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就活に縛られない!海外大学院を選んだワケ

はじめに

就活、ゼミ、バイト、友人、家族、全てが充実している日本での生活に縛られている人も多いのではないでしょうか。確かに、経済的理由、治安や衣食住の不安など、留学にネガティブな印象を持つ方もいるかもしれませんが、夢や目標に向かって挑戦しやすいのは今です。近年、各大学の留学制度の充実や、「トビタテ留学JAPAN 日本代表プログラム」という新しい奨学金システムの導入によって、留学しやすい環境が整いつつあります。海外名門大学、大学院への留学も、目標を持ち、しっかり対策することで、難しくなくなってきました。

今回は、世界屈指の名門大学であるコロンビア大学の大学院に合格された方に、海外大学院を選択した経緯と、入学の難しさについて伺いました。就活以外の選択肢を知りたい方、海外大学院を目指している方の参考になればと思います。

筆者について

私は日本の大学をこの春卒業し、秋から米国のコロンビア大学の大学院に進学することになりました。
日本の大学から米国をはじめ、海外の大学院へ行く人はまだまだ多くはないと思います。そこで、私がなぜ海外大学院へ応募するにいたったのか、経験に基づいて書いていこうと思います。海外の大学、大学院を目指す人にとって参考になれば幸いです。

周りを気にして諦めていた海外

私は小学生の時から毎週、外国人の先生に家で英語を教わっていたためか、小さい頃からアメリカにすごく興味を持っていました。

高校受験の時はアメリカの高校へ行くことも視野に入れていました。しかし、第一志望だった日本の高校に受かり、そこはとても偏差値が高かったため、蹴ってまでアメリカの高校に行く勇気はありませんでした。当時、私自身が、上位校に合格したことで得られるステータスなどを重視していた、というものも一つの理由であると思います。

それでもやはりアメリカに行きたいという気持ちが強かったので、大学に入ってから交換留学に行くことを決意しました。

人生を変えたアメリカ交換留学

私は学部3年の秋から1年間アメリカに交換留学しました。その経験を通じて価値観が180度変化し、「日本では周りからの目を気にして生活している人が多いんじゃないか」と感じるようになりました。

日本で過ごすうち、私はいつの間にかステータスを気にして生活するようになってしまっていました。大学に入り、就活を考える時期になると、周りに外資系投資銀行志望の人が増えてきます。なぜ投資銀行に勤めたいのかという質問をすると、「金融業界に興味がある」というよりは「外銀に勤めているおれかっこいい!」というステータス獲得のために就職を考えているという人が多い印象を受けました。

実際に私も大学3年生までは周りと同じように外資系投資銀行を目指していました。
今考えるとその理由は「かっこいいから。お金がいっぱいもらえるから」という理由だけだったと思います。「投資銀行のどの部門でどういった仕事をしたいか」と問われても明確に回答できる自信はありませんでした。なぜこの業界を志望したかと問われ、準備していた答えをすらすら言うことは出来ましたが、どことなく嘘をついているという感覚が頭の隅にありました。

しかし、学部3年の時に留学を経験したことによって、だんだん周りの目を気にすることがなくなり、自分らしくいられるようになりました。アメリカは「自由の国」というだけあって、みんなが違って当たり前、それぞれの人のユニークさを尊重する風潮があり、とても居心地が良かったです。

そうした中で自然と「ほかの人と同じことをしなくてもいいんだ、他の人と違うことをしても変な目で見られることはないんだ」という安心感が生まれ、結果として自分が本当にやりたいこと、興味があることはなんだろう、ということを考え直す余裕ができ、興味のあることを将来の職業にしたい!と考えるようになりました。

「妥協はしたくない」 海外大学院を選んだワケ

海外大学院を選んだ理由は二つあります。まず、自分が本当に興味のあることを真剣に勉強しようと考えたからです。留学に行ってから実感したのは、アメリカの大学生はみんな勉強に本気で取り組んでいるということでした。

この点は日本の大学との一番の違いだと思います。留学に行ってから、真剣に勉強する友人の影響もあり、勉学に一生懸命になるのも良いことだなと価値観が広がりました。

二つ目は後悔したくないと思ったからです。留学に行ってみて感じたのは、4年間アメリカの大学に通っていれば、勉強に対する態度や価値観が変わっていたんだろうな、という漠然とした後悔でした。そしてこの後悔に気付けたのにもかかわらず、帰国して日本で就職したら、日本での生活に揉まれるうちにアメリカで感じたこの強い気持ちを忘れてしまうと危機感を抱きました。「日本で一生、生活しようかな」と妥協したくなかったです。

将来年をとった時に「やっぱりあの時アメリカに行っておけばよかったなぁ」と今回と同じように後悔するのだけは絶対に嫌だったので、自分の気持ちに正直になってアプライをしようと思いました。

試験、書類、推薦状 追われる海外大学院準備

学校や学部によっては書類審査後に面接があることもありますが、アメリカの大学院は書類審査がメインです。その際、必要なものがGREのスコア、TOEFLのスコア、GPA、SoP(Statement of Purpose)と呼ばれる志望動機などを書くエッセイ、レジュメ、推薦状です。GPAが確認できる学部時代の成績表を郵送しなければならない以外は、これらをオンラインで提出するのが主流となっています。

アメリカの大学院はだいたい入学する前の年の11月~入学年の2月頭までに締切があります。本来ならば、それに向けて早い段階から準備をする必要がありましたが、私が海外大学院へアプライをしようと決意したのは、留学から帰国した4年の7月でした。そのため、急いでGREや志望動機をはじめとするアプライに必要な書類の準備をしました。(GREとは米国の大学院に進学する際に用いられる共通試験)
帰国後から2月上旬までは、ほぼ全ての時間をアプライに費やしたと言っても過言ではありません。

(1)試験
具体的には、大学院アプライを考え始めた当初から、対策に時間がかなりかかるGREから取り掛かりました。

ただ、一つの難しいポイントがありました。それは“GREの参考書があまり手に入らない”ということです。そもそも日本から海外大学院に行く人が少ないからか、海外大学院のアプライについての情報を得ることが難しい、という前提があると思いますが、その中でも最初に私がぶつかった壁がは「GREの単語本が売っていない」という現状です。実際に私は中国から中国語で意味が書いてある単語本を入手し、日本人の友達はアマゾンで単語の意味が英語で説明してある本を買っていました。ただでさえ多いGREの単語、自分の一番慣れている言語で覚えたい!という思いがあったので、少し大変なスタートとなってしまいました。

8月末にGREの試験を終え、そこから受験校選びを始めました。

(2)受験校選び
学校選びは自分の学びたいことに特化した授業があるところなどを調べ、ランクをある程度分散させてアプライしました。(例えば、難易度の高い学校だけにアプライするとリスキーなため)そして同時進行で、推薦状と並んで最も重要だと言われる志望動機(Statement of Purpose)を書き始めました。

9月末に学校が始まると、推薦状をお願いする先生へのアポを取りはじめました。それ以降はひたすら志望動機の直しと推薦状のお願いとアプライの繰り返しを2月頭まで行うという運びでした。

(3)推薦状確保
推薦状は、だいたいの学校は3通要求していて、学部からそのままアプライする場合は学術面でのことがわかる人から2通、インターンなど仕事面でのことがわかる人から1通必要です。

これをお願いすることや、締切期限までに提出してもらうという作業が精神的に辛かったです。というのも、推薦状を書く方もオンラインでの提出になるのですが、学校によって締切が違うので、締切が近づく度に心苦しいながらも催促をしなければならないからです。他の提出物と違って、こればかりは自分一人の力ではどうにもなりません。大学の早い段階から大学院進学を考えている場合は、早い段階から推薦状をお願いできるよう教授とコネクションをつくっておくことがとても重要になってくると思います。ゼミはもちろん、教授に自分のことをわかってもらえるような少人数のクラスをとることも一つの手です。

だいたいの学校は2月末から3月中旬に合格通知をします。そして4月15日までにそれぞれの学校に行くかどうかの返事をしなければなりません。

私は最後の最後まで西海岸の大学院に行くかコロンビア大学に行くかで迷いましたが、学ぶ環境や卒業後のことなど総合的に考えた結果、最終的にはコロンビア大学に行くことに決めました。

おわりに

自分の周りの大部分の人が就職活動をする中、自分だけ人と違う道に進むことは勇気のいることだと思います。入学手続きも簡単なものではありません。しかし、一旦決心して行動し始めると、案外気持ちもすっきりしてどんどん突き進めるものです。新しい分野を学ぶことや海外で働くことなど、知見を広げるチャンスかもしれません。何かを犠牲にするのではなく、得るための選択肢として考えてみてもよいのではないでしょうか。

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