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内定した後にやるべき7つのこと|投資銀行・コンサル内定者に向けて

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“終活”したら、何をする?

コンサルティングファームや投資銀行の選考が一段落し、見事内定を得た就活生は日系企業にエントリーしない限り新卒での就職活動は「あがり」となります。

その後の時間をどのように過ごすのが最も有意義なのか―そこで今回は、最終年度の過ごし方について語ってみようかと思います。

前提として:内定者課題には必ず取り組もう

投資銀行フロントでは、証券外務員試験の通過が必須となります。詰め込んで勉強すれば2週間程度でも通過できるため、卒論・修論の提出後でも間に合いますが、余裕をもって対策を進めるのが良いでしょう。

また、一部投資銀行やコンサルティングファームでは大量の課題が与えられます。

WEBや社内での金融講座から(全て英語資料であることも多々)、ベルリッツやフェニックスアソシエイツといった英会話学校での研修課題、はたまたITコンサルティングファームではプログラミング習得のため、Java自主学習資料が与えられることがあります。

特に初心者の方の場合には、かなり苦労しているケースも見受けられます。こういった内定者課題を入社前までに終わらせられないと、入社前から評価が下がってしまい、最悪の場合入社が取り消しになる可能性もあります。

特に理系修士ですと修論のため実験に追われる日が続き、なかなかできない!といった声も聞かれます。しかしながら、コンサル・投資銀行の業務量は修論・研修課題を同時並行にこなすのに比べれば遙かに凌駕いたしますので、こんなことで音を上げていてはいけません。効果的に時間を使う癖を入社前の段階から身に付けておきましょう。

なお、内定先でのインターンをお願いされるケースも多々あると思いますが、こちらに関しては多くの場合必須ではなく、パスしてしまっても特に問題はありません。興味があれば取り組んでみてもよいですが、時間がない場合は思い切ってNoと言ってしまってもよいかと思います。

できることならば職業人生をスタートする前に、さまざまな経験を積んでおくのが吉かと思います。自分の能力の幅を広げるための活動をしていきましょう。

以下、決められた内定者課題以外に、自主的にやっておくべきことを紹介していきます。なお、主に理系修士の方に課される「研究」など、学生として当然の活動は省いています。

入社前にやるべきことその1:短期留学

先ほども申し上げましたように、外資系企業は手厚い英語研修の機会を与えてはくれますが、英語力の向上のためには留学に勝るものはないかと思います。

夏休みなど長期休暇を利用して、海外大学に訪問してみるのはいかがでしょうか。さまざまな機関がリーダーシッププログラムと称して、海外経験を積む機会を提供してくれています。

また最近では、日本にいながら海外の学校の授業を受けたり、他の留学生と交流できたりするオンライン留学も増えてきています。渡航が難しい場合には、こうした機会もぜひ活用してみてください。

入社前にやるべきことその2:簿記の勉強

商売の基本は簿記にあります。コンサル・投資銀行いずれに行くにせよ、PL・BSの概念は今のうちに頭に叩き込んでおくとよいでしょう。

特に投資銀行部門でキャリアを積む覚悟があるなら、日商簿記2級くらいは取得しておくべきです。たとえ専攻が経済・商学系統ではなくても、難関フローを突破し、見事内定を勝ち取った方であれば1.5-2ケ月の勉強で合格水準に達することは可能です。

書籍でも十分独学が可能ですが、独習が難しい環境にいる場合はスクールに通うのも一つの手かもしれません。企業によっては、授業料を一部負担してくれる場合もあります。

入社前にやるべきことその3:長期インターン

投資銀行・コンサルティングファームともに、ジュニア時代からプロフェッショナルとして、経営陣との関わりを多く持つことになります。

人としての幅を広げておく為に、今からさまざまなインターンにチャレンジしてみることをお勧めいたします。

例えば「外資就活ドットコム」では、内定者に向けて、通常募集していないインターンのご案内も時にいたします。特にスタートアップを始めとしたベンチャー企業でインターンをするのは面白いかと思います。

プログラミングを本気でマスターする気があれば、ゼロから半年でWEBサービスをローンチすることもできますし、営業インターンでは社会人として必要な対人交渉力をマスターすることができます。

スタートアップを勧めるのは社長との距離が近く、経営・商売を目の当たりにすることが可能だからです。

もうある程度成長したベンチャー(目安売上1億超)は、技能の習得といった意味では面白いかもしれませんが、事業を作り上げられる余地がありません。

学生のうちから必死に経営する社長の仕事っぷりを観察して、ビジネスの現場で共に闘っていくことはとても勉強になりますし、得られることも多いのではないかと考えます。

外資就活ドットコムを運営しているハウテレビジョンでも時にインターンを募集することがございますので、腕に覚えのある方はチャレンジしてみて下さい。

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入社前にやるべきことその4:情報収集の習慣化

本やその他媒体を通じて実務に関連する情報収集を行う癖をつけておくと、社会人になってからも役立ちます。

継続できるか不安な方は、思い切って有料のコンテンツに登録してみるのも一つの手です。例えば、isologueさんのメルマガでは、日米問わず話題企業の財務分析と意味合いについて内容濃く紹介されています。BS、PLにおける行間の読み解き方も懇切丁寧に説明してくださり、実務に直結する知識を得ることができます。読み始めは難しいでしょうが、理解が深まるにつれだんだん面白くなってくることでしょう。

また、バーバラミントの『考える技術・書く技術』やマッキンゼーの『バリュエーションの理論と実践』など、よくコンサル・投資銀行の推薦図書として挙げられるものに関しては、ぜひ目を通しておきましょう。前提となる知識が頭に入っていると、実務に対する理解が深まります。

入社前にやるべきことその5:オフィスソフトの技能

エクセルやパワーポイントスキルは入社努力で十分身につくとはいえ、両者に触れる環境にあるのであれば、なるべくショートカットキーを覚えるようにましょう。

投資銀行部門でプロジェクション(売上・利益の将来予測から企業価値を算出するためのエクセルシート)を早く回していくためには、マウスを触っている暇はありません。

これはマーケットでも同様で、デリバティブ価値算出のシートにはさまざまなマクロが走っており、簡単なVBAの理解は必須になります。

コンサルティングファームではデータ分析のため、ピポットテーブルをガシガシ回すことになります。基本的なところが分かっていない方はぜひ以下を読んでおくといいでしょう。

入社前にやるべきことその6:起業(およびそのサポート)

社会に出る前に「自分でビジネスを起こすこと、商売をすること」を一度体験しておくことは重要です。

お金を払ってもらえるほどの価値を作ったという成功体験や学習は最も経験値がつきますし、さまざまなビジネスを体で理解することができます。

もちろん時間があって商売を起こす余力のある方限定ではありますが、WEBサービス立ち上げであれば殆どコストはかかりません。また友人が起業する際の事業サポートもさまざまな経験を積むことができるのでオススメです。

入社前にやるべきことその7:株式投資

エクイティやフィクストインカムのセールス・ストラクチャラー、トレーダー、及び投資調査部(エクイティアナリスト)といったマーケットを相手にするプロフェッショナルに就くのであれば、市場との対話に慣れておくのもよいかと思います。

株式投資及びFX投資といったボラティリティの比較的大きい市場を相手にして、10万円程度張って投資戦略を練るのはとても勉強になります。自らの余剰資金を賭けているので、必死さが違います。

株式ですと楽天証券のマーケットスピードが情報収集・トレーディングの容易さといった意味でも個人的には優れているなぁといった印象です。最近ではFXの自動取引などさまざまなツールがありますので、試してみるのもよいでしょう。

番外編:旅行?

たまに「学生のうちは旅行でもして遊んでおけ」という発言を耳にしますが、社会人でも十分旅行はできます。特に外資系プロフェッショナルファームに属しているのであれば普段の仕事が厳しいので、プロジェクトの合間に2週間くらい休みをとれます。

マーケットの方は外国人上司が多いでしょうから、ガッツり休みをとるのには問題ありません。さほどお金を使う暇もありませんから、南の島でゆっくり過ごされる方が多い印象です。

なので、学生のうちに無理に旅行にいく必要もありません。ただ、インドに2ヶ月くらいふらっといってくるのは面白いかもしれませんが・・・

入社まで悔いのない時間を過ごそう

「内定後は遊んでおけばOK」はバブル入社組や団塊世代のオトナが発する無責任な放言だと思っています。あまり当てにしないようにしましょう。

プロフェッショナルファームの入社後の厳しさは他社と比較になりません。そのための下準備として直接的ではありませんが、自分の幅を広げる努力は入社前からしておくべきかとは思っています。

入社まで悔いのない暮らしを心がけてください。

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