまっています。中毒です。
また、筋トレにハマると栄養学以外にも生活リズムを気にするようになります。 というか筋トレをすると肉体的な疲労がたまるので夜ぐっすり眠ることができ、勝手に朝早く目覚めます。
肉体を改良し、ホルモンバランスが整うことで精神も安定し、おまけにぐっすり眠れる。まさにメンヘラバスター。少し精神が病んで来たら筋トレをしてみると良いです。
そして筋トレできないくらいに精神が疲弊していたら、それはもうアウトです。筋トレは鬱の指標にもなります。実は私も初期段階の鬱の経験者なのですが、筋トレできないくらいになるとかなり危険信号なので精神科に行って休暇をもらうことをオススメします。
筋トレしてたくさん寝たらマジで治った ので筋トレは最強です。崇め奉っています。
筋肉がつくと肩こりや腰痛になりにくくなる
僧帽筋、背筋、腹筋などが適度についてくると、事務作業においても肩こりや腰痛が発生しにくくなります。
私外資系筋肉、朝8時から夜の22時までデスクで大格闘ということもしばしばありますが、肩こりや腰痛とは無縁でございます。筋肉がつくと代謝も上がって体温も上昇し、血行が良くなります。冷え性の改善にも有効です。
肩こりの原因は主に運動不足・冷え性・姿勢不良・ストレス等がありますが、前述の通り筋トレで筋肉がつくことで冷え性・姿勢が改善されるうえにストレス解消や快楽物質の分泌にも役立つので、 これらすべての原因を解消 することができます。 筋トレは事務作業の効率をも改善します。
「食べること」すなわち「自己形成」
さて、いかがでしたでしょうか。
前回までのコラムを読んで「やべぇな、筋肉つけるしかねぇな」と思っているあなたも、
栄養についての勉強は避けて通れません。
そして勘違いしてほしくないのですが、 私はラーメンやお菓子を食べるな!と言っているわけではありません。 私もじゃがりことか好きです。サクサク。
人生の価値観は人それぞれですし、栄養とか気にせず美味しいものを食べることこそ幸せ! という人もいるでしょうし、それもまたその人の人生です。
ただ、栄養管理を「知っていてやらない」のと「知らなくてやらない」のでは床引きデッドリフトとハーフデッドリフトくらいの差があります。「何を食べたら自分がどうなるか」を知らずして、自分の人生をコントロールするのは難しいでしょう。
人生を豊かにするうえで身につけておいて損はない知識なので、筋トレはしなくてもいいやという人も、カロリー収支とマクロ栄養素については基本知識だけでも勉強することを本気でオススメします。
食べたものがあなたそのものになるんですからね。重要度で言ったら自己分析どころの騒ぎじゃないっすよ。
さて、この筋肉コラムのシリーズも次回で最終回です。寂しいですね。実はTwitterとかで「外就の筋肉コラム好きだわw」みたいな感想見つけてめっちゃ喜んだりしてます。
引き続きご愛読よろしくお願いしマッスル! いぇあ!
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