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こんにちは、外資就活ドットコム 編集部です。
ITコンサルとSIerは事業内容が重なる部分が多く、 違いが分かりにくい業界 です。本記事では選考の実測データから、この領域の全体像と対策の考え方を整理します。
なお「ITコンサルとSIerの事業上の違い」は別記事で詳しく扱っています。本記事は 業界全体の選考スケジュールと対策 に焦点を当てます。
1. この領域の選考ステップ
選考体験記375件(2025卒以降・公開分)で、各ステップが実施されたと報告された割合です。
| 選考ステップ | 実施率 |
|---|---|
| エントリーシート | 95.5% |
| 個人面接 | 88.8% |
| 筆記試験・WEBテスト・適性検査 | 71.5% |
| グループディスカッション | 33.9% |
| その他の選考(ジョブ・インターンなど) | 14.1% |
| 説明会 | 8.5% |
GD実施率33.9%は中程度 です。同じ集計方法ではFAS・M&A70.7%、シンクタンク48.7%、日系メーカー4.0%、銀行・信託9.6%。 コンサル寄りの企業ほどGDが増え、SIer寄りほど減る 傾向があります。
ESが95.5%とほぼ必須 、筆記も71.5%で実施されます。
2. 内定者の文理比はほぼ半々
内定報告のある体験記603件では 文系48%・理系52% とほぼ拮抗しています。
「IT=理系」という印象がありますが、 この領域は文系からの内定が約半数 です。とくにITコンサル側は文系比率が高くなります。プログラミング経験が必須という前提は、多くの企業で当てはまりません。
内定報告が多い大学
| 大学 | 内定報告数 |
|---|---|
| 慶應義塾大学 | 93人 |
| 早稲田大学 | 79人 |
| 大阪大学 | 33人 |
| 東京大学 | 32人 |
| 京都大学 | 20人 |
| 東京工業大学 | 20人 |
外資就活ドットコムに投稿された選考体験記の集計であり、各社の公式発表や実際の採用実績ではありません。上位大学・外資志向の利用者が多いため分布は偏ります。絶対値ではなく、他業界との相対的な違いを読む用途で使ってください。
3. 28卒 選考スケジュールの考え方
- 4〜6月 :サマーインターンのES・選考。コンサル寄りの企業はここが主戦場
- 6〜8月 :サマーインターン本番
- 9〜12月 :秋冬インターン、早期選考が動き始める
- 1〜3月 :早期選考が本格化。SIerは3月の本選考にも大きな枠が残る
4. 対策の優先順位
① ES(実施率95.5%)
ほぼ全員が通ります。「なぜITか」「なぜコンサル/SIerか」の2段階を書き分けられるかが分岐点です。
② 筆記・Webテスト(実施率71.5%)
この領域は CAB形式が使われることがある のが特徴です。形式別の対策は企業別Webテスト形式マッピングとWebテストの見分け方で確認してください。
③ GD(実施率33.9%)
約3社に1社で実施されます。コンサル寄りの企業を志望するなら対策は必須です。
④ 個人面接(実施率88.8%)
研究・ガクチカに加え、 「なぜ事業会社のIT部門ではなく、支援する側なのか」 が問われやすい領域です。
5. 主要企業の完全ガイド
【28卒】アビームコンサルティング完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】ベイカレント・コンサルティング完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】シンプレクス・ホールディングス完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】フューチャー(フューチャーアーキテクト)完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】NTTデータ完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】富士通完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】NEC完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】日本IBM完全ガイド|選考フロー・面接対策
【28卒】日鉄ソリューションズ(NSSOL)完全ガイド|選考フロー・面接対策
他業界と比べてどうか(11業界の選考ステップ比較)
外資就活ドットコムの選考体験記を業界ごとに集計し、各ステップの実施率を並べたものです(いずれも2025卒以降・公開分)。 同じ集計方法で横に比較できる ため、併願先を決めるときの対策配分の判断に使えます。
| 業界 | ES | 個人面接 | 筆記 | GD | ジョブ等 | 説明会 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FAS・M&A・監査法人 | 95.7% | 100.0% | 85.9% | 70.7% | 22.8% | 9.8% |
| シンクタンク | 96.8% | 84.8% | 67.1% | 48.7% | 15.2% | 5.7% |
| ITコンサル・SIer | 95.5% | 88.8% | 71.5% | 33.9% | 14.1% | 8.5% |
| デベロッパー・不動産 | 98.7% | 84.1% | 79.0% | 21.7% | 9.6% | 3.2% |
| 保険 | 98.2% | 69.4% | 81.1% | 19.8% | 9.9% | 4.5% |
| 外資メーカー・消費財 | 97.1% | 87.7% | 84.1% | 16.7% | 30.4% | 36.2% |
| 公的金融 | 100.0% | 55.9% | 60.2% | 12.9% | 9.7% | 5.4% |
| 日系証券 | 98.4% | 82.9% | 72.5% | 11.9% | 7.8% | 2.6% |
| 銀行・信託銀行 | 98.2% | 88.3% | 70.0% | 9.6% | 4.8% | 3.3% |
| 日系メーカー | 94.3% | 81.9% | 71.8% | 4.0% | 10.3% | 9.5% |
| 外資IT | 96.6% | 83.2% | 59.7% | — | 27.7% | 21.8% |
※外資ITはGDの報告が集計対象期間になかったため「—」としています。
この表から言えること:
- GDの比重は業界で10倍以上違う (FAS・M&A70.7% ↔ 日系メーカー4.0%)。GD対策に時間を割くべきかは、志望業界の並びで決まります
- 筆記が最も重いのは外資メーカー・消費財84.1%と保険81.1% 。逆に外資IT59.7%・公的金融60.2%は軽め
- ESはどの業界も94%以上 。ここだけは志望業界に関係なく必須です
- 説明会・ジョブの比重が高いのは外資系 (外資メーカー36.2%/27.7%、外資IT21.8%/30.4%)。日系は選考が始まってから勝負、外資は接点から評価が始まる傾向が読み取れます
併願先が決まったら、この表で「自分が受ける業界群の平均像」を作ってください。GDが重い業界を含むなら対策必須、筆記が重い業界が多いなら年内に終える、外資中心なら説明会・インターンの参加を前倒しする——と、配分の判断がつきます。
6. よくある質問(FAQ)
Q. プログラミング経験は必要ですか?
A. 内定報告のある体験記603件のうち 文系が48% を占めており、経験が必須という前提は多くの企業で当てはまりません。ただし技術職採用は別枠のことがあるため、募集要項で採用区分を確認してください。
Q. ITコンサルとSIer、どちらを受けるべきですか?
A. 併願する人が大半です。ただし 選考の重さが違います (GD実施率はITコンサル寄りほど高い)。詳しい比較はITコンサルとSIerの違いをご覧ください。
Q. GD対策はどの程度必要ですか?
A. 実施率33.9%で、 3社に1社では実施される 水準です。コンサル寄りの企業を含むなら準備してください。
7. 関連する選考対策ガイド
【志望動機】志望動機の書き方 完全ガイド
【ES書き方】ESの書き方 完全ガイド
【ガクチカ】ガクチカ 完全攻略ガイド
【面接質問50選】面接で聞かれる質問50選
【GD対策】GD 完全攻略ガイド
【Webテスト】Webテストの見分け方 完全ガイド
【企業別テスト形式】企業別Webテスト形式マッピング(255社)
まとめ
ITコンサル・SIer領域は ESがほぼ必須、筆記7割、GDが3社に1社 という構成です。そして 内定者の文理はほぼ半々 で、文系からの道は十分に開かれています。ITコンサル寄りかSIer寄りかで選考の重さが変わるため、志望企業の並びに応じて対策の配分を決めてください。
外資就活ドットコムでは、選考体験記・ES設問・面接質問を無料で閲覧できます。志望企業の選考フローを事前に把握し、対策の精度を上げてください。
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