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簿記は就活で有利になる?日商簿記3級・2級の難易度や就活でのメリットを解説!【自己PR】

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日商簿記3級・2級は就活で有利になるのか

こんにちは、外資就活コラムチームです。

これから就活を控えている学生の中には、就活を少しでも有利に進めるために何か資格を取得したいと考えている方もいるかと思います。

就活生におすすめの資格試験の一つとして、日商簿記検定試験(以下、日商簿記)が挙げられます。「就職に役立つ資格・検定ランキング」では2021年度、2022年度と2年連続で第1位になっています。内定者への入社までの課題として日商簿記3級や2級を課す企業も一定数存在しており、企業からの評価は高いと言えます。

参考:簿記 企業が求める資格 | 商工会議所の検定試験

資格を持っていることは自己PRにもつながることから、特に日商簿記3級や2級については就活生からの人気が高く、就活が本格化する前に合格して他の就活生と差をつけたいと考える学生が多くみられます。

しかし「試験の難易度はどの程度なのか」「実際に就活の場で役立つのか」といった点がよくわからない方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、就活対策の一環として日商簿記に興味のある方に向けて、日商簿記3級・2級の内容、合格率、勉強時間とおすすめの受験時期について解説します。また日商簿記3級・2級のメリットとして、就活の場でどのような形でアピールにつながるのかをご紹介します。

日商簿記3級・2級の概要と難易度

ここでは、日商簿記の中でも3級・2級で問われる内容や必要な勉強時間、合格率について触れ、試験の難易度について解説していきます。

そもそも日商簿記とは

そもそも簿記とは、企業の経営活動を記録・計算・整理するための技能を指します。簡単なイメージとしては、収入や支出を管理する家計簿がそれに近いです。お金の流れを把握することで企業の財務状況を把握し、今後の経営判断に活かすことが目的です。

日商簿記は、この簿記に関する習熟度を測るために日本商工会議所が実施する検定試験です。2023年9月時点では、1級、2級、3級、簿記初級、原価計算初級が設けられています。

日商簿記3級の難易度

日商簿記3級では、商業簿記に関する知識や技能が問われます。商業簿記は、企業が外部と財やサービスを売り買いした際に、その取引を記録する際に使われます。決算書を作成し、経営管理者や取引先、出資者に適切かつ正確な報告を行うことが大きな目的です。

なお、日商簿記3級のレベルについては以下のように説明がされています。基礎的なビジネススキルの一つとして簿記を理解したい方に向いている試験と言えるでしょう。

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。(日本商工会議所公式サイトより引用)

試験時間は60分で、合格基準は70%以上となっています。合格率は平均して40%前後となっており、資格試験の中ではそれほど難易度は高くないと言われています。初学者が合格までに必要な勉強時間は100時間程度とされています。しっかりと対策を行うことで着実に合格を狙える試験と言えるでしょう。

日商簿記2級の難易度

日商簿記検定2級では、日商簿記3級で出題されている商業簿記に加え、工業簿記も試験範囲となります。工業簿記は、企業内部における各部門や各製品の材料や燃料、人力といった資源の投入を記録する際に使われます。生産に関する情報を適切に把握し、経営管理に活用することが大きな目的です。

また2級の商業簿記の範囲では、3級以上に深い理解が求められます。特に連結会計や税効果会計などは、初めて学習する方が躓きがちな範囲であると言われています。

なお、日商簿記2級のレベルについては以下のように説明がされています。簿記についてより深く理解し、実務に役立つ知識を身に付けたい方に向いている試験と言えるでしょう。

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。(日本商工会議所公式サイトより引用)

試験時間は90分で、合格基準は70%以上となっています。合格率は平均して20~30%となっており、3級と比べると難易度は格段に上がります。3級の学習経験者が2級の合格までに必要な勉強時間は250時間程度とされています。学習内容が幅広く、確実に合格するためには入念な対策が必要な試験であると言えるでしょう。

日商簿記3級・2級は就活で有利になる

ここまで、日商簿記3級・2級の概要をご説明しました。ここでは、日商簿記に合格したことを就活でアピールする方法を3つに分けてご紹介します。

①ビジネスシーンで役立つ知識を持っていることを示せる

簿記の知識があると有利な業界として、金融業界コンサル業界が挙げられます。投資銀行やコンサルティングファームのインターン(ジョブ)では、財務諸表を使用して企業の経営状況を把握することが求められたりします。特に日商簿記2級に合格することでこうした力が身に付くとされているため、これらの業界に関心のある学生は資格取得を目指すと良いでしょう。

また上記の業界以外でも、すべてのビジネスパーソンに必須の基本知識として簿記の勉強をしておくことは役に立ちます。試験に合格しておくことで経理や財務に関する知識があることの証明になるため、資格を持っていない学生に比べて一歩リードすることができるでしょう。

②会計分野に関心があることを示せる

一般に資格資格に合格することは、単に知識を持っていることの証明になるだけではなく、その分野に対して勉強意欲があることのアピールになります。

前述したとおり、簿記の知識が役立つ職種は多く存在します。しかし実務では、資格勉強で得た簿記の知識だけでは足りず、入社後も勉強していく姿勢が求められることがほとんどです。そのため、こうした分野に関心があることは大きなアピールポイントになります。

日商簿記に合格しておくことで、入社後にあなたが意欲的に新しいことを吸収し活躍する姿を面接官がイメージしやすくなります。資格の勉強にあまり時間を割けないという方に関しては、まずは比較的難易度の低い日商簿記3級にチャレンジしてみることをおすすめします。

また日商簿記は、一般に公認会計士試験や中小企業診断士試験、アクチュアリー試験などをはじめとするその他の上位資格への登竜門として位置づけられることが多いです。そのため、特にこれらの資格が必要な職種を受ける場合、日商簿記に合格したという実績をもとにして、「将来的に必要な資格取得を目指したいと考えている」と説得力の高いアピールをすることができます。

③合格に向けて努力した姿勢をアピールできる

分野に関する知識や関心だけではなく、資格試験に合格することそれ自体も就活でのアピールにつながります。

前述したとおり、特に日商簿記2級は難易度が高い試験です。そのため、このような難しい試験に合格したことを就活における自己PRやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)に使うことができます。

一般に資格勉強に関する話を就活の場で伝える場合、合格までの道のりで苦労したことや工夫したことをうまく言語化して伝えることが必要です。またなぜそもそも勉強をはじめたのかといったモチベーションや、どのくらいの時間を割いて勉強したのかといった定量的な情報を盛り込むことで、よりエピソードの解像度が高くなるでしょう。

日商簿記3級・2級をいつ受けるべきか

日商簿記3級・2級の受験を検討している方の中には、就活やその他活動との兼ね合いから、勉強スケジュールをどのように組み立てるかを悩まれている方も多いかと思います。

日商簿記3級・2級は以前は年3回の実施でしたが、2020年12月からCBT方式が導入され、受験者が自由に日付を選んで全国のテストセンターで受験ができるようになりました。そのため、自身の勉強度合いに合わせて受験スケジュールが組みやすくなりました。

ここでは、日商簿記のおすすめの受験計画を3つご紹介します。

①大学3年生の夏前までの合格を目指す

大学生活の中で比較的時間のある1, 2年生は、資格の勉強に最適な時期です。早い段階から学習を始めることで、無理のないペースで合格に向かうことができます。

特に夏インターンの募集が開始し、就活が本格化する大学3年の夏前までに日商簿記3級、できれば2級まで合格を目指すことをおすすめします。前述したように他の就活生と差をつけることができますし、その後の時間を就活に思う存分割くことができます。

②大学3年生の秋~冬での合格を目指す

夏インターンが落ち着いた大学3年生の秋から冬までの時期も、資格勉強におすすめです。多くの企業で本選考が始まる3月まで時間があるため、試験に合格するという形でアピールポイントをつくるというのも一つの手です。

また、大学3年生の秋はサマーインターンでの忙しさの反動で中だるみしやすい時期でもあります。就活対策の一環として、少し頭を切り替えて資格勉強に取り組んでみても良いかと思います。

③大学4年生の秋~冬での合格を目指す

既に就活を本格的に始めており時間が取れないという方に関しては、ひとまず就活に専念し、内定後に資格勉強を行うというのも戦略の一つです。

内定後から入社までの期間は時間があるため、腰を据えて勉強することができます。企業によっては入社までに日商簿記3級や2級の合格を必須としていることがあり、こうした内定者課題の存在は勉強のモチベーションにつながるでしょう。

日商簿記3級・2級はメリットが大きく就活生におすすめ

ここまで説明したように、日商簿記3級・2級の合格は就活生にとって多くのメリットがあり、就活対策の一環として受験することがおすすめな資格であると言えます。

就活における自己PRとしても使えるため、就活生の皆さんは日商簿記3級・2級の受験をぜひ検討してみてください。

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