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「総合商社か、外コンか」 ——W内定者なら誰もが一度はぶつかるこの問い。年功序列で2,000万円が見える商社のレールか、市場価値の上振れを狙う外コンか。御三家・東大卒で新卒から総合商社に身を置き、X・noteで難関キャリアの就職・転職情報を発信する寄稿者「 丸菱商事マン 」氏が、両業界の年収・市場価値・転職市場のリアルを"内側からの肌感覚"で書き下ろします。
・「市場価値が高い外コン/低い商社」という通説の正体と、その例外パターン
・MBB出身の若手が増え続ける中で起きつつある、"元コンサル"市場の飽和
・トレイニー制度と川下事業拡大が変えた、総合商社の転職市場の特殊性
・30代を境に商社マンと外コンの市場価値が逆転する、世代別の生存戦略
・「いつでも何にでもなれる」MBB ×「腹を括って深く潜る」総合商社、二つのキャリア観
総合商社に落ちる東大生、受かるMARCH生
「年収2,000万のレール」と「3,000万の上振れ」——両者の前提条件
「総合商社か、外コンか」。これほど誰もが悩むテーマは他にありません。
外銀IBDの門戸は狭く、毎年の採用枠は数えるほど。一方で総合商社は、五大商社に限っても総合職採用人数は500人を超えています。またMBBを始めとする外資戦略コンサルも近年、採用数を拡大しつつあります。結果として、「 外コンと総合商社のW内定で悩む 」というぜいたくな悩みを抱える就活生は、思いのほか多いように見えます。
商社:失敗しなければ多くが届く「2,000万円のレール」
もちろん、三菱商事に入れば年功序列のレールに乗っかるだけで、30代には年収2,000万円プレイヤーです。ここに海外駐在が乗れば、可処分所得はさらに跳ね上がります。住宅補助、駐在手当、教育費補助まで含めれば、日本企業というカテゴリの中では、ほぼ最強と言っていいでしょう。
しかも、この2,000万円という数字は「一部のスター社員だけ」の数字ではありません。極端な話、大きな失敗さえしなければ多くの社員が到達する世界です。これは現在の日本企業の中では、かなり異常なほどの高水準と言わざるを得ません。
外コン:20代で1,500万、上振れで3,000万
とはいえ、外コンの上振れ期待も無視できません。20代で年収1,500万円超。若くしてマネージャーへ昇進すれば、年収3,000万円も容易に見えてきます。さらに転職市場では常に引き合いがあり、PEファンド、ストックオプション付きスタートアップCxO、外資事業会社幹部……と美味しい話には事欠きません。
「市場価値が高い外コン、市場価値が低い商社」は本当か
"元"MBBが向かう次のキャリア/総合商社の転職市場の特殊性/30代を境に逆転する生存戦略
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