【ベンチャー志望必見】ベンチャー5大疑問を徹底解説!~ベンチャー企業とは?成長できるの?向いている人は?どんな会社がある?面接で大切なことは?~

2024/06/04

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はじめに

こんにちは、外資就活 IT・ベンチャーチームです。

あなたはベンチャー企業について、どんなイメージを持っているでしょうか。

「Tシャツに短パンで自由な感じ」
「若い人が活躍している」
「新卒で入るにはリスキー」
「成長できそう」

など、いろいろな答えが返ってくるかもしれません。

上記で挙げたようなイメージが先行しがちなベンチャー企業ですが、今回はそんなベンチャー企業の疑問についてお答えします。

また、新卒採用を行っている主なベンチャー企業をいくつか紹介します。

疑問(1)ベンチャー企業とはなにか?定義は?

結論から言うと、「ベンチャー企業」には 明確な定義はありません 。主に 革新的なアイデアや技術をもとにして、新規のサービスやビジネスモデルを展開する企業 のことを指します。

ベンチャー(Venture)とは、英語で冒険的事業・利益を狙う投機・思い切ってするといった意味を持ち、ベンチャービジネスとはそのような冒険心あふれるスタンスでビジネスを行うことです。

そのため「ベンチャー企業」とは、まさにベンチャービジネス会社のことを指します。小規模〜中規模の会社が多いですが、いわゆる メガベンチャー と呼ばれる、 急成長・急拡大をしているベンチャー企業 もあります。

疑問(2)ベンチャー企業って本当に成長できるのか?

成長できます。ですが、自分次第です。

ベンチャー企業は大企業にあるような手厚い教育制度がありません。また、与えられた仕事を淡々とこなす事で報酬がもらえるわけではありません。

「誰かがやらなければ、会社がつぶれる」といったような極限の環境で行動することによって経験値が得られます。つまり、成果を出すために、自分自身で考えて実行に移すのです。人数が少ないため、 若手のうちから大きな意思決定に携わる機会 も、大企業よりは多いでしょう。

それがベンチャー企業における成長の元です。成長のために、出来ることは自分がやる、できないこともやるしかないという気概があれば、きっと刺激的な環境であるに違いないと思います。

疑問(3)ベンチャー企業に向いている人の特徴とは?

好奇心が強く、変化を楽しめる人

ベンチャー企業は社会に転がる「あんなサービスがあったらいいな」「こんなことが不便だな」という事柄を発見し、それを解決する新規のビジネスモデルをつくっています。常に世の中にアンテナを張り、その変化に即応できなければなりません。

メガベンチャーとして有名なサイバーエージェントでは、ES選考「最近興味を持っている技術について、興味を持っている理由と、その技術において新しくチャレンジしていることや学習していることがあれば教えてください」 という課題を出しています。

ここから分かるように、 ベンチャー企業に向いている人は新しいものに興味があり、常にサービスをアップデートさせていこうという気持ちがある人 だと考えられます。

企画や戦略を「実現」まで移すプレイヤーでありたい人

ベンチャー企業は、自社で企画したものを商品化し、マーケティングし、マネタイズする必要があります。主に戦略を担うコンサルティングファームや、実行フェーズを担うSIerとは違い、イチから事業を作りだすことから実行までを全て自社で担います。

戦略から実行まで一貫して事業を成し遂げるために必要な様々な業務を行うため、 どんな予想外の事象にも恐れず立ち向かう事が出来る人 が向いていると考えられます。社内環境も、「最後までやりきること」を強く意識している社員が多く、刺激を受けられるようです。

積極性に自信を持つ人

ベンチャー企業には 「自分から仕事を取りに行き、成果を出す」という取り組みによって経験が得られ、それが自身の成長につながる という特徴があります。

LINEのある社員は、「自分のやりたい仕事を見つければそれを優先してやらせてもらえる環境がある」と言っています。しかし、いわゆる指示待ちのスタンスで居続けると仕事がもらえないことが多く、仕事がないときも誰かが助けてくれる環境にはないため、 積極的に挑戦するマインドや課題発見が得意な人 でなければ居続けることは難しいです。

スピード感がある自由なベンチャー企業にいるからには、積極的に自分のやる気をアピールし、キャリアアップにつなげてみてはいかがでしょうか。

疑問(4)ベンチャー企業にはどんな会社があるのか?

ベンチャー企業に興味が湧いてきましたか?ここではトップ層の就活生に人気のベンチャー企業をいくつか紹介させていただきます。

企業ごとにも魅力や特長が異なってきますので、自分に合いそうな会社を見つけてみてください。

グリー:定量的な分析と福利厚生が魅力

『聖戦ケルベロス』等のゲーム事業、『GREE』などのSNS事業などを手がけています。最近はVR事業などにも力を入れており、革新的なビジネスを追い求める企業でもあります。全ての事業においてKPI管理や定量分析を大切にしており、ロジカルシンキングなどが身につくと評判です。
また、チームビルディングという制度があり、チームでの会食の補助も出るようです。他にも従業員向けのサービスが豊富であり、規模感は大きいが風通しが良い、メガベンチャーに近いベンチャー企業といえます。

選考感想例:
・論理的思考能力・コミュニケーション能力・ITへの興味関心・入社意欲等が重視されたように思う。(ビジネス職)
・普段から開発力を高めるために積極的に活動しておくことが、一番の選考対策になるように感じた。(エンジニア職)

グリーの企業詳細/グリーの選考体験記

Speee:若い人が多く、コンプライアンス意識が高い社風

Speeeは、「解き尽くす。未来を引きよせる。」というミッションを掲げ、未解決で成功者がいない領域にあえて挑み、事業開発を通じて連鎖的に課題を解き、日本のDXを率いる存在となることを目指しています。そのため、課題探索力や連鎖的な事業開発力、リーダーシップを身につけられるそうです。

そして、Speee LibraryやSpeee Lounge、ファミラブ休暇という制度が整っており、自主学習やワークライフバランスも重視しています。

選考感想例:
・自分の意思を持って、決断してきた過去や大学生活を通して、積極的に課題解決に向う姿勢が選考では重視されていた。(ビジネス職)

Speeeの企業詳細/Speeeの選考体験記

サイバーエージェント:実力主義でキラキラとした社風

サイバーエージェントは、収益の柱であるインターネット広告事業のほか、AbemaTVなどのメディア事業、ゲーム事業などでおなじみの広告ベンチャーです。女性社員がダンスを踊った動画が有名になるなど、華やかな社風があります。

ビジネス面でも実力主義、決定スピードが速いことなどが特長であり、「昨日決まった人事が今日実行される」といったこともしばしばあるようです。比較的大きな組織でいわゆる「メガベンチャー」と呼ばれていますが、次から次へと新しいことに挑戦してゆき、組織が変わってゆく変化に富んだ姿勢は大きくなっても変わりません。

選考感想例:
・役員の方以外は全員30代以下と全員若手だったが、さまざまな経験をされており、経営哲学なども皆さんしっかり持たれている印象だった。(ビジネス職)
・人柄を非常に重視していて、「素直でいいやつ」というのがキーワードになっているようです。(エンジニア職)

サイバーエージェントの企業詳細/サイバーエージェントの選考体験記

レバレジーズ:積極的な人が重宝され、スピード感の速さが魅力的

レバレジーズは人材・ITを切り口に新規事業を展開する会社です。新卒・中途社員問わず、能力とやる気があれば事業部長などに抜擢されるケースがあります。成長できるかどうか、楽しめるかどうかは主体的に動くか否かで評価され、決まるようです。また、皆が楽しく働けるように社内イベントなどが豊富であり、社員も気さくで親しみやすい人が多い雰囲気の企業です。

選考感想例:
・カジュアルな雰囲気と目標を高く切磋琢磨し合える関係という印象を持ちました。
・会社内でのミッションの浸透度が高く、社内が意識を持って一つの方向に向かっている印象を受けた。

レバレジーズの企業詳細/レバレジーズの選考体験記

DeNA:幅広い事業領域への知識・ビジネスへの高い感度が身につく

DeNAは1999年の創業以来、インターネットサービスを起点に、Eコマース、ゲーム、スポーツ、ヘルスケアなど、様々な領域に事業を拡大している企業です。ある事業で培ったノウハウを他の事業で活かすことができるような、幅広い知識を持つ人材育成に力を入れていることが特徴で、公募制度やクロスジョブ制度が充実しています。
また、 「挑戦」 するカルチャーがあり、新しいビジネスへ向き合い続ける思考体力が求められる会社なので、さまざまなことに挑戦したい人にはぴったりです。

選考感想例:
・コンサルとは違ってジェネラリストというよりは自分がビジネスを作り出したい意欲も強く感じた。(ビジネス職)
・厳しい状況でもやり切る胆力を持っているか、地頭、論理的思考力がある程度あるか、自分で思考する癖がついているかという3点を主に見られていたように感じる。(ビジネス職)

DeNAの企業詳細/DeNAの選考体験記

以上、有名なベンチャー企業を紹介していきました! 社風を感じ取るために是非、インターンや選考を受けてみてはいかがでしょうか?

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疑問(5)ベンチャー企業の面接で大切なこととは?

ここまで見てきてベンチャー企業の魅力が伝わったかと思います。

しかし中には「でもベンチャー企業の選考は難しそうだし・・・」と思う方もいるかもしれません。

そこで、ベンチャー企業の選考をいくつか突破してきた筆者が感じた、「ベンチャー企業の面接で重要なこと」を伝えていきたいと思います。

ベンチャー企業の面接で大切なことは、 「自分自身を面接官にさらけ出すこと」 です。初めて会った人に自分自身の価値観や経験をさらけだすなんて恥ずかしい、と思うかもしれません。また、就職活動では自分を良く見せようと面接官の前で演技するという人も少なくないかもしれません。

しかし、さらけ出すことの重要性は以下の2つのベンチャー企業の面接の特徴が関係しています。

1.フラットで話しやすい雰囲気
2.経験を深掘りされる

というのも、ベンチャー企業の面接を数社経験した方によると「面接官は学生と近い距離で、とてもフラットにお話を聞いてくれる」ようです。とても話しやすい雰囲気で、これまでの人生経験について質問してきます。リクルートやレバレジーズが良い例で、選考では「過去の経験によって何を学び、どう自分が変わったか」といったことを細かく問われるようです。

このような人生経験や人柄重視の選考をベンチャー企業が行う理由の一つは、試行錯誤のサイクルが他社と比較して早いため、自身の生活でもPDCAサイクルを回せる人間を欲しているからであると考えられます。過去の成功体験や挫折経験を整理し、それらの経験から何を学んでどう変わったかを自分自身で理解し、言語化して表現する必要があります。

この2点の特徴により、 ベンチャー企業の面接では「自分を面接官に対してさらけ出す」ことが大切だといえます。

いつもの自分をそのまま表現すればいいのです。だから、リクルートスーツを着る必要も面接でウソをつく必要もないベンチャーは魅力的ではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたか?ベンチャー企業の魅力が存分に伝わったでしょうか。

変化が好きで、何かを生み出すプレイヤーになりたいという熱い思いと積極性を持つあなたはきっとベンチャー企業に合うのではないでしょうか。また、社風も風通しがよく、明るい雰囲気であるため楽しく働けそうですね!

ベンチャー企業は大企業と違った魅力があります。キャリアの選択肢の一つとして是非考えてみませんか?

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