【3分選考対策】三井不動産(総合職)の本選考対策まとめ
2023/02/16
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目次
こんにちは、外資就活 デベロッパーチームです。
今回は代表的なデベロッパーである三井不動産の総合職に内定するための選考対策について、詳細な選考ごとの対策からお伝えします。
三井不動産に内定するための2つのポイント
三井不動産に内定するためには、以下の2点が大切です。
②「周囲をまとめて何かに挑戦し、成果をあげた経験」を語ること
①OBOG訪問を利用して企業理解を深める
三井不動産の選考では、「会社をしっかり理解していることが評価された」「三井不動産を志望する理由を深めるのにOBOG訪問が役に立った」という声が多いため、 社員の生の声を聞くことが重要だと考えられます 。
三井不動産の社員を訪問するためには手段が2つあり、1つは三井不動産の知人や大学の先輩、大学にあるOB・OGリストなどにより、 自分で直接連絡して会う方法 と、2つ目は 三井不動産のマイページから訪問予約をする方法 です。
特に後者のマイページから予約する方法は簡単に予約することができる上、事前に社員のプロフィールを確認することが出来るので 自分なりの仮説を作ってから質問しやすい というメリットがあります。
「OBOG訪問の数は評価に全く関係ない」と企業が発表しているのでやみくもに回数を稼ぐ必要はないのかもしれませんが、会社を理解し、自分が働いているイメージがつくくらいまでOBOG訪問サービスを利用してみることをお勧めします。
参考→「OB訪問」が内定へのカギ
②「周囲をまとめて何かに挑戦し、成果をあげた経験」を語ることが大切
三井不動産の選考では 「周囲をまとめて何かに挑戦し、成果をあげた経験」 を語れるようにしておくことが大切です。
それは、①三井不動産が「挑戦」を大切にしている企業である ②デベロッパーの仕事内容として、金融機関・ゼネコン・不動産仲介業者等の多数のステークホルダーと折衝を重ね、まとめあげることが重視されるという2つの理由に起因しているからです。
三井不動産で活躍していけるポテンシャルがあると示すためにも、 自分の性格や行動の軌跡がデベロッパーの仕事や三井不動産が大切にしている価値観に合致しているということをアピールすることが大切です 。
※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」から抽出しています。
三井不動産2023卒本選考レポート(1)
三井不動産2023卒本選考レポート(2)
三井不動産2022卒本選考レポート(3)
三井不動産2021卒本選考レポート(4)
三井不動産2021卒本選考レポート(5)
三井不動産2021卒本選考レポート(6)
選考フロー
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
ES:三井不動産らしい「挑戦」を表現せよ
・あなたが三井不動産を志望する理由について、お書きください。(300文字以内)
・今までの経験から、あなた自身が社会に出て仕事をするうえで、大切にしたい価値観について、ご自由にお書きください。(300文字以内)
・今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競ったこと、失敗したこと、成功したこと等)についてお伺いします。経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。
-> 大学入学までの経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかをお書きください。(テーマ50文字、時期50文字、詳細350文字以内)
-> 大学・大学院の学生生活での経験の詳細と、その経験が今のあなたにどうつながっているのかを2つお書きください。(それぞれテーマ50文字、時期50文字、詳細350文字以内)
・自分が輝いていると思う写真を1枚ご提出いただき、個性をPRするキャッチフレーズとキャッチフレーズの補足文章をお書きください。(キャッチフレーズ20文字、補足文章100文字)
経験者からのアドバイス
(1)伝えたいことを明確にする
「所属していた部活の活動内容があまり一般に知られておらず、知識がない人でも理解できるようわかりやすい説明を心がけた。」「各設問に表題をつけるなどして自身が最も伝えたいことを明確にするように心がけた。」と経験者は語っています。きちんと文章の内容や構成を練り、読み手が理解しやすいESを書くよう心がけましょう。
(2)三井不動産のカルチャーにフィットすることをアピールする
「三井不動産のカルチャーだと感じていた『挑戦』『変化に前向きな姿勢』『熱血』といった点を意識して、自身の過去の取り組みや価値観の設問は記載していた。」「過去の経験から仕事で譲れない価値観に至るまでの一貫性が重要だと考え、つながりを意識した。」といった声がありました。三井不動産になぜ入りたいのか、またどのように活躍したいのかということを根拠をもって伝えるようにしましょう。
筆記試験:油断は禁物。問題集を解いて対策しよう
【試験内容】
テストセンター
【試験科目】
言語、非言語、構造的把握力検査、性格診断
【対策】
問題集を一通り解いて慣れておく必要がある。
【ボーダーライン】
正直完璧な出来ではなかったが通過できたため、応募者数の多い難関企業の中では比較的ESも重視されているのではないかと感じた。
【結果連絡】
3月下旬にメールにて連絡。
一次面接:ESの深堀り中心。事前に必ずESを読み返しておこう
【面接官】2人(中堅の方1名、若手の方1名)
【学生の数】1人
【時間】30分程度
【結果通知方法】面接終了後、電話にて
質問例
【受験者A】
・雑談
・自己紹介
・ガクチカ深掘り
・リーダーシップに関する質問
・自身の弱みと対処法
・挫折経験
・志望動機
・他業界ではなく三井不動産の理由
・具体的にやりたいこと
・最後に一言
【受験者B】
・今の心境は
・小学校時代にどのような子供だったか。
・小学校時代に思い出に残っていることは。
・中学での経験した困難はどのようなものだったのか。
・それをどのようにして乗り越えたのか。
・周りの人には相談しなかったのか。
・周りからはどのような人物だと言われることが多いか。
・〇〇はいつから始めたのか。
・高校ではどのようなことにチャレンジしてきたのか。
・〇〇の魅力は何か。
・〇〇はなぜ上達することができたのか。
・大学の部活でどのようなことをしてきたのか。
・その中で苦労してきたことはなんだったのか。
・大学院での研究はどのように社会の役に立つのか。
・最近リーダーシップを発揮したエピソード。
・不動産に興味を持ったきっかけ。
・三井不動産のどのようなところが良いのか。
・就職活動の軸は何か。
・最後に言い残したことはあるか。
【受験者C】
・ESに書いたことの深堀り(学生時代頑張ったこと)
・ESに書かれた経験はデベロッパーでどう活かせるか。
【受験者D】
・自己紹介
・学生時代頑張ったことの概要
・その取り組みの動機・自身の役割・その後の人生への影響
・自身の性格や強み・弱みについて
・最近の気になるニュースに対する意見
・OB訪問などで印象に残った社員
・最後に熱意を語ってください
経験者からのアドバイス
(1)簡潔に的確に質問に答えることを意識する
「非常に短い面接時間なので、簡潔にハキハキと答えることを意識した。人事の方から受けたフィードバックでは、返答の簡潔さ・的確さ、社風とマッチするか、熱意を見ているとのことであった。」と経験者は語っています。
冗長に話さないように気をつけ、結論ファーストで「聞かれたことに的確に答える」ことを意識しましょう。
(2)面接を楽しむ
三井不動産の1次面接は、社員との距離が近く、年次も若い社員だったので非常にフランクで話しやすい雰囲気だそうです。
気になったところは深堀りしてくださるようなので、面接の流れは面接官に任せ、会話のキャッチボールを楽しむようにしましょう。
(3)面接前にESに何を書いたか復習をする
三井不動産の1次面接はESの深堀りが中心です。
面接官にESに書いたことについて聞かれたとき、「あれ、私ESに何書いたっけ…」となってしまうと嫌な”間”がうまれて不穏な雰囲気になってしまいます。焦りやすくもなり、精神衛生の観点でも良くありません。
ESに書いた内容を思い出し、2~3回深堀りをされても良いくらいの準備を行いましょう。
二次面接:「最後に一言」が定番。面接の最後まで気を抜かずに挑もう
【面接官 】1~2人(中堅社員)
【学生の数】1人
【時間】30分程度
【進め方】待合室にてモチベーショングラフの記入→面接
【結果通知方法】面接終了後、電話にて
モチベーショングラフの記入について
20分程度で小学生からこれまでの自身の歴史を記載するものであるモチベーショングラフを書かされるるそうです。
モチベーショングラフは、小学校入学以降の個人のモチベーションの推移を折れ線グラフで図示し、適宜解説コメントを書き込む形式です。
2次面接では使用しないが、最終面接のときはモチベーションシートに沿って質問が行われます。
質問内容
【受験者A】
・雑談
・自己紹介
・ガクチカ深掘り
・リーダーシップに関する質問
・自身の弱みと対処法
・挫折経験
・志望動機
・他業界ではなく三井不動産の理由
・具体的にやりたいこと
・最後に一言
【受験者B】
・終始ESに記載した内容についての深掘り。
・最後に一言
【受験者C】
・なんでその研究テーマにしたのか
・大変だったことは
・縦割り組織の壁を超えるためにはどうするべきか
【受験者D】
・自己紹介
・学生時代頑張ったことを、何も知らない人に説明するとして話して
・志望動機とやりたいことを簡潔に
・他に学生時代頑張ったことは
・最後に熱意を伝えてください
経験者からのアドバイス
(1)「最後に一言」で印象付ける
2次面接では面接の最後に「何か言いたいことありますか?」と聞かれることが多いようです。この質問は、自分を自由に売り込むことができるチャンスであるのでいつ聞かれても言いように事前に心の準備をしておきましょう。
特に、2次面接は1次面接と同じくESをされることが多いので、志望動機を伝えて熱意をアピールする内定者が多いようです。
三次面接:「一緒に働きたいか」が重視される。部屋の雰囲気に呑まれずにいつもの自分で挑むことが大切
【面接官】4~6人(年次が高い社員)
【学生の数】1人
【時間】30分程度
【結果連絡方法】面接終了後、電話にて
質問内容
【受験者A】
・自己紹介
・小学生の頃取り組んでいたことや意思決定の理由について
・中学生の頃取り組んでいたことや意思決定の理由について
・高学生の頃取り組んでいたことや意思決定の理由について
・大学生の頃取り組んでいたことや意思決定の理由について
・挫折経験
・弱み
・人には善悪が必ずあると思うが〇〇さんの悪は何?
・志望動機
・就活状況
【受験者B】
・モチベーショングラフに沿って中学生、高校生、大学生時代の話を聞かれた。
・最後に何か話したいことはあるか
【受験者C】
・志望動機
・学生時代頑張ったこと
・それから何を得たか、など
・なぜ業界他社ではないのか
【受験者D】
・二次面接の前に記入した、人生のモチベーショングラフを基にした質問。
・どのような心情の変化があったのか
・それにどう対処したのか
・最後に熱意を話してください
経験者からアドバイス
(1)大きめの声でハキハキと話す
「これまでの面接と比べると、面接官の年次も高く部屋も荘厳な感じがするため、締まった感じがする」「部屋がこれまでと違い、厳かな大広間になる。面接官との距離も5mほどあるので、声が小さいとまず話にならない。」と内定者はアドバイスしています。
相手が聞き取りやすい声の大きさでハキハキと話し、明るい印象を与えることが大切です。
(2)取り繕わず、お父さん世代との楽しい会話を心がけることが大切
「特技は一人芝居ですと言って実際にやって見せた人が合格した」「いかに年上と仲良くできるかが大切」と内定者は語っています。相手は役員であるので緊張するかもしれませんが、お父さんと話しているようなイメージでいつもの自分を表現することが大切だと考えられます。「面接官を笑わすことが出来たら勝ち」という噂があるので、ユーモアのセンスをはじめとする 一緒に働きたい雰囲気があるか どうかといった観点も重視されているようです。
(3)面接官全員に目を向けて「三井不動産でなければならない理由」を伝える
三井不動産の最終面接は面接官が4人おり、その上「最終面接では面接官全員から合格が出ている人でないと内定しない」という噂があるため面接官全員に対して目を向けて熱意を伝えることが大切なのではないかと考えられます。
また、「総合商社と併願している人は相当突っ込まれたらしい」という情報もあるので、志望度が重視されており、競合他社や他業界と差別化した志望動機を伝える必要があります。
内定者の情報
【内定者の数】50人程度
【内定者の学歴】東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学など
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