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こんにちは。商社、デベロッパー、広告業界から内定を獲得した慶應生の者です。
今回は、多くのトップ就活生が併願し、そして悩むであろう「総合商社」「デベロッパー」「広告代理店」という3つの業界について、そのビジネスのリアルと、求められる人物像の違いを比較解説します。
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【商社・デベ・広告】全体像と魅力の比較② 総合商社編「壮大な夢と、そろばん勘定の両立」
【商社・デベ・広告】全体像と魅力の比較③ デベロッパー編「地図に残る仕事」の誠実さと執念
【商社・デベ・広告】全体像と魅力の比較④広告代理店編 ビジネスとしてのクリエイティビティ
私がこの三業界を併願した理由と、就活で気づいた「共通の問い」
就職活動を始めた当初、私は「スケールの大きな仕事がしたい」「若いうちから成長したい」「社会にインパクトを与えたい」といった、多くの学生が抱くであろう漠然とした動機から、これらの業界に興味を持ちました。商社は「モノ・カネ」を動かして世界経済の血流となり、デベロッパーは「ハコ(空間)」を創って人々の生活の舞台を整え、広告は「情報・心」を動かして社会のムーブメントを創り出す。それぞれのアプローチは違えど、社会の根幹をダイナミックに動かしている点に、共通の魅力を感じたのです。
選考を進め、数十人もの社員の方々とお会いする中で、私はこの三業界に共通する、ある本質的な問いに気づきました。それは 「既存の価値観や枠組みを疑い、新たな価値(バリュー)を定義し、創造できるか?」 という問いです。
商社は、単にモノを右から左へ流すだけでなく、事業投資を通じて新たな産業構造を創り出す。デベロッパーは、単に建物を建てるのではなく、新たなライフスタイルや文化、つまり「時間の過ごし方」を提案する。広告代理店は、単に広告を作るのではなく、新たなブランド価値や市場そのものを創り出す。
この「価値創造」という共通項を理解した時、私の就職活動の軸は明確になりました。この記事が、皆さん自身のキャリアを考える上での、解像度の高い地図となることを願っています。
ビジネスモデルの解体:それぞれ、何で儲けているのか?
各業界のビジネスの仕組みを、もう少し踏み込んで理解しましょう。
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